KLab Games、新作を続々発表。「遊☆遊☆白書」ほか多数のオリジナルタイトルが明らかに！

　東京ゲームショウ2017のKLab Gamesは同社ブースにおいて、最新情報の発表を行なった。今回発表された新作は3つのゲーム展開コンセプト「Japanese IP（日本のIP）」、「Global Growth（海外展開）」、「Original Creations（オリジナルIP）」を軸に展開されるという。

KLab株式会社専務取締役 CGO・森田英克氏が登壇し、今後のゲームアプリ開発への意気込みを述べた

「幽☆遊☆白書」に新作アプリが登場！

　人気コミック「幽☆遊☆白書」を題材にしたスマートフォン向け新作アプリケーション第2弾「幽☆遊☆白書 100%本気（マジ）バトル」が発表された。

　本作は5対5の形式でSDキャラクターがバトルを繰り広げるゲームアプリで、幽助、桑原、蔵馬、飛影といった人気キャラクターが多数登場し、5キャラ1チームのチーム編成を行ないゲームを進行していく。また、本作では自分だけのドリームチームを作り、他プレーヤーチームと競い合うことができるという。

　さらに本作ではTVアニメ「幽☆遊☆白書」で浦飯幽助役を演じた佐々木望氏をはじめとした、豪華声優陣によるキャラボイスが収録されているとのこと。

KADOKAWA×KLab Gamesで送る魔女（アイドル）の物語

　最初に発表されたのはKADOKAWAとKLabによるメディアミックスプロジェクト「Project PARALLEL」。

　本プロジェクトはキービジュアル通り透明感のある世界観で、“魔法”と“アイドル”が融合した世界観で展開されるという。また、本作には「まよチキ！」などの作品を手掛けたライトノベル作家・あさのハジメ氏や、イラストレーター・U35氏といったクリエイターが参加しており、今後はモバイルオンラインゲームのほかにも、様々な展開が予定されているとのこと。様々なコンテンツを扱ってきた両社による強みを活かした驚きのコンテンツ展開を期待したい。

今回発表されたプロジェクトでタッグを組んだKLabGamesの北牧プロデューサー（右）とKADOKAWA横山プロデューサー（中央）

光という名の絶望――「禍つヴァールハイト」

　続けて、新作トレーラ―とともに発表されたのはスマートフォン向けRPG「禍つヴァールハイト」の最新情報。本作ではプレーヤーが「機動兵団」と呼ばれる調査組織の一員となり、他のプレーヤーと協力して強敵と戦いながら物語を進めていく。また、同タイトルには「ファイナルファンタジーXII」を手掛けたシナリオライター・生田美和氏や、「機動戦士ガンダム　鉄血のオルフェンズ」などを手掛け、本作のメインテーマ曲を担当する横山克氏ほか、豪華なクリエイターが多数参加。加えて、リッチなグラフィックス表現や壮大さを感じるフィールド、魅力的なキャラクターやストーリーなど、コンシューマーゲームに匹敵するような体験をスマートフォンで実現したという期待のオリジナルタイトルに仕上げられている。

コンセプトアートには本作の広大な世界観が描かれている

プレーヤーが所属することになるという「機動兵団」。はたして、彼らをどのような冒険が待ち受けているのだろうか

世界に向けて「うたプリ」が舞い、「キャプ翼」がキックオフ！

　オリジナルタイトルの発表を終え、次に発表されたのは海外向けにローカライズされたコンテンツ「Captain Tsubasa:DreamTeam」と「Utano☆Princesama ShiningLive」。どちらも国内で人気のコンテンツとなっている2作品だけに、海外でのスマッシュヒットを予感させる。

　数多くのプロジェクトや新作ゲームアプリが発表され、盛り上がりを見せたKLab Gamesブースの最新情報発表会。今後もますます増えていくであろう、ゲームアプリ業界において、独自の戦略を打ち出すKLab Gamesが今後どのような展開を見せるのか。これからも動向に注目していきたい。