フロム・ソフトウェア、PSP「忍者活劇 天誅 参 Portable」
Xbox版をベースにPSP版へリニューアル
株式会社フロム・ソフトウェアは、PSP用忍者アクション「忍者活劇 天誅 参 Portable」を、8月に発売する。価格は3,990円。
「忍者活劇 天誅 参 Portable」は、2003年4月にプレイステーション 2用として発売された「天誅 参」のPSP版。PSPへの移植にあたっては、2004年5月に発売されたXbox版「天誅 参 ~回帰ノ章~」をベースに、リニューアルが施されている。
ゲームシステムは、プレーヤーが忍者となり、闇に紛れて広大な屋敷や城下町に忍び込み、任務を遂行する忍者アクション。壁を背に先をうかがい、敵に気付かれることなく一撃で斬ったり、鉤縄を使って屋根に登り、屋根伝いに駆け抜けるなど、忍者ならではのアクションが楽しめる。
PSP版では、Xbox版で追加されたマップや任務、新キャラクター、新奥義、新アクション、新忍具などを収録。また、一定条件を満たすことで使用可能になった始末屋「鉄舟」が最初から使用可能になっている。
このほか、難易度「易」ではステージの途中で死んでもその場から再挑戦が可能になるなど、システム面にも手が加えられている。
【PS2版からの新要素の一部】 | ||
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壁と同じ模様の布を被り、敵の目を欺く「壁蓑」。通常時の敵の視界に入っても気付かれないが、警戒状態や殺戮状態にある敵には見破られる | 忍殺、もしくは斬殺した敵の死体を運ぶ「死体移動」。死体を隠すことで侵入の発覚を防ぐ | |
飲むと強大な力を手に入れる代わりに体力が1になる「超命丹」 | 投げると閃光を放ち、一定時間敵の目を眩ませる「眩み玉」 | 本作では最初から「鉄舟」が使用可能 |
不気味にたたずむ塔がある新マップ「廃寺」。複数存在するルートから本堂を目指す | |
立派な外見の「武家屋敷」。見張りに気付かれずに目的を遂行する |
【ストーリー】 |
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時代は戦国。忍者が支配する世界を目指す忍者軍団「陽炎座(かげろうざ)」がまだ駆け出しの力丸たちの前に立ちはだかった。 その戦いの中で、敬愛する恩師紫雲斎、兄弟子龍丸を失ってしまった2人。 悲しみにくれる彩女、名刀十六夜を手にし東忍者の長となる力丸を横目に、陽炎座四天王の1人「朱雀」として身を隠していた「鬼陰」がついに正体を露にする……。 その陽炎座の騒乱から7年後、力丸と彩女は郷田家に仕え、数々の任務をこなしていた。 そんな折、ついに身を潜めていた鬼陰が姿を現わす。必死の思いで鬼陰を倒すも、その隙に郷田松之信の娘「菊姫」を冥界の魔王、冥王にさらわれてしまう。 傷付きながらも菊姫を奪い返すことに成功した2人だったが、力丸は菊姫を助けるために、巨大な岩石に飲み込まれてしまう……。 そして、冥王の騒乱からちょうど1年が経ち、つかの間の平和な時間を過ごしている郷田の国。 しかし妖術士「天来」の出現により、再び戦火の炎をくすぶり始めていた……。 |
【スクリーンショット】 | ||
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(C)2002,2009 FromSoftware, Inc.
※画面は開発中のものです。
(2009年 5月 25日)