コーエー、PS2/WIN「信長の野望 Online」

12月アップデートでギルドシステム「一門」などを実装


12月23日 アップデート実施予定



 株式会社コーエーは、プレイステーション 2/Windows用MMORPG「信長の野望 Online」において、12月の大型アップデート「一門の刻(いちもんのとき)」を、12月13日に実施する。

 アップデート「一門の刻」では、本作初のギルドシステムとなる「一門」の第1弾が実装されるほか、新ペットとして「犬」が登場する。

■ ギルドシステム「一門」

 オンラインRPGにおいて、一般的には「ギルド」と呼ばれるシステム「一門」の第1弾が実装される。同じ「一門」に所属するメンバーは「一門衆」と呼び、会話を共有する「一門会話」や、ログインしていない間のコミュニケーションをサポートする「一門掲示板」などのコミュニティ機能が利用可能になる。

 また、「一門」には「奉行人制度」など、戦国時代ならではの要素を導入。今回のアップデートでは、その中から「新参奉行」と「帰参奉行」の2種類が実装される。「新参奉行」は新規アカウントのキャラクターが、「帰参奉行」は帰参者アカウントのキャラクターがそれぞれ「一門」に加入したときに就任できる。いずれの「奉行」も、一緒に徒党(パーティ)を組んだ「一門衆」に有利な効果を及ぼす特殊な隊列が使用できる。

NPC「一門代理人」が一門の特徴などを解説「一門」は好きな名前で結成できる「一門」を結成すると頭上に一門の名前が表示される

■ 一門で挑む「一門試練クエスト」

「一門衆」で協力して挑む「一門試練クエスト」

 一門のプレーヤーが団結して挑戦する「一門試練クエスト」が実装される。1週間に1つのクエストに挑戦できるが、どのクエストも「一門衆」の協力が鍵となっているという。

 「一門試練クエスト」を達成すると、成長報酬が与えられ、さらに「殊勲」というポイントが一門とそのキャラクターに加算される。一門に「殊勲」を貯めていくと、「一門ランク」を上昇させ、一門に所属できる人数を増やすなどのメリットがある。また、拡張パック第4弾「新星の章」実装時には、「殊勲」と交換できるさまざまなアイテムも追加される。

 クエストをクリアするたびに、より難易度が高い新クエストが追加され、選択できるクエストが増えていく。最高難易度のクエストをクリアすると特別な報酬も用意されている。

■ 新ペット「犬」

 9月アップデート「誾千代の白猫」で実装された「猫」に続き、新たに「犬」がペットとして登場する。また、今回のアップデートでは、ペットに個性付けができるようになっており、世話の仕方次第でペットの性格や大きさが変わるようになる。

新ペット「犬」が登場世話の仕方がペットの性格や大きさに影響を及ぼすペットと遊べるようになる

■ 帰参者キャンペーン 2009

 12月23日から2010年2月10日まで、「帰参者キャンペーン 2009」が開催される。このキャンペーンでは、「帰参者」の条件に該当するプレーヤーが、ゲームにログインするだけで、無料プレイ期間が7日間付与される。また、期間中にプレイチケットを購入・適用すると、さらに7日間の無料プレイ期間が付与される。

【「帰参者」の条件】
・2009年8月31日以前に「信長の野望 Online」製品版アカウントの有効期限が切れ、それ以降12月20日まで有効期限を延長していない人。

 今回のアップデートにより、「帰参者」は「帰参奉行」として活躍できるほか、ログインしてすぐに楽しめる特典も用意されている。

【帰参者特典】
・技能を覚えるために必要な修練度を獲得できる「名将指南状」10個プレゼント。
・成長支援クエスト「腕試し依頼」がプレイ可能。
・一定時間、全能力が50上昇するアイテム「腕試し用強壮丹」を使い放題。
・ログインしてすぐ遊びに行ける高性能装備を配布。


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(2009年 12月 16日)

[Reported by 滝沢修]