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「Cyberpunk 2077」、会場総立ち&絶叫で空前の盛り上がりとなったキアヌ・リーブスレポート

6月9日登場

 次世代ゲームコンソールProject Scarlettに、クラウドゲームプラットフォームProject xCloud、「GEARS 5」を筆頭としたAAAタイトルなどなど、話題に事欠かなかったXbox E3 2019 Briefingだが、後世に語り継がれるレベルで会場総立ちと大歓声を巻き起こしたのが「Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)」のコーナーにサプライズ登場したキアヌ・リーブス氏だ。

 キアヌ・リーブス氏は、「Cyberpunk 2077」E3トレーラーのラスト、タイトルコール後のオマケのシーンに、プレーヤーに対して「サムライ、起きろ」と呼びかける役で登場する。このサイボーグと化したアウトローは、サングラスを掛けている段階ですでにキアヌ・リーブス氏だとわかるほどで、サングラスを取るとお馴染みのピュアな瞳が姿を現わした。会場は大歓声だ。

【サイバーパンク2077 — E3 2019 公式シネマティックトレーラー】

 その後、ロックミュージックと共にステージから眩しい光を背に受けながらキアヌ・リーブス氏本人が登場すると、ブリーフィングの途中にもかかわらず、会場が総立ち状態となり、彼に向ける山ほどのスマートフォンと凄まじい絶叫で会場が満たされた。

【会場総立ちになる】
トレーラー公開直後にまさかの本人が登場する
大歓声に笑顔で応じるキアヌ・リーブス氏
鳴り止まない歓声に上機嫌のキアヌ・リーブス氏

 キアヌ・リーブス氏は、笑顔をたたえながら歓声が鳴り止むのを待ち、CD PROJEKT REDのスタッフが「Cyberpunk 2077」への出演交渉に来た時のエピソードを披露した。彼らはおびただしい量のストーリー構想を明らかにし、そのストーリーに魅力を感じると共に、彼自身がゲーム内の役割を担うことに興奮を覚えたという。リーブス氏によれば、主人公は未来社会の底辺に位置するアウトローの傭兵として、息を呑むような体験をすることになるという。

【まさに役者のキアヌ・リーブス氏】
短時間の出演にもかかわらず様々な表情を見せるキアヌ・リーブス氏。やはりスーパースターは違うというべきか

 演者自身による意外な告白に会場は再び大歓声の渦となるが、キアヌ・リーブス氏は苦笑しながら「終わらせてくれ(笑)」と叫び、「みんな、発売日を知りたくないか?」と続け、みたび怒号のような歓声が飛び交う中、発売日を案内する役割を演じた。発売日は2020年4月16日と告知された。

 この発表直後にスパイク・チュンソフトより、同社が日本のパブリッシャーとなり、世界同時となる4月16日に発売を予定していることが発表された。同社が扱うのはパッケージ版のみで、ダウンロード版はCD PROJECT REDが担当する。発売プラットフォームはPS4/Xbox One/PC。E3会場では、昨年同様に、シアター形式による実機デモの公開が予定されているので、ゲームの詳細についてはぜひ続報をお待ちいただきたい。

【発売日はキアヌ・リーブス氏が案内役に】
去り際もカッコイイ キアヌ・リーブス氏
キアヌ・リーブス氏も登場する「Cyberpunk 2077」は2020年4月16日発売