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「サマーレッスン」の新城ちさとプレイレポート。3人目に隠された狂気を見る?
2017年9月24日 14:22
バンダイナムコエンターテインメントから10月12日に配信される予定のPlayStation VR(PS VR)専用ソフト「サマーレッスン:新城ちさと七曜のエチュード」。東京ゲームショウ2017のプレイステーションブースにあるPS VRコーナーでは、このデモ版を試遊できる。バンダイナムコエンターテインメントブースのステージイベントでも公開されたバージョンだが、それを実際に体験してきたので、そのレポートをお届けしよう。
プレイはまず、洋館の中にある部屋から始まる。テーブルセットの椅子に腰掛けていると、右側から新城ちさとが登場する。ずずっと回り込んできて、目の前に座るちさと。膝と膝が触れあう距離に座られると、さすがに落ち着かない。ばあやがダメだと言うが、「とにかく学校に行きたいの」。そのために世間の常識を教えてほしいと言うちさと。「すまーと?ふぉん、とか?」と、あざとくもたどたどしいワーディングに、仕掛けとはわかっているもののクラッとくる。お嬢様なので上から目線で言ってくるところもなんとも言えない。立ち上がって筆者の周りをぐるっと回り込むちさと。顔を寄せてくる。うわあそれだけでもうダメっす。
ちさとの体形は、細くてきゃしゃな感じ。でも肌は白く、「外にはそんなに出ないのだろうなぁ」という想像が付く。胸も小ぶりでBカップな感じが何とも。白を基調としたブラウスと黒のスカート、そして何と言っても黒のタイツがポイントだ。質感はまるで本物のタイツのよう。それが目の前にあるんだから、やっぱりちょっと萌える。はい。きっちりと家庭教師をさせていただきますよ。
そこでいきなり場面転換。「手品をやってみたいの」。どうやら通販サイトで手品の道具を買ったらしいのだが、それがなんと、人がすっぽり入った箱に剣を刺すというアレ。いや、引田天功ならまだわかるんですけど、それをやるですかちさとさん。気づいたら箱の中に入れられており、テーブルの上には長い剣が1本、短めの剣が2本置いてある。
「まずはこれかしら」。取り上げたのは長くて大きい剣。ここで選択肢登場。「本物?」 or 「やっぱりやめよう」。もちろんやめることなんてしませんよ。「本物?」と聞いたら「うちにあったものなんだけど」という答えが。
「じゃあ、行くわね」って、いきなり体のど真ん中を刺すですか! ぐっ、ぐぐっと2段階で刺される感じは、VRだとわかっていても結構怖い。「すごーい。ちゃんと貫通しているわ!」。いやそれ喜ぶところじゃないですから! マジで貫通してるかもしれないじゃないですか!
「では次ね」。今度は少し小ぶりな剣を持ち上げ……心臓の位置をマーク。え。そこに刺せるの!? 「えいっ」。いやこれVRなんですけど生きた心地がしませんよ。
そして最後の短剣を、今度は左真横から……ぐさっと。左腕に完全に刺さっていると思います。「わーい、成功ね!」。大喜びのちさと。いや多分、世間知らずのお嬢様が、そんな通販風情で(失礼)買ったもので手品をすると、リアルであれば絶対に刺されて死んじゃうパターンじゃないですか! で、死んじゃった俺は、じいやとかに処理されて闇に葬られるんだきっと。
そして体験は終了した。この間5分くらいだろうか。あっという間に過ぎてしまったというのが実感だ。でもやはり「サマーレッスン」はヤバい! 今回のちさとも、顔が寄ってくると恥ずかしくて見ていられない。そして髪の毛の動きがすごい。右目にちょっとかかる髪の毛がちさとのポイントなのだが、それがふわりと揺れる様は本当にリアル。何度でも顔と胸を近づけてください、ちさとさん。
これまでのひかりやアリソンとはまた違った魅力を持つちさと。そのお嬢様キャラクターと会えるのももうすぐだ。筆者としてはもしかしたら、ちさとが1番好きかもしれない。リアルだったら、その強気の中に隠された弱さを、どうやってさらけ出してやろうかと考えるだろう。果たしてこのほかどのようなイベントが待っているのか。とても楽しみに発売日を待つことにしたいと思う。