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「二ノ国 II」、美しくも凝ったボス戦をプレイ
妖精「フニャ」を巻き込んでスキル発動! 具体的な操作感に迫る
2017年6月19日 17:48
E3 2017にあわせて、発売日が11月10日と発表されたレベルファイブのプレイステーション 4/Windows用ファンタジーRPG「二ノ国 II レヴァナントキングダム」。E3 2017の会場では、海外発売元となるバンダイナムコエンターテインメントのブースにて、本作のプレイアブル出展が行なわれていた。
今回の出展版では、2種類のボス戦とのその前後がプレイできるというもの。ボス戦では本作のバトルシステムをより詳しく知ることができたので、その内容をご紹介したい。
スキルと「フニャ」が戦闘のポイント!
「二ノ国 II レヴァナントキングダム」は、クーデターによって王国を追われてしまった元国王の若き少年「エバン」を主人公とするファンタジーRPG。デモ版では旅の仲間であるロウラン、シャーティーと共に、ボス戦へ挑む内容となっていた。
戦闘はエバンのみを操る3Dアクションとなっていて、ロウランとシャーティーに関しては自動で戦闘を手伝ってくれる。エバンは剣による近接攻撃と杖による遠距離攻撃の2種類の攻撃方法を持ち、敵の行動をよく見つつ、攻撃を叩き込んでいくという流れだ。
戦闘時の特徴として、エバンはスキル攻撃を有している。戦闘中に溜まっていく青いゲージを消費して発動可能で、具体的には、DUALSHOCK 4でR2ボタンを押し込みながら○×△□ボタンそれぞれに割り振られた4種類のスキルが繰り出せた。
スキルは連続斬り、回転斬り、水の属性攻撃、そして回復となっていて、使用した中では連続斬りは扱いやすく強力に感じられた。また戦闘中は、ロウランたち以外にも「フニャ」と呼ばれる妖精たちがワラワラといて、彼らも戦闘を手伝ってくれる。
フニャには風や火、水などといった種類があり、種類ごとに集団となって行動している。敵に向かって槍を投げたり、味方を回復したりと、小さい体で健気に頑張ってくれるのがかわらしい妖精たちだ。
またスキル発動時、溜める動作をすることで、周囲のフニャから力を得てより強力な攻撃を出せるようになる。フニャに応じた属性も攻撃に上乗せされ、さらに属性は重ねられるので、折を見てフニャを巻き込んだスキルを発動することで効率的かつ派手な戦闘シーンが演出できる。
操作レスポンスも良好で、なおかつアニメ調のシェーディングによるゲーム画面が滑らかで美しく、さらに親しみやすい印象で大変良かった。ボス戦には様々なギミックも用意されているほか、巨大な竜のような超大型のボスも待ち構えているなどかなり凝っているので、戦闘システムを理解するほど、楽しんでボス戦をプレイできると思う。
今回はバトルが主な内容ということでまだまだ全貌は明かされていないが、これだけでもかなり期待できる内容となっていたので、今後の情報公開が楽しみにしたい。