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ナブーでのクローンとドロイドの戦い! 「Star Wars バトルフロント II」
映画世界がさらに広がる戦場、ジェダイやシスと共に戦え!
2017年6月17日 10:15
SIEAブースでの人気タイトルの1つが「Star Wars バトルフロント II」だ。今回出展されていたのは惑星ナブーの首都シードでの戦いを描いている試遊バージョンだ。
ここでは、銀河共和国軍のクローントルーパーと、通商連合のドローン兵士が激しい戦いを繰り広げる。映画では描かれなかったが、ひょっとしたら起きていたかもしれない戦いとして、魅力的な設定だ。グラフィックスは非常に美しく、まるで映画の中のようだ。
ドローン兵士、クローントルーパーとも様々なバリエーションがある。トルーパーは劇中でも強力な火器を持った兵士や、スナイパーなどがいたが、無機質なドローン側もカスタマイズされているのが面白い。どちらも一見無個性な姿なのだが、装備や能力で個性が出てくる。「ガンダム」における様々なジムのバリエーションのような感覚、といえば伝わるだろうか。ジェットパックをうまく使う人がいたり、プレーヤーの腕の違いも見所だった。
本作の大きな特徴が「バトルポイント」システム。敵を倒したり、目的を果たすことでたまるポイントで、貯めておけば次回の出現時に強力なキャラクターを使うことができる。戦闘機に乗って上空から攻撃したり、戦闘能力の高い「スーパー・バトル・ドロイド 」になれたり、さらにはボバ・フェットやダース・モールといったキャラクターになることもできるのだ。ここは前作より洗練されている部分で、ポイントを小さく使うのも、大きく使うことでも個性が出る。
今回は前作のAT-ATを中心とした駆け引きの「ウォーカー・アサルト」に近いルールで戦いが行なわれた。通称連合の巨大戦車が攻防のキモとなり、市街戦からナブーの宮殿での戦いとなった。映画ファンにはかなりグッとくるシチュエーションだ。
本作は、“やはり「スター・ウォーズ」はいい”、としみじみ思わせる作品だ。映画では少ししか描かれないシードの町並みや宮殿の中を、クローントルーパーとドローンが戦っている姿は映画以外のシーンを思わせられるし、1兵士としての感触も良い。
そしてバトルポイントを活用し、時にはヒーローとなれるのである。うまいプレーヤーは大活躍でき、そうでないプレーヤーはヒーローらしき活躍ができないが、それでも良いのだ。自分が戦っているすぐ横をヒーローが駆け抜けていく面白さ、戦場でジェダイを見ることでリアルな戦場が一瞬ファンタジーとなる。映画ではすぐ暗黒時代が訪れてしまうが、撃ち合いをしているど真ん中で激しくライトセーバーで切り結ぶジェダイとシスを目撃する、この感触を味わうためだけに本作が欲しくなってしまう。「Star Wars バトルフロント II」はとても魅力的なゲームだ。































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