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「香川県ゲーム依存症条例」、県民と事業者に限定したパブリック・コメント募集開始

1月23日 発表

 香川県議会事務局は、香川県のホームページにて「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」の素案についてパブリック・コメントの公募を開始した。受付期間は1月23日より2月6日まで。

 今回の公募は、「香川県の子どもたちがネット・ゲームの長時間の利用により、心身や家族的・社会的な問題を引き起こすネット・ゲーム依存に陥らないために必要な対策を推進し、健全な育成を図るため、本条例を制定しようとするもの」に関する意見の公募。香川県内に住所を有する人と、第11条(インターネットを利用して情報を閲覧・試聴に供する事業又はコンピュータゲームのソフトウエアの開発、製造、提供等の事業を行う者)に規定する事業者に限定し、意見を募集している。

 回答様式は、郵送やメール、FAXなどを用いて提出することが可能で、意見の内容以外は公表しないとしている。今回の条例に関しては香川県以外でも大きな話題を呼んでいるが、今回は提出者を限定しての募集となった。

 最終的に提出された意見等の概要と、これに対する県議会の考え方については、香川県議会事務局や香川県県民室、各県民センターの窓口と香川県議会及び県ホームページ上で2月下旬頃に発表するという。詳細はこちらを参照して欲しい。