ニュース
有村架純さん、役所広司さんら豪華俳優陣が続々登場! 「レイトン」シリーズ最新作が完成!
2017年7月3日 20:49
レベルファイブは7月3日、ベルサール九段にて「レイトン」シリーズ最新作完成披露会を開催した。
全世界累計1,600万本を出荷した、アドベンチャーゲーム「レイトン」シリーズ。その正式続編となるニンテンドー3DS/Android/iOS用アドベンチャー「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀」の魅力を伝えるというテーマで、レベルファイブの代表取締役社長兼CEOの日野晃博氏を始め、豪華ゲスト陣が登場しての披露会となった。
最初に登壇したのは、レベルファイブの日野氏。第1作目から10年が経過した2017年に発売される、最新作の特徴が紹介された。大きな変更点が主人公で、従来のレイトン教授から、彼の娘であるカトリーエイル(カトリー)となった。助手も、これまでのルークとレミから、しゃべる犬のシャーロと冴えない若者のノア・モントールになっている。物語は、1つの壮大なナゾを解いていくスタイルから、いくつも起こる小さな怪事件のナゾを次々に解いていくというハイスピードなコミカルナゾトキストーリーへと転換したと説明した。
ゲーム中に出題されるナゾは、これまで「頭の体操」シリーズなどの著者である多湖輝氏が監修していたが、残念ながら2016年に他界されてしまったということで、多湖氏が指名した「ゴースト暗算」の著者・岩波邦明氏がゲームのナゾの開発に参加することに。また、オシャレなロンドンが舞台と言うことで、カトリーには着替えの要素を盛り込んだという。依頼先は、世界的に有名スタイリストのSHOHEI KASHIMAさんということで、プレイする際の大きな楽しみになることは間違いなさそうだ。
岩波氏が大量のナゾを持ち込んだことが、新シリーズに繋がる
次に登場したのは、今作でナゾ開発を担当した岩波氏。日野氏との初対面の時のことを聞かれ「多湖先生にパーティに呼ばれ、九州から来た人を紹介するからと言われて会ったんですが、それがまさか日野さんとは……」と語った。
日野氏によると、そもそも今作は岩波氏がレベルファイブに持ち込んだ大量のナゾによって始動したとのことで、まだ本作の企画が無かった時に「「レイトン」シリーズに関わらせてほしいです!」と言って持ってきたナゾを実際に披露した。「多湖氏と岩波氏でタッグを組んでやるはずだったのですが……」と、日野氏が残念そうな表情を見せる場面もあった。
レイトン教授役の大泉洋さんからのコメントも到着! ゲスト俳優陣のトークコーナー
次にゲストとしてステージに招かれたのは、カトリー役の有村架純さんと、シャーロ役の役所広司さん、ノア役の坂口健太郎さん。
カトリーがどんな女の子かと聞かれた有村さんは、「男勝りで父のレイトンよりも品があり礼儀正しく、でも天真爛漫な女の子」とコメント。日野氏も「有村さんの声がカトリーにピッタリだった」と感想を述べた。ここで、有村さんにメッセージが届いていると伝えられ、映し出されたのがレイトン教授役の大泉洋さんからのビデオレター。ゲスト3人への絶妙なコメントが、会場の笑いを誘っていた。
シャーロ役の役所広司さんは役作りについて聞かれ「以前に犬を飼っていて、いつも話し相手としていたこともあったので、懐かしく思いながら、その頃の経験を活かして演じました」と答えていた。これを聞いていた日野氏が「しゃべる犬の役なんかを役所さんにオファーして良いものどうか悩んだ」と、当時の気持ちを吐露する場面も。
カトリーの助手であるノア、その役を演じる坂口さんはノアの性格を聞かれ「情けなかったりあわてんぼうだったり。ナゾトキのシミュレーション時に使われて、散々な目に会うんですが可愛らしいイメージです」と感じたそうだ。さらに、自身との共通点を聞かれると「生き写しみたいな感じがしました。キャラクターがピッタリで、ドジなところもキュートな感じでした。もしかすると、自分と近いものを持っているのかな?」と、かなり親しみを感じていたのがうかがえた。
「レイトン」シリーズの今後について聞かれた有村さんは「皆さんに、これからも愛され続ける作品になるよう一生懸命頑張りたいと思います」とコメントし、日野氏も「今作はキャストも、制作時間も過去最高で、あらゆる制作工程が最高の内容になっていますので、ぜひ楽しんでいただきたい」と続けた。
全世界レベルで展開されている大型プロモーションの一環として、会場で出題も
続いて、6月20日から9月21日までの間、全世界10カ国で全50問が出題されるプロモーション「レイトン ミステリージャーニー 世界ナゾトキ大冒険」が紹介された。その一環として「全世界に向けた謎をこの場で発信します!」という日野氏の合図で、新たなナゾの描かれたパネルと、ヒントとなるシルクハットが公開された。これを拡散して、世界中の人とナゾを解いてほしいということなのだが……果たして、みなさんは解読することができるだろうか?
最後のゲストとして、主題歌を担当したアーティストの西野カナさんが登場。テーマ曲のタイトルは「Girls」で、ゲームシナリオを読んで自身で作詞を行ったそうだ。西野さんは「カトリーの芯の強いところや優しいところをイメージして作詞しました。カトリーがナゾを解決していく姿を応援したいと思い、女の子の応援歌を作りました。みなさんも素敵な夢を持っていたり頑張っていることがあると思いますが、負けそうな時や挫けそうな時に応援歌として聞いてもらえると嬉しいです」と、この曲を通じて伝えたいことを語ってくれた。ここで、ゲームの発売に先駆けて西野さんが主題歌を披露し、イベントは幕を閉じた。
©LEVEL-5 Inc.
Licensed by SME Records