サンソフト、日本テレネットの版権を取得

北米コンシューマゲーム機市場へ再参入


サンソフトの公式サイト

12月10日 発表



 サン電子株式会社(サンソフト)は、12月10日、日本テレネットから販売されていた100タイトル以上のゲームコンテンツの知的財産権を取得したと発表した。

 日本テレネットは、1983年にPC用ゲームメーカーとして設立され、その後、PCエンジンやメガドライブなどにも進出し、多数のタイトルを発売。また、米国でも「Renovation」ブランドとして知られている。しかし2007年10月に多額の負債を抱えて事業を停止していた。

 サンソフトが取得した日本テレネットの版権には、「夢幻戦士ヴァリス」、「アークス」、「エグザイル」、「グラナダ」、「天使の詩」、「緋王伝」シリーズなどのタイトルが含まれている。

 同社では版権取得について、「これらの知的財産を活用し、自社企画のコンテンツへ積極的に活用してまいります。また、他社からのライセンス要望にも対応していき、ファンのご期待に応えるため、各タイトルのブランド価値を大切に拡げてまいります」とコメントしている。

 また、同社は北米のコンシューマゲーム機市場へ再参入することも明らかにした。その第1弾として、12月にWiiのバーチャルコンソールにて、「Blaster Master」(邦題:超惑星戦記メタファイト)の配信が開始される。


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(2009年 12月 10日)

[Reported by 滝沢修]