バンダイナムコ、PSP「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」
新戦闘システム「XAR-LMBS」を紹介


2010年 発売予定

価格:未定


 株式会社バンダイナムコゲームスは、2010年発売予定のPSP用真実と向き合うRPG「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」において、ストーリー序盤のイベントシーン、新戦闘システム「XAR-LMBS」、新コスチュームなどの新情報を公開した。

 「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)」の舞台は、「ファンタジア」の主人公・クレスたちが活躍した時代の約100年後の世界。ある日出会った双子の赤ちゃん「ディオとメル」と妖精「エトス」。成長した双子は様々なコスチュームを身に着けることでその職業に“なりきって”戦う「なりきり士」として、困っている人を救うため、冒険の旅に出る。

■ 物語序盤のストーリー

 13歳になる双子のディオとメル。2人は安全な結界で守られた「エトスハウス」で妖精エトスと暮らしていた。

 まだ見ぬ外の世界に興味を募らせていたディオ。
 知らない外の世界に恐れを抱くメル。

 ある日空から落ちてきた、もの言うタンス「アルベルト」により、自分たちが「なりきり士」という特別な能力を持っていること、そしてその能力を使い、困っている人を救う使命があることを告げられる。

 「なりきり士」として困っている人を助けるため、ディオとメルは貧しい人たちが集まってできたという「ヴァルハラ村」に向かうことにするが、困っている人が見つからない。そんなとき、街中にモンスターが現れた。モンスターは緑色の生き物を狙い暴れている。ディオとメルは緑色の生き物を助けるために、モンスターと戦うことに。助け出された緑色の生き物は、鳴き声から「クルール」と名づけられ一緒に旅することになった。


「なりきり士」として、旅立ちの決意をするディオとメル正体不明の緑色の生き物「クルール」と共に旅することに

 ヴァルハラ村で起きた、魔術の暴走事件の原因を突き止めるべく「いたずら好きの魔女」に会うことになった一行は、魔女の塔に向かう。塔にいたのは100年前に魔王を倒した「伝説の英雄」のひとり、「アーチェ・クライン」だった。


アーチェから「時空をわたる」ことができるふしぎな絵をもらい、事件を解決するために過去の世界へ
過去の世界に行った一行は、そこで「伝説の英雄」クレス・アルベインやミント・アドネードたちと出会う。クレスの力になりたいというディオ。「なりきりダンジョンX」の物語はこうして幕を開ける


■ 新戦闘システム「XAR-LMBS」

 本作の戦闘システムは、「テイルズ オブ デスティニー」、「テイルズ オブ ハーツ」から正統進化した新システム「X ARTS AERIAL-LMBS(XAR-LMBS)」(クロスアーツエアーリアル リニアモーションバトルシステム)。感情の変化によるゲージ変動(エモーショナルブレイブゲージ)で敵を攻撃し、スピーディで爽快な空中戦を楽しむことができるという。また、シリーズ初となる、2キャラを同時に操作することができる「チェインパートナーシステム」も搭載している。

 空中コンボをより爽快に繋げることに特化したXAR-LMBSは、多くの技に「通常」、「打ち上げ」などの効果を派生させることが可能となっている。これにより例えば、「魔神剣」(追加効果:怯み)が「魔神剣・天」(追加効果:打ち上げ)となり、敵を空中に打ち上げてコンボを繋ぐことができるようになったという。


多くの技から空中コンボを繋げやすくなったXAR-LMBS。従来のシリーズより、よりスピーディーで爽快な空中コンボを楽しむことができるシステムのようだ。さらに「チェインパートナーシステム」を利用することで、空中コンボを繋げる楽しみも味わえそうだ


 「エモーショナルブレイブゲージ(EBG)」は、初期は10%の状態となっているが、攻撃を当てたり、敵の攻撃をガードしたり、術の詠唱(術を使うと使用した術に応じてEBGは減ってしまう)などで上昇する。EBGが多いと攻撃力が高くなるが、防御力が下がってしまう。逆にEBGが少ないと防御力が高くなるが攻撃力が下がってしまう。EBGが100%を超えた状態でLボタンを押すと、攻撃力や防御力、スピードが一定時間上昇する「オーバーブレイブ」が発動する。


画面下にあるフェイスアイコンの横にあるゲージがEBG。EBGが少ない左画像とEBGが多い右画像。見比べてみるとダメージの違いが一目瞭然!
発動中は画面全体が赤くなるオーバーブレイブ。オーバーブレイブ中は攻撃力と移動速度などがアップする効果もある




【コスチューム紹介】
【精霊使い】
精霊と心を通わせることが可能となるコスチューム。通常攻撃では手に持った本を振り回して戦うので、角が当たるととっても痛い
【ハンター】
弓の扱いに長けた、遠距離攻撃を得意とするコスチューム
【騎士】
仲間を「守る」ことに特化したコスチューム。シリーズでおなじみの「魔神剣」なども使える
【格闘家】
自らの肉体を使い、接近戦で戦うことに特化したコスチューム。拳による攻撃だけじゃなく、多彩な蹴り技も持っている


 

【登場キャラクター】

■ クルール

『クルール!!』

性別:??
年齢:??
身長:??
体重:??
CV:???

 正体不明の小さな生物。魔物に襲われているところをディオとメルが助け、ともに旅することに。「クルール」と鳴くので、メルがクルールと名付けた。意外と戦闘能力が高く、虫などの小さな動くものに敏感なので、エトスによくじゃれつくことがある。


■ アーチェ・クライン

『そうそう……あれ? あたしってば、けっこう有名人?』

性別:女性
年齢:220歳ぐらい?
身長:157cm
体重:(自称)39kg
CV:かないみか

 魔術をあやつり、ホウキで空を飛ぶハーフエルフ。きらめきの塔に住むいたずら好きの魔女として人々の噂になっており、その服の色から「ブライトローズ」と呼ばれている。長命であるが故に、誰よりも長く生き、取り残されていく寂しさを紛らわせるために、いたずらを繰り返している。喜怒哀楽が激しく、感じたことをそのまま表に出すタイプ。


■ クレス・アルベイン

『いまだに僕は自分のやったことに答えを出せないでいる……』

性別:男性
年齢:18歳
身長:170cm
体重:59kg
CV:草尾 毅

 アルベイン流の剣士で英雄として祭り上げられており、そのために奔走する忙しい毎日を送っている。基本的には争いと好まない優しい性格だが、ひとたび敵と向かい合えば恐れることはなく果敢に立ち向かう頼もしい青年。本当の正義とは何かというところでひそかに苦悩し、自分が英雄と呼ばれることに対して違和感を感じている。


■ ミント・アドネード

『私は……本当に皆さんのご期待に添えているのでしょうか?』

性別:女性
年齢:19歳
身長:160cm
体重:42kg
CV:岩男潤子

 トーティス村の神子とあがめられ、教会で人々の心と体の両面を癒す仕事をしている法術師。控えめでおとなしい性格だが、芯が強く気丈な一面も持っている。体の傷は癒せても、心を癒せない自分の力量のなさを感じている。




■ テーマソング「ガラスの花」

 本作のテーマソングは、キーボード弾き語りシンガーソングライターの奥 華子さんが担当。本作のために書き下ろされたテーマソング「ガラスの花」は、物語の世界観と相まって、彼女の奏でる優しいメロディとまっすぐで透き通った歌声は聴いた人の胸にいつまでも残り、「テイルズ オブ」の世界へといざなうだろう。

【奥 華子さんから「ガラスの花」に対するコメント】
本当にかけがえのないものに出会えた時に人は強く生きていける。 不安や過去の悲しみを乗り越えて、 これからの自分の道を探していこうとする前向きな気持ちを歌っています。

■ 奥 華子 プロフィール

 キーボード弾き語りシンガーソングライター。
 劇場版アニメーション「時をかける少女」の主題歌『ガーネット』を始めとした、数々の話題作をリリース。「ガスト」、「MAST」など数多くのCMソングも手がけている。




■ 進化した戦闘システムを搭載した「テイルズ オブ ファンタジア」

 本作に収録されている「テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション」は、2006年にPSP用ソフトとして発売された「テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-」の戦闘システムを大改造したものとなっている。「フルボイスエディション」では、戦闘時に術を詠唱するとタイムストップ状態となり、術詠唱を待たなければならなかった。本作ではこの待ち時間を削除し、術の同時発動が可能になったほか、2段階目でストップさせていた通常攻撃が3段目まで繋がる仕様の追加と、敵味方共に戦闘時の移動速度が2倍の速さになった。

 これだけでも大幅な改良を施していると言えるが、新システムとして「ステップ」を追加しているという。□ボタン+方向キーの前後でフロントステップとバックステップが可能になり、敵と隣接した状態で敵方向にステップすると、敵をすり抜けて背後に回りこむこと(「パッシングスルー」)ができる。また、「フルボイスエディション」ではLRボタンに割り当てられていた2つの行動ショートカットをRボタン+(○△□×)ボタンへと変更し、戦闘参加キャラクター全員に術技のショートカットを設定することができるようになった(操作キャラクターには十字ボタン+×ボタンの4種類の術技を割り振ることもできる)。

 このほかにも、テクニカルリングを入手するまで選択できなかったマニュアル操作が、ゲーム開始時から選択することができたり、味方の隊列変更指示もわかりやすく、直感的な操作で、より一層バトルで爽快感を味わうことができるようになったという。


新要素「ステップ」を駆使することで、戦闘はよりスピーディーで爽快なものとなるだろう
キャラクタードット絵を一新し、術技のエフェクトもより豪華に改良され、見た目も大きく変化した

【ストーリー】

 アセリア暦4304年……。

 トーティス村に住む青年クレスは、幼馴染のチェスターと、南の森へ狩りに出かけた。ところが、獲物を仕留めて村へと帰ると、建物は破壊し尽くされ、住民は皆殺しにされていた。

 肉親を失った2人は仇討ちを決意する。

 敵の狙いは、クレスの持つペンダント。それは、魔王ダオスを復活させる封印の鍵であった。ついに捕らえられ、ペンダントを奪われてしまうクレスだが、不思議な力で脱出に成功する。そして、同じく囚われていた法術師ミントと出会う。

 地下墓地で行なわる「復活の儀式」を阻止すべく戦いを挑むが、ダオスの復活を止めることは出来なかった。封印が解けた魔王ダオスにより殺されそうになるクレス達は間一髪、時間転移で過去へ飛ばされ、命拾いする。

 新たな仲間たちと出会い、巨大な敵に立ち向かう為、時間を超える冒険の旅に出る。クレス達が、遥かなる旅の末に見たものは……。

この世に悪があるとすればそれは人の心だ
  ……エドワード・D・モリスン



※画面は開発中のものです。
(C)藤島康介 (C)1994-2010 NBGI

(2010年 4月 26日)

[Reported by 志賀康紀]