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「電撃PlayStation」、3月28日発売のVol.686をもって定期刊行を停止

1994年より続く25年の歴史に幕

2月26日 発表

 KADOKAWA Game Linkageは、ゲーム雑誌「電撃PlayStation」の定期刊行を3月28日発売のVol.686をもって停止すると発表した。

 電撃PlayStationは、1994年のVol.1刊行より25年にわたって連載されてきたゲーム専門誌。近年ではWebメディアである電撃オンラインでの記事や、YouTubeにてコンテンツを発信していた。1月28日に発売された「電撃PlayStation Vol.684」ではPS4用格闘アクションRPG「グランブルーファンタジー ヴァーサス」の特集やPS4用アドベンチャー「十三機兵防衛圏」の設定資料などを紹介していた。

 今回は「『電撃PlayStation』からのお知らせ」という形で発表されたもので、編集長の千木良章氏は「雑誌などのメディアを取り巻く状況の変化や、ゲーム情報発信のあり方の変化など、さまざまな要因に伴い、『電撃PlayStation』の定期刊行は終了させていただきます。『電撃PlayStation』は、ゲームが好きで好きでたまらないスタッフとともに、ゲームが好きで好きでたまらない読者の皆様とゲームのおもしろさを共有し、一緒に楽しむために作り続けてきました。四半世紀のあいだ、大好きなゲームのことで読者の皆様と盛り上がることができたのは、『電撃PlayStation』のスタッフ一同、幸せでした。読者の皆様には深く深く感謝しております。最新号である2月28日発売のVol.685、そして3月28日発売のVol.686でもそれは変わらず、今まで以上に濃い記事を全力でお届けしてまいりますので、皆様何卒よろしくお願いいたします。」とコメントしている。

 なお、不定期刊行の増刊、ムック等の形では刊行物の制作を検討しているとしており、「電撃PlayStation」の名を冠したWebでの記事や「電撃PS Live」の配信、動画については、今後も変わらず電撃オンライン上で展開していくとのこと。