カプコン、Wii「モンスターハンター3(トライ)」
これから始める「モンハン3」ガイド 第3回
代表的な3体のモンスターの生態に迫る
株式会社カプコンは、8月1日に発売されたWii用ハンティングアクション「モンスターハンター3(トライ)」(モンハン3)において、本作から「モンハン」シリーズを初めてプレイする人向けの情報第3弾を公開した。
スタミナが著しく減ると、回復するために捕食するモンスターも存在 |
最終回となる今回は、本作の世界観とハンターの狩猟の舞台となるフィールドに生息する代表的なモンスターの生態を紹介する。
本作では、実際の自然界に生息する動物たちと同様に、モンスター同士での弱肉強食の世界が再現されている。草食動物が肉食動物に、肉食動物がさらに大型の肉食動物にというように、強い者が弱い者を捕食する場面が展開される。
また、大型モンスターがフィールドを悠然と闊歩し、小型モンスターは群れをなして迫る危険から身を守る姿も見られる。さらに、モンスター同士で縄張り争いを繰り広げるシーンも展開されるなど、自然の生態系がリアルに描写されている。
自分よりもはるかに巨大なリオレイアに牙を剥くジャギィたち。肉食系のモンスター同士だと、いかに弱者でもしぶとく抵抗する | ドスジャギィは、身の危険を感じると鳴き声を発して近くにいるジャギィを呼ぶ | 集団で行動するモンスターたちはテリトリーを形成しており、そこに敵が近づくと威嚇行動をとる |
狩りに役立つ情報を閲覧できる「ハンターの心得」のほか、モンスターリストや調合リストなどに自力で集めた情報を蓄積することもできる「ハンターノート」 |
代表的なモンスターとして公開されたのは、海竜「ラギアクルス」、土砂竜「ボルボロス」、氷牙竜「ベリオロス」の3体。それぞれの主な生息地は、ラギアクルスが「孤島」にある海中、ボルボロスが「砂原」、ベリオロスが「凍土」となっている。
● ラギアクルス
大洋の支配者と呼ばれるモンスター。巨大な船も一薙ぎにするほどの圧倒的な力を持ち、水中を縦横無尽に動き回りつつ、体から電撃を放電したり、口から電撃の塊を放出するなどして敵に襲い掛かる。長い尻尾や巨大な体を使った攻撃も驚異的。
ラギアクルスは水中に生息 | 巨大な岩の塊を破壊しながら移動するラギアクルス |
体から電撃を放電してハンターを攻撃 | 陸に上がることもあるようだが、圧倒的な攻撃力は少しも衰えない |
● ボルボロス
「ボルボロス」は、フィールド「砂原」を根城にする巨大な獣竜。飛竜のような翼はないが、その代わりに飛竜とは比べ物にならないほど発達した脚力を持つ。この脚力と非常に硬い頭部を活かした突進攻撃を得意とする。
砂原のところどころに見られる沼地を好み、深い場所では全身を泥の中に沈めることもある。これは、全身に泥をまとうことで砂原の猛烈な暑さから身を守る行動と考えられているようだ。このとき体に付着した泥は、ハンターを攻撃する手段の1つとして巨体を揺すって飛ばすこともある。
ボルボロスは、大部分が草木1本生えない死の大地となっている砂原に生息。砂原の中でも、点在する沼地を好む | 耳をつんざく咆哮によって、敵の動きを止める |
過酷な暑さから身を守るために、沼地で泥浴びをすることもある | 巨体を揺らして体に付着した泥を飛ばしてくる。泥による攻撃を受けると、これまでの「モンハン」で雪玉などを当てられたときと同じく、行動が制限される |
● ベリオロス
「ベリオロス」は、新フィールド「凍土」に生息するモンスター。全身白銀のその姿から“氷牙竜”とも呼ばれている。昔から、北方の民にたびたび姿を目撃されており、時の止まった永久凍土の世界を見張る伝説上の騎士と同格とみなされてきた。
ボルボロスは、大部分が草木1本生えない死の大地となっている砂原に生息。砂原の中でも、点在する沼地を好む | 口から吐き出す氷ブレスは、竜巻を発生させるほどの威力を誇る |
突進攻撃を繰り出して、一気に間合いを詰めてくることもある | 長い尻尾を振り回す攻撃も仕掛けてくる。ベリオロスの狩猟に挑むときは、間合いに関係なく常に動きを注視しておく必要がありそうだ |
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□カプコンのホームページ
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□「モンスターハンター3(トライ)」のページ
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(2009年8月5日)