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PS Vita用「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」、発売決定

「グリザイア」シリーズのサイドエピソード集がパッケージ収録!

7月発売予定

価格:
パッケージ版 4,000円(税別)
ダウンロード版 3,333円(税別)

 プロトタイプは、Playstation Vita用ビジュアルノベル「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」を7月に発売する。価格はパッケージ版が4,000円(税別)。ダウンロード版が3,333円(税別)。

 「グリザイアの果実」は、2011年2月にWindows用ソフトとして発売され「グリザイアの迷宮」や「グリザイアの楽園」などのシリーズ化された。PSPやPS Vita版でも移植版が発売され、2014年10月にはTVアニメ化もされた作品。

 PS Vita版「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」は、テレビアニメ版「グリザイアの楽園」Blu-ray/DVDなどの初回限定版特典用に制作されたWindows版DLC「グリザイアの有閑」と「グリザイアの残光」、「グリザイアの旋律」が1パッケージに収録されている。

PS Vita版「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」

【PS Vita TVにも対応!】

 PS Vita TVにも完全対応し、テレビにつなげば大画面でのプレイも可能。

PC版の色味に近づける「色合い調整機能」付き!

 「グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-」の原作はPC用ソフトのため、グラフィックスは一般的なPC用液晶モニターに合わせて彩色されている。一方PS Vita版は「有機EL」を搭載した1000シリーズと、構造はPC用液晶モニターに近い2000シリーズがあるため、PS Vitaで表示されるグラフィックスをよりPC版の色味に近づける「色合い調整機能」を搭載している。

 「色合い調整機能」には以下の3タイプがあり、「タイプA」もしくは「タイプB」に設定した場合には、それぞれの色合い調整の「適用量」も調節でき、好みにあわせての画面設定が行なえる。

・調整なし/PS Vita TVでプレイする際や、各々のPS Vita固有の発色で楽しみたい人向け。

・タイプA/PS Vita 1000シリーズの有機EL表示のビビッドな発色をおさえてPC版に近づける。

・タイプB/PS Vita 2000シリーズの液晶表示の色味を鮮やかにし、黄色みをおさえてPC版に近づける。

「色合い調整機能」紹介ページ

壁紙コレクションを収録!

 PS Vitaのホーム画面とスタート画面用にデザインされた壁紙を多数収録している。最初から使える壁紙もあれば、特定のストーリーを読むと使えるようになる壁紙も存在する。

タッチスクリーン対応!

 従来のボタン操作に加え、メッセージ送り、選択肢の決定、早送り&巻き戻し、チャプタージャンプなどのあらゆる機能がタッチスクリーンにも対応し、PS Vitaならではの直感的操作で快適にプレイできる。

物語について

【グリザイアの有閑】

 「みちる」が中心となり、意識の高い活動をしようと、「幸」や「蒔菜」たちの協力のもと、新たな部活動を開発しようとすることになるのだが……。美浜学園に暮らす5人のヒロインたちの1日を描いたドタバタ劇を楽しむことができる。

【スクリーンショット】

「グリザイアの残光」と「グリザイアの旋律」

 「グリザイアの迷宮」に収録された雄二の過去編「カプリスの繭」で語られた主人公・風見雄二の出生からこれまでの生い立ちなど、「グリザイアの残光」と「グリザイアの旋律」では、これまで語られることのなかった風見雄二の過去を描いたエピソードが楽しめる。

【グリザイアの残光】

 天涯孤独となり国際テロリストに利用されていた幼い頃の主人公・風見雄二が、国の機関であるCIRS(サーズ)に所属するエージェント・日下部麻子に助け出され、彼女に育てられていた時期の物語。作中の空白を繋ぐミッシングリンク。秘められた麻子と雄二の逸話が明かされる。

【スクリーンショット】

【グリザイアの旋律】

 主人公・風見雄二が先代である日下部麻子からナンバー9029を正式に引き継いで間もない頃。雄二が麻子に代わり、国内および海外を飛び回りながら、数々の任務をこなしていた時代の物語。新キャラクター「マリオン」と「イザベラ」も登場する。

【スクリーンショット】

登場人物を紹介

「グリザイアの有閑」の登場人物

・榊由美子(さかきゆみこ)

CV:田中涼子

 黒髪のロングヘアーが似合う美少女。自分のペースを崩されることを極端に嫌い、他人を寄せ付けないため孤立することが多い。クールビューティーと言えば聞こえは良いが、実際は人付き合いが苦手で、警戒心がとても強い。実家は「大」が付くほどの富豪。

・周防天音(すおうあまね)

CV:田口宏子

 面倒見の良い姉御肌。皆に慕われる人気者で、しっかり者の印象が強いが、天然ボケなのか、子供っぽいイタズラをすることも。実家は銀座に本店を構える老舗料亭で、料理には自信あり。とてもスタイルが良く「とても明るく・ちょっとエッチなお姉さん」を装っているが、それは彼女の暗い過去を隠す仮面でしかなかった。

・松嶋みちる(まつしまみちる)

CV:水橋かおり

 金髪ツインテールに天の邪鬼な言動がトレードマークの女の子。明るく元気で、クラスのムードメーカー的存在である。勉強は可哀想なくらいに残念な成績らしい。強いブリーチによる頭皮の痛みに耐え抜いた末の賜物である金髪ツインテールと、日頃のたゆまぬ訓練のもと、ツンデレキャラを演じている。

・入巣蒔菜(いりすまきな)

CV:たみやすともえ

 身長も低く、舌っ足らずなしゃべり方ゆえ、幼くみえる。天真爛漫で自由奔放と言えば聞こえは良いが、一言で言ってしまえば「天然」と表現できなくもない……掴み所のない子である。実家は大財閥らしく、それ故に凄惨な事故に巻き込まれた過去を持つ。

・小嶺幸(こみねさち)

CV:清水愛

 全寮制の美浜学園において、メイド服を好んで着ている上、かいがいしく周りの世話を焼いているため、初対面の人間からは必ず「メイドさん」として認識されてしまう女の子。

 性格も、真面目・控えめ・良く気がつく、と、三拍子揃ったメイド気質。更に行動力も兼ね備えており、一番下の学年でありながらクラス委員長を任されている。

「グリザイアの残光」の登場人物

・日下部麻子(くさかべあさこ)

CV:瑞沢渓

 風見雄二の師匠にして最強の女。性格は大雑把でデタラメ。詳細はおろか、組織の正式名称さえ表立つことのない政府の“特別の機関”に所属する特殊工作員で、専門は潜入と強襲。格闘・戦闘術・遠距離精密射撃に優れている。

 任務の際に救出した子供(雄二)を引き取り、国有地の管理人として山に篭り隠居生活をしていたが、最後は雄二に病床を看取られ亡くなっている。

・春寺由梨亜(はるでらゆりあ)

CV:鳴海 エリカ

 旧名はJulia・Bardera(ジュリア・バルデラ)であり、親しい者からは“JB”という愛称で呼ばれている。生真面目で職人気質なドイツ人の父、陽気で皮肉屋なイタリア人の母との間に生まれ、父親の性格と母親の容姿を受け継いでいる。

「グリザイアの旋律」の登場人物

・マリオン

CV:五十嵐裕美

 マリオン・ガーランド。9歳。女性。今回の、雄二の任務の護衛対象。コロンビアの大麻密輸組織の会計士である「ティモシー・ガーランド」の娘。司法取引の証人の家族として、身柄を保護するため、アメリカに移送された。裕福な家庭で育ったためか、相当に気難しいお嬢様。

・イザベラ

CV:五十嵐裕美

 イザベラ・フィッツジェラルド少佐。今回の、雄二のアメリカ護衛任務での上官。CIRF所属で、ワシントンD・Cのオフィスに居を構えている。JBより年齢は若い模様。