コーエーテクモ、オンラインゲーム3タイトルのサービスを再開
補填措置として一律34日分の無料プレイ期間を加算。返金処理にも対応
株式会社コーエーテクモゲームスは3月28日、東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)の影響でサービスを休止していたオンラインゲーム3タイトル(「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」、「真・三國無双 Online」)のサービスを本日20時に再開したと発表した。3月14日にサービスを停止して以来、14日ぶりのサービス再開となる。GAMECITYでは、“プロジェクトメンバー一同”の名前でコメントを寄せている。
【「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」、「真・三國無双 Online」プロジェクトメンバー一同】
「オンラインゲームは、インターネットを介し、離れた地域に住む多くのプレーヤーが全国各地から集い、楽しむものです。当社ではオンラインゲームを通し、リアルタイムにコミュニケーションを取りながら共通の目的を達成する喜びを提供してまいりました。そこで皆様が織り成す交流は、単にゲームを達成するだけに留まるものではありません。 現在、震災より2週間以上が経過しましたが、未だ被災地やそれを取り巻く状況は厳しいものがございます。しかしながら、我々がオンラインゲームのサービスを再開することで、人と人とが絆を深め合い、復興への後押しになればと祈念しております」
再開の案内の中には後日発表としていた定額制タイトルの補填に関する告知も行なわれている。「信長の野望 Online」、「大航海時代 Online」のアカウントを持つすべてのユーザーを対象に、3月28日から4月30日までの34日間を一律無料とするというもので、これは震災前に有効期限が切れていたユーザーも含まれる。
また、3月14日時点でプレイ期間が残存していたユーザーについては、補填の34日間に加えてさらに無料期間を延長する。これは3月11日、12日の2日間も含まれ、3月14日時点のプレイ期間に加え、2日分加えた日数を補填する。
さらに返金を希望するユーザーについては、震災による長期間のサービス停止という事情を踏まえ、停止期間分の日数を上限に対応する。返金手続きの申し込み方法等の詳細については後日案内するとしている。
(2011年 3月 28日)