マウス、3D立体視標準対応のゲーミングノートPCを発売
120Hz液晶、ブルーレイ、NVIDIA 3D Vision搭載で189,840円


10月22日発売

価格:189,840円


これ一台で3D立体視対応ゲームや、3D立体視化したDVD、Blu-ray 3Dを楽しめる

 株式会社マウスコンピューターは10月22日、ゲーミングPCブランド「G-Tune」において、3D立体視の視聴に最適化されたゲーミングノートPCの発売を開始した。価格は、NVIDIAの3D立体視ソリューション「NVIDIA 3D Vision for GeForce」を同梱し、189,840円。

 3D立体視対応のゲーミングノートPC「NEXTGEAR-NOTE i710SA6-3DV」は、ゲーミングPCとしてハイスペックな環境を整えながら、なおかつ3D立体視の視聴に最適なハードウェアおよびソフトウェアを搭載したノートPC。

 液晶は3D立体視映像を表示するために左右60Hz表示を実現した120Hz対応の15.6インチ光沢液晶(1,366×768ドット)を搭載。CPUはCore i7-740QM、GPUはNVIDIA GeForce GTS360M(ビデオメモリ1GB)、HDDは500GB(シリアルATA II)、OSはWindows 7 Home Premiumなどとなっている。

 光学ドライブにはブルーレイディスクドライブを採用しており、標準搭載のNVIDIA 3D Vision for GeForceとCyberLink Media Suite 8.0 for Blu-rayを利用することで、3D立体視対応ゲームのみならず、Blu-ray 3Dの視聴も可能となっている。ハードウェア的には、USB3.0やセパレートタイプキーボードを採用するなど、PCとしての使い勝手にも工夫している。

 留意点としては、ビデオカードがDirectX 10.1世代であるため、今年から出始めたDirectX 11世代のゲームはプレイできないことと、液晶の解像度が1,366×768ドットであるため、ブルーレイをフルHDで楽しむことはできないことの2点である。ハイエンドではないが、ミドルレンジのゲーミングノートPCとしては非常にコストパフォーマンスが高い製品だ。ゲームもBlu-ray 3Dも、という欲張りなゲームファンには要注目の製品といえるだろう。


ハードウェア的な3つの特徴。3D立体視に対応した120Hz駆動の液晶、USB3.0搭載、セパレートタイプキーボード

    【主な仕様】
    「NEXTGEAR-NOTE i710SA6-3DV」
    インテル Core i7-740QMプロセッサー
    DDR3 4GB PC3-10600
    インテル PM55 Expressチップセット
    500GB シリアルATA II ハードディスク
    ブルーレイドライブ(スーパーマルチ機能付き)
    NVIDIA GeForce GTS 360M(ビデオメモリ1GB)
    Windows7 Home Premium 64-bit 正規版
    【120Hz】15.6 型ワイド光沢液晶ディスプレイ(1366×768ドット表示)
    価格:189,840円

(2010年 10月 22日)

[Reported by 中村聖司]