任天堂、Wii「ゼノブレイド」
神から生まれ出た人類と機械が対立しあうRPG
任天堂株式会社は、6月10日にWii「ゼノブレイド」を発売する。価格は6,800円。株式会社モノリスソフトが製作、監督は高橋哲哉氏が務めるSFとファンタジーを融合したWii久々のRPGタイトルとなっている。
長い戦いの末に刺し違えたまま眠りについた人の神「巨神(きょしん)」と機械の神「機神(きしん)」。2柱の神の朽ちた体が舞台となり、そこに生まれ出た人類と機械が対立しあう壮大なストーリーが特徴。
フィールドでは、全てが地続きの世界として存在する巨神と機神の体のフィールドを、どこまでもシームレスに移動することが可能(部位から部位への移動時はロードが発生)。各地に生息する 強力なモンスターとの遭遇や、秘境の発見など、世界を隅々まで探索する楽しさが随所にちりばめられている。高低差のあるところではジャンプなどを駆使して移動するが、高いところから落ちた場合ダメージを受けることもあるようだ。訪れた場所は、ランドマークを選択するだけで移動が可能で、次の目的地を示す矢印を設定によって表示させる機能などがある。
また、巨神の上で繰り広げられる人々の生活は、街を行く住人それぞれ異なる性格を備えており、1人ひとりが朝、昼、夜と時間に合わせた行動をとり、街では生活のいろいろな表情が描き出されている。住人たちは、お互い絆で結ばれており、プレーヤーとして住人たちの悩みやお願いをきくことで、彼らの生活に変化が生まれることもある。ゲーム内の時間は自由に変更できる機能も用意されている。
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戦闘は、フィールド上に存在するモンスターに近づくことで、シーンが変わることなくバトルが開始される。バトル中も自由にフィールドを駆け巡ることができ、モンスターの背後や側面に移動しながら“アーツ”と呼ばれる必殺技を仲間と共に繰り出して戦うこととなる。
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【大剣の渓谷での決戦と神剣モナド】 |
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1年前、機械兵の大規模な進行に対しホムスは共同で防衛線を張り、必死の応戦を試みた。 機神兵の強固な装甲はホムスの武器を寄せ付けず、戦況は悪化の一途をたどる。 だが、彼らも黙って食われるだけの存在では終わらなかった。1人の英雄の働きが、機神兵を退けたのだ。そして、そこには一振りの神剣の存在があった。 神剣モナド―― ホムスに残された、ただ1つの希望。 神が与えた伝説の剣であると伝えられている。 不思議な力を宿したその刀身は強固な機神兵の装甲をもたやすく切り裂いた。 ただし、その強大な力は使用者の身体に大きな負担を強いるため振るうことができたのはホムスの英雄ダンバン1人だった。 それから1年後、平和を取り戻したホムスたちの居住区コロニー9で、青年シュルクは、モナドを手に取った際、不思議な幻覚を見た。 それは、これから起こる未来の出来事を見る力「未来視(ビジョン)」。 機神兵による再侵攻が始まる中、新しい力はシュルクにそして、巨神界の住人に対して何を告げようとしているのか――? |
主人公「シュルク」は「モナド」による「ビジョン」の力で、様々な出来事に立ち向かっていく。「ビジョン」の力はバトル中にも発揮され、危機的な未来を察知し、変えることができるという。
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■ 早期購入者特典は「ゼノブレイドスペシャルサウンドトラック」
サウンド面の話になるが、本作の参加アーティストは光田康典氏、下村陽子さん、ACE+、清田愛美さん。そして、早期購入者特典は、ゲーム中のサウンドの一部を収録したスペシャルサウンドトラックとなっている。数に限りがあるので、気になる人は予約するといいだろう。詳しくは店頭にてご確認いただきたい。
※画面はすべて開発中のものです。
(C) 2010 Nintendo/MONOLITHSOFT
(2010年 5月 19日)