セガ、PSP「ファンタシースターポータブル2」発売決定

インフラストラクチャーモード対応など前作より全面的にパワーアップ


12月3日 発売予定

価格:5,040円



 株式会社セガは、PSP用RPG「ファンタシースターポータブル2」の発売を決定した。発売日は12月3日で、価格は5,040円。

 PSP「ファンタシースターポータブル2」は、2008年7月に発売されたPSP「ファンタシースターポータブル」の続編となる新作タイトル。今作では「ファンタシースターユニバース」のエピソード3から3年後、グラール太陽系に存在するリゾートコロニー「クラッド6」に拠点を置く民間軍事会社「リトルウィング」を舞台に、メインキャラクターを一新した完全オリジナルのストーリーが描かれる。

 ゲームシステムでは、「緊急回避」や「チャージショット」などの新アクションの導入をはじめ、ミッションやモンスター、フィールド、武器、アイテムなど、あらゆる要素が大幅に追加されるという。

 また、前作と同じくアドホックモードによる最大4人での協力プレイが可能な「マルチモード」に加え、インフラストラクチャーモードを利用したマルチプレイにも対応する。

インフラストラクチャーモードに対応したことで、遠く離れたプレーヤーと協力プレイが可能に

【世界設定】

 今より3年前、グラール太陽系は謎の生命体「SEED」の襲来を受け、滅亡の危機を迎えた。しかし、グラールに生きる、ヒューマン、ニューマン、キャスト、ビースト。4つの種族が心を1つにしたことによって、激しい攻防の後、SEEDは封印された。

 グラール太陽系に突如襲来した、謎の生命体「SEED」による一連の「SEED事変」が終結してから3年後、グラールにはSEEDとの攻防の傷跡が深く刻まれていた。とくに、資源枯渇が深刻な問題となっていた。

 だが、そんな中発表された、外宇宙への航行をも可能とする、「亜空間航行理論」。グラール再興の道を、外宇宙への大規模な移民計画に求めた。

 そして今、政府、軍、3惑星中の企業が結束し、「亜空間航行」実現化へ向けて、動き出していた。

 「グラールの新しい未来」を願って……。

 今度の舞台は、リゾートコロニー「クラッド6」!




【メインキャラクター】

■ 白き翼を抱く少女「エミリア」

 フルネーム:エミリア・パーシバル
 年齢:16歳
 CV:斎藤 千和

 民間軍事会社「リトルウィング」に所属するヒューマンの少女。基本的には天真爛漫にふるまうが、少々ものぐさなところがある。

 最初は仕事に対しても投げやりな様子だったが、やがて大きな輪の中に巻き込まれていくこととなる。

 自身の過去のことを語らず、またその記録も残されていない。


■ 野生の心を持つ戦士「ユート」

 フルネーム:ユート・ユン・ユンカース
 年齢:15歳
 CV:沢城 みゆき

 惑星モトゥブの文化保護地区に住む、カーシュ族の少年。フォトンの感応力に優れる。

 文明に触れることなく育ったため、基本的な一般常識がない。

 任務中のエミリアたちに出会い、その後行動を共にすることになる。




【スクリーンショット】

(C)SEGA

(2009年 8月 24日)

[Reported by 滝沢修]