コーエー、Wii「戦国無双3」発売店頭イベント開催
裏コマンドの情報などリップサービスも飛び出す
12月3日 発売 価格:7,140円(通常版) CEROレーティング:B(12歳以上対象) |
池袋にあるヤマダ電機LABI1 モバイルドリーム館 5階にあるゲームコーナーで体験会が行なわれ、その一環として鯉沼プロデューサーと歴ドル小日向えりさんのトークショーが実現した |
株式会社コーエーは、12月3日に発売となったWii用タクティカルアクション「戦国無双3」の発売記念イベントを池袋にあるヤマダ電機LABI1 モバイルドリーム館 5階で開催した。同店では体験会が行なわれ、その一環のイベントとして同作のプロデューサーを務める鯉沼久史氏と歴ドルの小日向えりさんがトークショーを行なった。
鯉沼プロデューサーは「『戦国無双3』はプレイステーション 2からWiiに移り集大成とも言える。戦国全般を描くよう作りあげた。前作を踏襲しながらもさらにアドオンしていき3作目のボリュームとなった」と、これまで以上に気合いの入った新作である点を強調。ドラマ的には関東三国志のほか、関ヶ原の戦いにおける若武者の物語にスポットライトを当てたという。またテーマとしては“絆”を挙げ、途中までは味方だった仲間同士で戦うこともある戦国時代が描かれている。
なにかと話題になっている「村雨城モード」については、「あえて触れないでいたのですが、任天堂のハードで出すと言うことで (入れることにしました)」と切りだした。シリーズを通してこれまでにも無限城や2作目におけるすごろくなど遊びのモードが盛り込まれてきた。今回は「村雨城」をある程度入れてみたら、「違和感ないかな」と感じ、鯉沼氏自身子供の頃に「謎の村雨城」をプレイし面白かった記憶と相まって、モードとして本格的に導入することになったという。
「村雨城モード」は素材集めの場所として用意されたが、そのうちボスを出したいなど膨らんでいき、最終的には「『無双』で遊ぶ『村雨城』となった」とか。元の「謎の村雨城」も難易度の高いゲームだが、鯉沼氏は「遊んで育てたキャラクタでチャレンジして欲しい。難易度は高い。プレイしてアクションが上達したのを確認して欲しい」と語った。
この他にも有料ダウンロードコンテンツとして配信されることがすでに明らかになっている「戦国史モード」だが、3章に分かれていて1章は5つのストーリーからなる。各300Wiiポイント。「戦国史モード」では新武将を作り自分の分身を使いプレイすることとなる。ユーザーから自分の分身を試したいと言った要望もあったことから、あえて別のコンテンツとしてダウンロードコンテンツとして配信されることとなったという。
さらに毛利元就のキャラが収録されていることなども公開された。毛利元就は「三本の矢」という逸話が有名だが、矢を使って遠距離攻撃が可能な、「無双」では珍しいキャラ。強くなると連射するようになり、鯉沼氏いわく「テクニカルだけど育つと爽快なキャラ」と分析。楽しんで欲しいとした。
トークショーの最後には裏コマンドとも言える情報が公開された。今作のテーマ曲はGACKT (ガクト) さんの 「斬~ZAN~」だが、鯉沼氏は「戦闘中でも使える曲とお願いしました」と明かし、「しかし、デフォルトの戦闘中に使うのは難しかった」と言うことで、現在は別の曲が使われている。しかしテストプレイを行なう時に「斬~ZAN~」をかけているとすごくしっくり来たと言うことで、ある条件をクリアするといつでも戦闘中に使えるようにしたのだという。ちなみにこの裏コマンドは、上杉謙信でストーリーモードをクリアした条件下でブリーフィングのところで×ボタンを押しながらスタートすると戦闘中の音楽が変わるのだという。
様々な情報に目を輝かせながら聞き入っていた小日向えりさんは「Wiiをこのために買いました。上杉謙信でやりたいと思います」と力強く宣言。「発売日にレアな情報もある楽しい30分でした。帰ったらプレイするのが楽しみです」と締めくくった。
トークショー後にはじゃんけん大会でレアグッズがプレゼントされ、最後に鯉沼プロデューサーは「発売日を延ばしてすいません。ぜひ手にとって遊んでください。初めての人も楽しめるよう心がけて作りましたので、楽しんでください」と誰もが楽しめるゲームである点をアピールしてイベントは終了となった。
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謎の村雨城: (C)1986-2009 Nintendo
□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「戦国無双3」のページ
http://www.gamecity.ne.jp/sengoku3/
(2009年 12月 3日)