カプコン、iPhone/iPod touch「カプコンアーケード」

「ストII」、「大魔界村」などを忠実移植、基本プレイ無料


11月4日 配信開始

価格:無料(アイテム課金制)



アプリを起動すると、ゲームセンター風の画面が表示される

 株式会社カプコンは、iPhone/iPod touch用ゲームアプリ集「カプコンアーケード」の配信を11月4日に開始した。価格は無料で、アイテム課金制を採用する。

 「カプコンアーケード」は、“ゲームセンターを身近に”、“カプコンの名作ゲームを続々配信”をキーワードに、「iPhone上にゲーセンを立ち上げた」というアプリ。アプリを起動すると、ゲームセンター風の店内が表示され、そこに並んでいる筐体から遊びたいゲームを選ぶと、各ゲームへと遷移する。

 遊べるゲームは、対戦格闘「ストリートファイターII」、アクション「大魔界村」、シューティング「1942」、アクション「戦場の狼」の4タイトル。いずれも同社が発売したアーケード版を忠実に移植した内容となる。さらに今後も毎月1本のペースで新たなゲームが追加される予定で、次回は「あの“四天王”がついに参戦?! するゲーム」が登場する。


【スクリーンショット】
「ストリートファイターII」
「大魔界村」
「1942」
「戦場の狼」

 ゲームプレイには「チケット」が必要になる。1日限定のフリーチケットが毎日3枚補充され、各ゲームを3クレジット分まで無料でプレイできる。それ以上プレイしたい場合は、10枚セットの「コイン」が115円で購入できる。また同じゲームをとことん遊びたい場合は、350円でゲーム台を購入すれば、そのゲームは無制限にプレイできる。


【スクリーンショット】
1日3枚の「フリーチケット」で物足りなければ、10枚115円の「コイン」を購入すれば続けてプレイできる1つのゲームをやりこみたいなら、350円でゲーム台を購入できる

 各ゲームには、アーケード版そのままの難易度の「オリジナルモード」と、iPhone/iPod touch向けに調整された「iPhoneモード」の2つの難易度が搭載される。それでも難しいという人に向けては、「お助けアイテム」を各115円で販売する。例えば「戦場の狼」で5回まで攻撃に耐えられるアイテムなどがあり、1度購入すれば永続的に効果が得られる。


【スクリーンショット】
当時そのままの辛めな設定のアーケード版だけでなく、iPhone/iPod touch向けにバランスを調整した「iPhoneモード」も用意キャラクターを強くするなど、ゲームの難易度を下げるアイテムも販売される

 このほか、ゲームを一定回数プレイするなどの条件をクリアすると、当時のポスターやチラシなどの画像が手に入るアチーブメント機能を搭載。またTwitterやFacebookにゲームの獲得スコアを投稿できる連動機能も用意されている。


【スクリーンショット】
当時のポスターなどの画像をアチーブメントとして用意TwitterやFacebookとも連動する

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(2010年 11月 4日)

[Reported by 石田賀津男]