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「PSO2」EPISODE5は7月26日から配信開始。上級クラス「ヒーロー」も実装！
2017年6月10日 23:35
- 6月10日 開催
- 会場：幕張メッセ
セガゲームスは、「ファンタシースターオンライン2」（以下、PSO2）のオフラインイベントである「ファンタシースター感謝祭」を全国で開催。6月10日には千葉・幕張にある幕張メッセで行なわれ、全国開催のスタートを切った。
会場ではステージプログラムとして「PSO2 STATION!」が行われ、PSO2のEPISODE4で配信される最後のクエストについて紹介されたほか、次章となる「EPISODE5」の配信が7月26日に決まったことも発表。その概要についても明らかになった。
「EPISODE4」の最終配信内容を公開
アップデート情報を公開する「アップデートEXPRESS」ではまず「EPISODE4」の最新情報について公開された。
まずは7月5日より配信される内容から。「七夕ロビー」が例年同様に登場。笹にアクセスすることで、ランダムにみんなの願い事を見ることができるようになっている。内容はユーザーから事前に公募したもののほか、ゲーム内の登場キャラクターの願い事、開発者や出演者の願い事が見られるとのこと。「ここの全員が書きました」と酒井氏が語っていたので、なすなかにしの2人、諏訪さん、酒井氏、木村氏、中村氏の願い事を見ることができるようだ。「去年『今度言います』という短冊を書いたんですが、今年もまた新しいちょっとしたボケをしているのですが、スタッフさんがそれを見て『これでいいですか？』と言っていた。我々のを見たらはずれと言うことで」と中西さん。
そして「七夕2017ビンゴ」だが、こちらの報酬としては進化デバイス「リリライポ」という、リリーパ族と太鼓がなぜか合体したものが配信される。また「フランカ's カフェ『海のカフェ』」として、南国をイメージしたカフェが登場する。ほかには「シー（5周年記念）」のクライアントオーダーが追加されるほか、交換ショップのアイテムが更新されるとのこと。このアップデートに伴い、一部のアイテムが7月5日から交換できなくなるので、それまでにアクセサリ交換を終了しておいてほしいとのことだ。
また期間限定の常設クエストとして「特別突破訓練：Episode1～4」が配信される。これはEPISODE1～4までの特別突破訓練をすべてクリアしている場合に登場する。このため少し難しめのクエストとなっており、出てくる敵の数も多いので、時間切れには注意してほしいとのことだ。
ドロップアイテムだが、4つの特別訓練で登場するアイテムすべてをゲットできるとのこと。これに加えて、本クエスト限定の武器迷彩「＊ヴィランツアクター」と、新しい★12ユニットの「リア／ウェラボード」が手に入る。「PSO2」5年の集大成となるクエストになるので、ぜひ遊んでほしい。
新たなスクラッチだが、今年も夏っぽい「トロピカルサマーオーシャン」が配信される。これは海賊をイメージしたレイヤリングウェアや、セクシーな水着などの新作水着ベースウェアが登場する。これ以外にも過去に配信された人気の水着も配信されるとのこと。スクラッチの回数ボーナスとしても「フルフェイスヘルメット」、「サブアーム」という変わったものも登場する。
そしてレイドボスとして、「幻創戦艦・大和」の強化版が登場。予告専用緊急クエスト「威風堂々たる鋼鉄の進撃」として配信される。これはエクストラハードのみとなっており、全般的に難易度が上昇しているとのこと。前半戦にはラスベガスのエネミーも登場するほか、大和の攻撃も以前とは変わっているという。
またリバイバルとして「威風堂々コレクション」、「幻創戦艦コレクション」が11月29日までの期間で配信。「威風堂々コレクション」はミリタリー系、幻創専科コレクションがA.I.S系と大和系のアイテムが収録されている。
またクリファドフューズ的な新しいアイテム「エーテルフューズ」が登場。使い方が2つあり、1つが等級武器のアップグレード、もう1つはA.I.S系と大和系の武器の第2潜在の開放となる。等級武器をアップグレードすることで新世武器に変化することができ、少し強くなるほか、因子がステータス6になるので、上を目指す人はぜひ手に入れよう。
このほか新しい★14武器がソード、デュアルブレード、ツインマシンガンのカテゴリで追加される。ユニークな潜在能力が入っているそうなので期待しよう。また大和がEPISODE4ラストのレイドボスということで、マザーとデウスエスカが持っている★14武器6種類についても“非常に低い確率”だがドロップする可能性があるそうだ。
7月19日からは再戦クエストとして「大海に顕れし鋼鉄の巨艦」を配信。これは「威風堂々たる鋼鉄の進撃」をクリアしたあと、メイン／サブLv80以上で受注可能な4人用の再戦クエストとなる。難易度が高そうだが「A.I.Sを使いきれば勝てる」（木村氏）とか。
戦うのは後半戦のみとなっているので、いきなりA.I.Sに乗って「天轟幻創戦艦・大和」と戦うことが可能だ。なおこのクエストはデウスエスカとは異なり、マルチで5回死亡するとクエストと失敗という条件はないが、時間制限が厳しくなっているので「アーリーライズ」などのアイテムを持っていくことがオススメとのことだ。この再戦クエストでEPISODE4の配信クエストは最後となる。
そして次第に明らかとなる「EPISODE5」
続いて「EPISODE5」の情報が紹介された。タイトルは「Heroes：EPISODE5」。新たなキャッチコピーとして用意されたのは「集え、英雄！“伝説のPSO2”へ。」だ。キービジュアルも、ヒーロー男女とハリエット、謎の男性が含まれたキービジュアルが公開された。ディレクターとして紹介されたのは濱崎大輝氏だ。濱崎氏はEPISODE4でも木村氏とともに“ダブルディレクター”を務めていたが、今回1本立ち。「EPISODE3で菅沼さんが紡いで、EPISODE4で中村さんが気づき上げたPSO2のユーザーのことを思った配信をしっかり引き継いで、皆さんに楽しんで頂くコンテンツを提供できたらと考えています」とコメントした。
EPISODE5のコンセプトは「英雄感」。「PSO2」が5周年を迎えたことで、これまでの「アクション」、「クエスト」、「世界観」の3要素に新たな進化を与えたとのこと。アクションについては上級クラスを実装することで、今までのクラスを超越したヒーロー感のあるアクションを可能にした。
今までよりも困難な状況を乗り越えられるよう、新たに「一騎当千感」を導入し、爽快感のあるバトルに変化。世界観については中世ファンタジーとSFの世界観を融合させて、主人公が前面に出された新たな「英雄譚」を展開していく。
EPISODE5の世界だが、ブラックホールの中に群雄割拠する新世界「異世界オメガ」があるという設定。戦乱の火種となる「エフィメラ」を使って召喚された「魔物種」という新たな敵と戦うことになる。
魔物種との戦いだが、新しく「バスタークエスト」が用意される。これは採掘基地防衛戦の守りの要素に加えて、攻めの要素も取り入れた攻防一体となった、攻略性の高い常設クエストとなり、拠点を守りながら城壁を突破し、魔神城を攻略していく。これは「PSO2」初の8人用マルチパーティークエストとなるが、「マナ」の回収と「破界鎚（バスターパイル）をうまく守ることが攻撃の鍵となる。
このバスタークエストにチャレンジするに当たり、初の上級クラスとなる「ヒーロー」が実装される。これは打・射・法のすべてを使えるエキスパートクラス。武器はソードとツインマシンガン、タリスの3種類が使えるが、これまでの武器もまったく違うアクションが用意される。「バスタークエストは激しいクエストだが、その中でも活躍できる、まさに英雄と呼べるクラス」（濱崎氏）。
ヒーローになるための条件は、打・射・法の3クラスをすべてクラスレベル75以上にすること。「80にしてしまうと遊んで頂ける人が少なくなってしまう。ソードを使っている、タリスを使っている人が、もう少し違うことをしたいと思ったときに遊べるようにした。長く遊んで頂いている方であれば遊べる条件にしました」と濱崎氏。称号を獲得したあと、コフィーのクライアントオーダーをクリアすればヒーローを選択できるようになる。ヒーローは単体で強さを発揮するため、メインクラス専用でサブクラスは入らない。
なお先ほども紹介したとおり、ヒーローは「ソード」、「ツインマシンガン」、「タリス」を使えるが、ヒーローが使うとまったく違う武器に変化するとのこと。「使ったときの挙動がまったく変わる」（木村氏）。武器の切り替えアクションも用意され、短く押しておくとソードならソードのPAが出るが、長押しをすると自動的に違う武器へ変えることができる。「よりスタイリッシュなコンボができるようになる」（濱崎氏）。
ヒーローのソードアクションだが、武器アクションがガードから「気弾」に変わる。チャージすると挙動が変わる。「派生PA」が用意され「短く押すとA、長く押すとA＋Bのような挙動となる。1つのPAで2個分のPAの機能を持つ。状況に応じて派生をどれくらい使うのか見極めてプレイすると楽しい」（濱崎氏）。
ツインマシンガンもルールが変わる。今まではPAでPPを吐き出して、通常攻撃でPPを回収するという形だったが、通常攻撃でもPPを消費する。押しっぱなしにすると連射するが、その分PPを消費する。回復は武器アクションの「リロード」で行なう。リロードモーション中にPPを回復できる。「通常攻撃やPAで攻撃して、隙を見てリロードしてPPを回復するのがプレイスタイル」（濱崎氏）。PPを早く回復する方法も用意されているそうだが、詳細は今後明らかになるとのことだ。
タリスのアクションは、武器アクションが「高速移動」に。長押しするとマーキングショットを飛ばした場所に一瞬で移動できる。「後ろに置いて戦いながら後ろに回避するのに使ったりできる」（濱崎氏）。ヒーローで初めて、PAの使用も可能となる。
そしてEPISODE5に登場するキャラクターを紹介。シャオがEPISODE3以来の登場となるが、EPISODE5はEPISODE3から2年ほどたっている設定となっている。ヒーローを代表する、英雄に憧れる少女としてストラトスが登場。シエラは妖精役となった。舞台となるオメガの姫君がハリエット。その姫を慕う副官がヴァルナだ。
なおEPISODE5だが、全クラスのバランス調整をするほか、素材倉庫が実装に。同シップ内であれば複数のブロックマッチングに対応する。マイセットには新たに3枠が追加され、アクセサリーの微調整も可能となるほか、同じアクセサリーを重ねて装備する「重複装備」にも対応する。バランス調整については、各クラスごとのまとめを公式サイトに詳細が掲載されているので参照してほしい。
濱崎氏は「会場でのムービーに声援を頂いたので手応えを感じた。ムービーで見てすごいと思っても実際に遊んだらそうでもないな、とならないようにしていきたいし、継続して楽しんでもらえるようにアップデートを頑張っていきたい」と抱負を述べた。
なお、サービスイン5周年を記念して、毎月2日は「PSO2の日」となる。最初の「PSO2」の日は7月2日。この日にログインした人全員に「SG22獲得チケット」を2個プレゼントするほか、7月2日には「ボーナスキー東京・金」もプレゼント。1日限定のお得なブーストとして「ログインスタンプ＋1」、「獲得FUN2倍」、「ギャザリングフィーバー発生率＊ヴィランツアクタ＋100％」が用意される。
「PSO2es」の情報も公開
続いて「PSO2es Season2」の最新情報も公開。こちらはディレクターの陳智政氏が登壇して紹介した。
「Season2」は6月28日から公開。ヒロインのジェネは「Season1」に引き続き登場。「露出度が下がったが、その分柔らかさがアップしている」（陳氏）。新たに加わる仲間はデュナ。謎に包まれているキャラクターだが、Season2のストーリーとともに明かされていく。敵側にはヘイド、アナティスの2キャラが登場。ヘイドはアークスに憎悪を抱いているという設定だ。なおストーリークエストの敵側にもウェポノイドが登場する。
システムとしてはパレット機能の拡張、レベル上限70から75への解放、チップ教科によるオススメ選択の調整が行われるほか、初心者向け機能として「オススメ装備」を実装する。
ゲーム内のイベントとしては、ランキングイベント「天を裂く光晶の翼」が7月中旬に開催される予定となっている。
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