アイイーインスティテュート、DS「漢検DSトレーニング」

QRコードにより問題の追加が可能


10月14日 発売予定

価格:2,940円



ニンテンドーDSi/DSiLLのカメラを使用してQRコードから問題の追加を行なうことができるのが大きな特徴

 株式会社アイイーインスティテュートは、財団法人日本漢字能力検定協会の協力の元、制作されたニンテンドーDS用漢字学習ソフト「財団法人日本漢字能力検定協会協力 漢検DSトレーニング」を10月14日に発売する。価格は2,940円。

 「漢検DSトレーニング」は、毎日漢字の学習を行ない、漢字に関する能力を高めていく学習ソフト。プレーヤーは学習したい級を設定し、全27種類のトレーニングを収録したモード「まいにち漢検」を日常的に学習していく。ここでは、短文中の読み書きや対義語・類義語、三字・四字熟語、常用漢字、故事・諺などが勉強できる。さらには、とめはねやよみがななどの学習も行なえる。過去問題集は、最新のものを2年分収録。

 学習の成果は「実力テスト」で確認することができる。ここでは、「まいにち漢検」から総合的に問題が出題され、8割以上の正解で合格となる。出題数や制限時間などの設定や問題チェックなども行なえる。

 このほかにも、10級から2級相当の漢字を約2,000字収めた「漢字帳」や、プレイする上でのモチベーションに繋がるように、学習を進めるごとに獲得できる漢字カードも閲覧することができる。また、ミニゲームとして難読漢字、即断漢字の2種類が用意されており、通信を使って2人で対戦することが可能。

 今作の大きな特徴の1つとして、QRコードを使い問題を追加することができる「パシャッと問題」がある。これはニンテンドーDSi/DSiLLのカメラを使用して漢字の問題が収録されたQRコードを読み取ることで、問題が追加される機能。同社ホームページなどで問題が収録されたQRコードが配信されるので、それを読み取れば自分の「漢検DSトレーニング」に問題が取り込まれる。本編にはないユニークな問題や今年冬以降には新常用漢字対応問題などが様々な媒体で配信される予定となっている。


入力はタッチペンにて行なうが、文字認識のスピード調整も可能となっている約2,000字にも及ぶ漢字の情報と用例を収録した「漢字帳」学習を進めていくたびにカードがもらえる「漢字カード」
「難読漢字」や「即断画数」などミニゲームも収録されている。スクリーンショットは「難読漢字」メインメニュー。毎日の学習はここで行なうことになる。前述の「漢字帳」などもメインメニューから選択する「まいにち漢検」から総合的に問題が出題される。8割以上の正解率で合格となる

(C) IE Institute Co., Ltd. 「漢字検定」・「漢検」は財団法人日本漢字能力検定協会の商標です。

(2010年 9月 28日)

[Reported by 船津稔]