Thrustmaster、「GT5」推奨のハイエンドハンコン「T500 RS」を正式発表
欧米では1月5日、499ユーロで発売、日本発売も決定
仏Guillemot Corporation傘下のペリフェラルメーカーのThrustmasterは現地時間の12月23日、新型のステアリングコントローラー「Thrustmaster T500 RS」を正式発表し、欧米で1月5日より出荷を開始することを明らかにした。価格は499ユーロ(約54,000円)。リリースによれば1月25日より日本での発売も行なうことを表明している。価格は明らかにしていないが、「グランツーリスモ・ドットコム」によれば59,800円を予定。ただし、日本での取り扱い代理店は現時点で未定となっている。
アルミの質感がたまらない高級感あふれるステアリングホイール |
フルアルミ製のフットペダル |
「Thrustmaster T500 RS」は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション 3用カーライフシミュレーター「グランツーリスモ 5」向けに開発されたハイエンドのステアリングコントローラー。プレイステーションおよび「グランツーリスモ 5」のオフィシャルプロダクトとなる。
製品構成はステアリングホイールおよびフットペダルのセットで、そのデザイン思想は、一切の妥協を廃した徹底的なハイエンド志向となっており、その価格は円高傾向が続く現在の相場で5万円を超える。ホイールとペダルの両方に実写同様のアルミが採用され、その重量はホイールで4.6kg、ペダルで7.3kg。ホイールは実写並みの直径30センチを確保し、ボタン類をまとめた中央のスポーク部分は削りだしのアルミ製となっており、工芸品としての美しさも備えている。
ホイールのステアリング精度は「H.E.A.R.T(HallEffect Accurate Technology)」と呼ばれる独自のテクノロジーを採用し、16ビットの磁力センサーが6,5536ステップの解像度でセンシングすることで正確なステアリングワークを可能としている。フォースフィードバック機能は、軸トルク150Nm、出力65wのモーターを搭載し、正確かつ強烈なフィードバックを実現。ロックトゥロックは3回転(1,080度)をサポートしている。
一方、フルアルミ製のペダルは、強固なフットレストを備えた3ペダル。ペダル配置を換えることでF1スタイル、GTスタイルの切り替えが可能で、プレイする車種に応じて最適なポジションでドライビングを楽しむことができる。また、さらに上を目指す人のために、後日、独立したHパターンシフトの発売も予定しているという。
なお、「Thrustmaster T500 RS」の購入者には、「Shelby Cobra 427 S/C ChromeLine」をPlayStation Storeからダウンロードできるプロダクトコードが付いてくるキャンペーンを実施する。日本では代理店が未確定なのが気になるところだが、まずは代理店からの正式発表を待ちたいところだ。
【ステアリングホイール】 | |
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ステアリング精度が高いだけでなく、3回転のロックトゥロックをサポートし、フォースフィードバック機能も完備するなど、必要な機能を全部詰め込んだホイールとなっている |
【フットペダル】 | |
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フットペダルは接地面を切り替えることで2つのポジションでプレイ可能。こちらはF1スタイルで、上掲の状態がGTスタイル |
(C) Thrustmaster
□Thrustmasterのホームページ
http://www.thrustmaster.com/
□プレスリリース
http://www.thrustmaster.com/News.aspx?ActualiteID=405
(2010年 12月 24日)