SCEJ、PSPシステムソフトウェア バージョン5.50を公開

コンテンツダウンロードの必要空き容量縮小など


4月21日 アップデート



 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEJ) は4月21日、PSP「プレイステーション・ポータブル」のシステムソフトウェアをバージョン5.50のアップデートを開始した。

 今回のアップデートでは、クロスメディアバー(XMB)の「PlayStation Network」にインフォメーションボードを追加したほか、「PlayStation Network」アカウントを持っていないユーザーでも「PlayStation Store」へアクセスできるようになるなど、機能拡張を行なっている。

 ゲーム関連部分での大きな変更点としては、ゲームアーカイブスのダウンロードなど、PSPで直接ダウンロードする場合、従来はコンテンツ容量の2倍の空き容量が必要だったが、今回のアップデートにより、ゲームデータの展開に必要なメモリースティック デュオの必要空き容量が少なくなった。

 これは、たとえばPlayStation Storeにて「FINAL FANTASY VII」コンテンツ容量1,715MB(約1.8GB)をダウンロードして実行する場合、従来は約4GB以上の空き容量があるメモリースティック デュオが必要だったが、今回のアップデートを適用すれば、約2GBの空き容量で可能になるというもの。

 また、オプションメニューから「インターネット検索」を選ぶと、そのゲームについてインターネット検索ができるように拡張された。

 また、XMB上の「フォト」、「ミュージック」、「ビデオ」で表示できるフォルダの階層が増え、2階層目のフォルダまでに格納されているデータの閲覧が可能になったほか、トレンドマイクロのweb セキュリティサービスの利用できるようになっている。


(C)Sony Computer Entertainment Inc.

(2009年 4月 21日)

[Reported by 鬼頭 世浪 ]