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「アークザラッド2」衝撃のエンディングの10年後を描く「アークザラッド R」近日配信開始!

土田氏「これって『アーク』だねと言ってもらえるものになったと思う」

近日配信開始

利用料金:基本プレイ無料(アイテム課金制)

ゲーム内容などプレゼンテーションを行なった、フォワードワークスの川口智基エグゼクティブディレクター

 フォワードワークスは、現在開発中のAndroid/iOS用RPG「アークザラッド R」の事前登録を開始した。配信は近日を予定しており、利用料金は基本プレイ無料のアイテム課金制。7月30日に行なわれた「『アークザラッド』シリーズ 新作発表会」では、その概要が明らかになった。

 「アークザラッド」は、“光と音のRPG”として1995年にシリーズ1作目が発売され、1996年にはシリーズ2作目となる「アークザラッド2」が登場し、人気を集めた。今回近日サービスが開始となる新作「アークザラッド R」は「アークザラッド2」の衝撃のエンディングの10年後を描く完全新作。

 「アークザラッド2」のラストで世界の人口の半分を失い、大陸の大半を失った「大崩壊」後の世界。復興まっただ中の世界だったが、「大崩壊」以前の技術を再生することに成功した大国アルディアが近隣諸国に開戦を宣言。プレーヤーは、水上都市国家ミルマーナの自警団に所属する少年ハルトとして、突如現われた謎の少女ミズハとともに冒険に出る。ストーリーにはシリーズ作のキャラクターも登場するという。

【「アークザラッド R」トレーラームービー|物語は「R」へと紡がれる。】
かつてのシリーズ作を手がけた土田俊郎氏が、「アークザラッド R」への想いを語った

 開発を手がけるのは、かつてのシリーズ作を手がけた土田俊郎氏が企画・原案・ゲームデザインを担当。重要な要素の1つとなる音楽はT-SQUAREの安藤正容氏が担当する。開発はオルトプラス。

 発表会に登場した土田氏は、「ファンの期待を裏切れないので、プレッシャーを感じた」と開発を振り返った。「プレーヤーのみなさんの思い出は大切ですが、新作を作るにあたって、話のスケールを大きくしたいですし、ストーリーの先が気になるようなものを作りたいと思いました。今回の作品をプレイすることで、プレーヤーのみなさんの想い出となるような体験をして欲しい」と想いを語った。

 新たなる作品を作るにあたり、「『アークザラッド』らしさを残しながら、どこを新しくするのか?」ということに悩んだというが、その結果出来上がったものに対して「これって『アーク』だねと言ってもらえるものになったと思う」と手応えを感じたようだ。

 タイトルにある“R”の意味については、“リボーン”や“リブート”などの意味のほかに、「ストーリーにからむキーワードとなっています。そこはプレイしたらわかると思う」ということで、ぜひともプレイして欲しいとアピールした。土田氏はラストに「新たなる主人公とヒロインの物語と、シリーズ作品としての続きを両立できた。(シリーズ作の)あの物語の続きをスマートフォンで手軽に初めて欲しいですし、プレイ体験としてゲームとしてしっかりと作っているので、新しい人たちにも是非プレイして頂きたい」とコメントして締めくくった。

従来のシリーズ作を手がけたスタッフが「アークザラッド R」を手がけている

シリーズ作を踏襲した戦略性の高いバトル

冒険の舞台となる「ワールドマップ」

 「アークザラッド R」はストーリーを進めながら、キャラクターを育て、装備品を強化していく王道のRPG作品。ストーリーはメインストーリーを中心としながらも、登場キャラクターごとのストーリーも用意されており、それぞれのキャラクターの魅力も語られていくという。

 バトルシステム的にはシリーズ作を踏襲した戦略性を重視した作りとなっている。キャラクターは移動先をタップするかスワイプさせて移動させる。キャラクター自身をタップすることでキャラクターの向きを変え、敵を攻撃。敵の正面から攻撃すると反撃されるため、いかに敵の背後を取るか、逆にいかに敵に背後を取られないようにするかがバトルのカギとなる。

 各キャラクターには個別の“オートスキル”が用意されている。たとえばヒロインのミズハは範囲内の味方キャラクターのHPを回復してくれる。オートスキルを上手く使うことも戦略の1つとなりそうだ。このほかに必殺技に相当する“アクティブスキル”も用意されている。アクティブスキルを使用するにはMPを溜めなければならないが、溜め方はキャラクターによって違うのだという。溜めたMPを使うことでアクティブスキルを発動させれば、強力な攻撃を繰り出すことができる。

 ゲームではやりこみ要素として、シリーズ作にもあったダンジョンを深く潜っていく「古代王の地下遺跡」、「ハンターズギルド」、「闘技場」なども用意されている。キャラクターの育て甲斐がありそうだ。

【「アークザラッド R」プロモーションムービー】
シナリオを進める形でゲームは進行していく
各種やりこみ要素も用意されている
デモプレイを行なった、オルトプラスの新川はるか第3スタジオ スタジオ長(左)、佐藤悠平氏(右)
【キャラクター】
ハルト
ミズハ
トッシュ(☆5)
【ゲーム内容】
【イベントシーン】
【クエスト】
【ダンジョン】
【ハンターズギルド】
【育成要素】

事前登録キャンペーンや、Twitterフォロー&リツイートキャンペーンを開始

 事前登録者数に応じてゲーム内特典が追加されるキャンペーンが開催された。事前登録者数が10万人突破することで、ゲーム内でガチャやアイテムの購入などに使用するゲーム内通貨「精霊石」が300個プレゼンとされるほか、20万人を突破すると「アークザラッド」シリーズの人気キャラクター「トッシュ(☆4)」が全員にプレゼントされる。

【事前登録キャンペーン報酬詳細】
1万人突破:精霊石100個
3万人突破:ゴッズ(キャラクターの強化、武器の作成や強化などに使用するゲーム内アイテム)50,000G
5万人突破:精霊石200個
7万人突破:虹の大結晶5個
10万人突破:精霊石300個
20万人突破:トッシュ(☆4)

 対象期間中に「アークザラッド R」公式Twitter(@arcthelad_r)をフォローし、キャンペーン対象のツイートをリツイートすることで、「復刻仕様『アークザラッド R』インフォメーションキット」などの賞品がプレゼントされる「Twitterフォロー&リツイートキャンペーン」を開催している。開催期間はアプリ配信開始まで。

 「復刻仕様『アークザラッド R』インフォメーションキット」は、プレイステーションのゲームパッケージを再現した限定ノベルティ。中には取扱説明書風の冊子や復刻シールなどが入っており、懐かしいものとなっている。

「復刻仕様『アークザラッド R』インフォメーションキット」は懐かしいデザインとなっている
「アークザラッド」の過去作が半額セールとなっている。まずはシリーズを振り返るのも良いだろう
11月3日に開催されるライブで、「アークザラッド R」の楽曲が披露される