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「ウマ娘」バクシン!サイバーエージェントのゲーム事業が過去最高の売上高を記録

2021年4~6月期の決算発表

【サイバーエージェント 2021年3Q決算発表】

7月28日 公開

 サイバーエージェントは7月28日、2021年9月期・第3四半期決算を発表した。2021年Q3(4月~6月期)は、ゲーム事業・広告事業がともに好調に推移し、再度上方修正。売上高は前年比70.3%増の1,922億円に、営業利益は前年比5.4倍の445億円に拡大した。

 また、2021年9月期の業績予想については、営業利益を従来の575億円-625億円より1,000億円に上方修正したと発表。売上高予想は6,000億円より6,500億円に、純利益予想は240億円-260億円より400億円に引き上げた。業績好調に伴い、配当予想についても、DOE(株主資本配当率)5%を目安とする経営指標に準じて、10円より11円に引き上げた。

【四半期決算(2021年4月~6月)】

 ゲーム事業に関しては、連結子会社のCygamesによる「ウマ娘プリティーダービー」が3カ月フルに寄与。2021年Q3における売上高は前年比151.7%増の923億円、営業利益は前年比483.5%増の442億円と、過去最高を更新した。

 特に「ウマ娘プリティーダービー」は、2月24日提供開始より約5カ月で900万ダウンロードを突破。ゲームだけでなく、TVアニメやLIVEイベント、マンガとクロスメディア展開を続々リリースするなど、業績好調に大きく貢献した。サイバーエージェントは、今後も主力タイトルの運用強化と新規ヒットの創出を目標に掲げ、「ウマ娘」では「ルームマッチ」などの新機能の追加等によりロングランヒットを目指すという。

 また引き続き、新規タイトルのヒットを狙うとして、スマートフォン向けに「D_CIDE TRAUMEREI」、「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」、「呪術廻戦ファントムパレード」等の新規タイトルをリリース予定。さらに、Cygames主導のもとコンシューマータイトルの開発にも注力するとして「Project GAMM」、「GRANBLUE FANTASY Relink」、「Project Awakening」の3タイトルを発表している。

【ゲーム事業】