C&Cメディア、WIN「SEKIHEKI」アップデート実施

「三国志 -SEKIHEKI-」に改名し「赤壁の戦い」を実装


11月29日 アップデート実施



 株式会社シーアンドシーメディアは、Windows用MMORPG「SEKIHEKI」のアップデートを11月29日に実施した。本作はこのアップデートに合わせて、タイトルを「三国志 -SEKIHEKI-」に変更している。

 アップデートでは、大規模PvP「赤壁の戦い」が実装された。「赤壁の戦い」は三国志において最も有名な戦いの1つで、長江に浮かぶ船団の上で戦う。従来の国戦の2倍以上の広さがあるマップで、船を操縦して味方を敵地に運んだり、船に搭載された砲台で敵の船団に攻撃するといった新要素が用意されている。戦いはレベル60~80のプレーヤーを対象とした「前哨戦」と、「猛将レベル」以降のプレーヤーが参加できる「決戦」に分かれて行なわれる。


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長江の水上を舞台にした大規模PvPコンテンツ「赤壁の戦い」。船を使った新たな要素も実装されている

 猛将レベルは、レベル80を超えたプレーヤーが「猛将クエスト」を達成することで移行するもので、新たに猛将レベル1からスタートとなる。猛将レベルのプレーヤーは、クエスト達成やモンスター討伐により、経験値ではなく「見聞値」を獲得でき、これを消費して猛将レベルを上げられる。猛将レベルは30まで開放されており、同時にスキルレベルの上限も開放されている。

 猛将レベルのプレーヤー向けの新装備は、攻撃、防御、治療のいずれかを重視した装備を選んで使用できる。装備の成長要素は従来の5段階から20段階へと拡張され、一定以上成長させるとセット効果も発動する。また装備の成長に使用する宝玉には、10種類の「上位宝玉」が追加された。これにより宝玉の組み合わせで発生する秘呪効果も多数追加されている。合わせて、キャラクターのステータスを強化する宝物にも、高級宝物が追加されている。


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猛将レベルが実装され、新たな装備品も入手できるようになった。装備の成長も20段階まで開放されている

 猛将レベルのプレーヤーのみが入れる新フィールドも追加された。猛将レベル1から20までのプレーヤーを対象とした「洛陽」は、董卓によって焦土と化した土地で、廃墟になった古城と、復興しつつある都が存在する。フィールドには董卓軍の残党や、新たな都を狙う盗賊がモンスターとして現われる。また猛将レベル21以上を対象とした「草原」は、遊牧民族の村を中心とした広大な草地で、動物型のモンスターが多数出現する。


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猛将レベル1から20までのプレーヤーを対象とした新フィールド「洛陽」
猛将レベル21以上を対象とした新フィールド「草原」

 武器においては、18種武器の完結となる新武器「槌」と「釵」が追加された。「槌」は両手に持った大型のハンマーで敵を殴る武器で、スキルの発動は遅いものの、相手の防御を破壊でき、豊富な状態異常スキルも持っている。「釵」は、手裏剣のような小型の投剣と、十手のように先が分かれた槍状の武器を組み合わせたもので、投剣での先制攻撃や近距離での素早さが特徴。


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大型のハンマーで、豊富な状態異常スキルも持つ「槌」
投剣と槍状の武器で距離を問わず戦える「釵」

 新種族「蛮族」も追加されている。南蛮の火神祝融の後裔と言われる祝融夫人を最高教祖とした異民族で、「槌」と「釵」を最初から装備できる。また既存の勢力である「中原」に比べて、攻撃力やクリティカル耐性が上昇しやすい。初期フィールドは、新エリア「川南」となる。


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新種族「蛮族」。「中原」のキャラクターとは成長の傾向が異なる

 このほか、インターフェイスの変更や露天キャラクターの変更、スキルバランス調整などの仕様変更も加えられている。

 同社はアップデートを記念したファッションセットや、新くじ「三国宝袋 -新生-」など、新アイテムの販売も開始する。また11月29日と30日の各日20時から23時まで、SEKIHEKIアイテムチケット(ST)10金、30金、50金、100金の各アイテムチケットが、それぞれ10%増量される。さらにST55金、110金を購入するたびに、既存の宝玉を新宝玉に転化するアイテム「一目神符」がプレゼントされる。


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「蛮族ファッションセット」「生誕ファッションセット」
新くじ「三国宝袋 -新生-」で入手できる新騎乗ペット「金麒麟」と「木牛流馬」

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(2010年 11月 30日)

[Reported by 石田賀津男]