株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCEJ）は、3月25日発売予定のプレイステーション 3用アクションアドベンチャー「GOD OF WAR III（ゴッド・オブ・ウォー スリー）」の新情報を公開した。

　今回は、登場キャラクターの中から「ガイア」、「タイタン族」、「リバイアサン」、本作において重要なキーワードの1つである「大戦」、新ステージ「ラビリンス」、パズルの仕掛けられた「ミューズの間」、そして2種類の新たな敵を紹介する。

■ キャラクター紹介「ガイア」

　母なる大地を象徴する「ガイア」は本作において、タイタン族をオリュンポスの神々との全面抗争へ率いる。

　タイタンの支配を終わらせた「ゼウス」を育てた罪に対する償いなのか、タイタンを守ろうという想いなのか、辛抱強く刻が満ちるのを待っていたガイアであった。

　オリュンポスを倒す鍵となる人間「クレイトス」を静かに待ち続けて……。

■ キャラクター紹介「タイタン族」

　タイタン族とは、かつて世界を統治していた巨大な種族。「GOD OF WAR」で登場した「クロノス」は、タイタン族の王であった。以前の記事で紹介した「ペルスス」も火のタイタンであり、「ガイア」もまたタイタンである。

　ゼウスをはじめとするオリュンポスの神々との戦いに敗れ、タルタロスへ追放された戦いが次に紹介する“大戦”。オリュンポスの神々の栄光の時代もこの戦いの後から始まった。

■ 大戦

　“大戦”とは世界の支配を賭けて、オリュンポスの神々とタイタンが太古の昔に起こった争いのこと。

　クロノスの腹からポセイドンとハデスという兄弟を救ったゼウスは、天界はゼウス、海界はポセイドン、冥界はハデスとそれぞれ支配圏を分けることで、オリュンポスの神々の時代が長く続いている。

■ キャラクター紹介「リバイアサン」

　クレイトスが戦うことになる、流れる水をまとったクリーチャー。深海のさらに深淵から生まれ、硬化された外殻でできている。

　スクリーンショットでは前足で攻撃しているようだが、それ以上のことは不明。まだまだ奥が深そうなクリーチャーだ。

■ 新ステージ紹介「ラビリンス」

　スケールとパズルの両方を楽しめるのが「ラビリンス」のステージ。スクリーンショットのように、このスケールでクレイトスを操作しながらキューブを移動していく。規則的な動きをベースにしたキューブの動きと、その中に仕組まれたパズル。キューブの特徴を利用したさまざまな機械仕掛けが登場するようだ。

　オリュンポスにとってラビリンスに保管するほど重要なものとは何か？ オリュンポスの根源を揺るがす可能性を秘めている“何か”かもしれない……。

巨大なスケールの仕掛けが施された「ラビリンス」。規則的なキューブの動きを考えて、パズルを解き明かしていく
もちろん敵も待ち受けており、戦いながら頭を使うことになる

■ パズル紹介「ミューズの間」

　芸術を司る神々、その神々の霊魂が生き続けている壮麗な大講堂。音楽や文学、芸術などすべての創造性の源である彼女たちを微笑ませるにはどうすればよいのか。この部屋を通過する鍵はそこにある。

■ 新敵紹介「オリュンポスのレイス」

　床や壁も通過できるレイス（生霊）。鋭い円形の刃を持っているが、この円形状の武器は投げるためにこの形状をしているようだ。この鋭い刃をどうくぐり抜けて攻撃できるかが重要になるだろう。

■ 新敵紹介「サイクロプス」

　巨大なスパイクメイスを装備した、鈍重で粗野な獣。勇敢にも彼らの前に立ちはだかる者全てに、致命的な正確さで攻撃を繰り出す。