株式会社スパイクは、ニンテンドーDS用不思議のダンジョン「不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ」（風来のシレン4）を今冬に発売する。価格は未定。開発元はチュンソフト。

　「風来のシレン4」は、侵入するたびにダンジョンの構造や敵の配置、道具の位置などが変化するゲーム「風来のシレン」シリーズの最新作。身体の周りにオーラをまとうモンスターや戦闘時に使える「技」のほか、ダンジョンでの時間経過やダンジョンの地形が変化する仕掛けなどの新要素を追加している。

　ゲームの舞台となるのは、乗っていた船が遭難してたどり着いた緑あふれる南の島。シレンとコッパは、この島で最初に出会った島民に魔物だと疑いをかけられ、火あぶりの計にかけられそうになる。そんな2人を救ってくれたのが本作のヒロインであるカミナ。しかしカミナは、魔物に荷担したとして囚われの身となってしまう。

　本作ではシレンたちをかばったがために、囚われの身となってしまったカミナを救うため、そして自分たちが魔物ではないことを証明するために、島の奥に隠されている秘宝「ジャガーの眼」を探す冒険が展開される。

【ストーリー】

月影村での冒険を終えた風来人シレンは、相棒の語りイタチのコッパと、砂漠地帯を目指し船旅を送る。順風満帆に見えた旅。だが、2人の乗る船は嵐に巻き込まれてしまった！そして、船は遭難してしまう。 　そして、シレンとコッパが辿り着いたのは、南方の島「カヒタン島」。派手に難破した船を見ると、この島にたどり着けたのは幸運としか言いようがなかった。 　しかし、カヒタン島で出会った島民たちに、シレンは魔物と間違えられ、火あぶりにされそうになってしまう。 そんなシレンをかばったのは、けなげな村娘、カミナ。しかしそのために、カミナは魔物に加担した人間として、閉じこめられることになってしまった。 　カミナを閉じこめた神官は言った。 「『ジャガーの眼』と呼ばれる伝説の秘宝を捜して持ってこい。持ってこなければカミナの命はない」 　自分をかばってくれたカミナを放ってはおけないシレン。カミナを救うため、秘宝を求めて旅立つこととなった。

【登場キャラクター】
【シレン】	【コッパ】
本作の主人公。友人の形見である三度笠と縞合羽を身につけている。幼い頃からイタチのコッパと旅を続けており、本作ではカヒタン島で「ジャガーの眼」を探すこととなる	シレンと共に旅をする、人の言葉を理解できる“語りイタチ”。動物とも話すことができる

【カミナ】	【神官】
本作ヒロイン。島民たちに魔物と間違われたシレンをかばったがために、囚われの身となってしまう	ジャガーの面を身につける神官。囚われの身となったカミナを救いたければ、『ジャガーの眼』を持ち帰れとシレンたちに命令する。それができなければ、カミナの命の保障はないという

【カヒタン島】
シレンとコッパは、乗っていた船が難破し波に流されてたどり着いただけなのだが、最初に出会った島民に魔物だと疑いをかけられてしまう。目覚めたときには、シレンとコッパは火あぶり寸前。そんな2人をかばったのが、本作のヒロインであるカミナだった。それを見た神官は、自分たちが魔物ではないことを証明するために、シレンとコッパに島の奥に隠されている「ジャガーの眼」と呼ばれる秘法を持ち帰るように命じる。そしてカミナは、シレンとコッパが任務を遂行するまでの間、魔物に荷担したとして囚われの身となることになった

【オーラをまとうモンスター】
本作では右の写真のチンタラのように、身体の周りにオーラをまとうモンスターが存在する。オーラを発するモンスターは、通常のモンスターよりも能力が強化されている。さらに、オーラの色によって強化されている能力が異なる

【新たな攻撃手段“技”】
「技」は、本作から新たに導入された攻撃手段。最初から使うことはできないが、1度に複数のモンスターを攻撃できるなど、さまざまな効果を持つものが用意される。詳細は後日改めて公開される

【昼から夜へと時間が経過】
本作では、ダンジョンの中でも昼から夜へと時間が経過する。夜になると当然真っ暗になり、たいまつなどの道具を使わないと周囲を見渡すことができなくなる。また夜には、昼とは種類や特徴の異なるモンスターが出現する

【ダンジョンの地形効果】
本作に収録されている一部のダンジョンには、地形の変化する仕掛けがある。床が動いたり、部屋の広さが変わるなど、自然に存在するものや人工的に仕掛けられたものにより、ダンジョンの内部が刻一刻と変化していく

【ダンジョン内の扉】
本作から、「扉」が床に設置される。扉は、写真の「槍の扉」のほかにも、シレンやモンスターの行動を邪魔するものなどいくつかの種類が用意されている

(C)CHUNSOFT/すぎやまこういち