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日本人向けに練り込まれた“MOBA”を! 「オーディンクラウン」この春スタート
5分くらいでサクッと楽しめる、バトルが楽しいスマホゲーム誕生
2017年3月6日 13:00
GameJeansは3月2日に都内の会場で発表会を開催し、同社が2017年春にリリースする予定のスマートフォンゲーム「オーディンクラウン」について、その概要を発表した。発表会には同社の代表取締役であり、本作のゲームプロデューサーの飯野晃広氏が登場。本作の魅力について解説した。
「神撃のバハムート」を手がけた飯野氏が作る本作のジャンルは「アクションRPG×MOBA」とのこと。飯野氏はMOBAというジャンルを選んだことについて「世界的にヒットしているが、日本ではまだヒットしていない。開発を始めたのは2年半前からだが、これからのスマホゲームを考えたとき、『人と戦う』、『アクション性の高いゲーム』が伸びていくのではと考えた。日本人向けにMOBAを作ればわかってもらえる」と語る。
バトルのルールについては1対1、3対3、5対5の3つが用意されており、気軽に遊べるように作られている。「1対1だと3分~4分くらいのプレイ時間。5対5でも7分くらい」と飯野氏が語るように、さくっとリアルタイム通信でプレイできるとのこと。MOBAといえば1回のプレイ時間が長く、それがかえって初心者にはハードルとなっていたが、本作ではそのような心配をしなくてもよいようだ。「50分を超えるようなMOBAもあるが、負けたときの衝撃が厳しい。一生懸命プレイしたのに『ああもう嫌だ』となってしまう。負けたとしても『次に行こう』となれるようなゲームにした」と飯野氏。
また、MOBAについてはルールを覚えることもポイントとなるが、本作では「1人で楽しむクエストモード」が用意されている。お気に入りのキャラクターを使って、MOBAを学べるようになっている。「タワーという概念があったり、コア数の勝敗率を学びながら進めていけるように作られている。ストーリーに関しては、“オーディンクラウン”という魔力を持つ王冠があるのだが、これを巡る物語を楽しみながら、アクションRPGの感覚でMOBAを学べるようになっている」(飯野氏)。
登場するキャラクターも、こだわりを持って作られている。主人公的なポジションで、ユーザーが最初に手に入れる「ライル」というキャラクターは、過去の記憶を失ってしまい、戦い方だけを体が覚えているという存在。このオーディンクラウンの世界を旅する中で、記憶が次第に戻ってくる。ライルはスタンダードな「ファイター」の属性だ。
このほか「ヴァネッサ」というキャラは、街から街をさすらう賞金稼ぎ。生まれたときから天涯孤独な身だが、次第に「オーディンクラウン」の世界に迷い込んで戦っていくというのがストーリーだ。
そして「ジークフリート」。元々は竜を倒す正義の騎士だったのだが、大切な人が守れなかった時があり、それを悔いて闇に落ちてしまう。タンク系のキャラクターで、体力が多くなっている。
なおリリース時には50体以上のキャラクターが用意されることになっており、それぞれのキャラにはしっかりとしたバックストーリーがあるとのことだ。キャラクターの監修は、株式会社CyDesignationの相場良祐氏が担当している。
キャラクターの操作だが、画面上をフリックすることで移動可能。右下のミニマップをタップして、その地点まで自動移動することもできる。敵に攻撃したい場合は、その相手をタップするだけでよい。キャラは固有のスキルを3つ持っており、左下に用意されているスキルボタンをタップして発動することができる。ポーンと呼ばれる敵を攻撃していくとキャラクターがレベルアップするのだが、レベル7になると強力なクラウンパワーを発動できる。なお「AUTO」モードも用意されており、それをタップすると自動的に敵へ向かっていき、攻撃してくれる。
実際にプレイしてみました!
会場ではクエストモードと5対5のバトルをすることができたのでご紹介していこう。
ホーム画面では、自分が操作できるキャラクターが表示されている。ここで画面下にある「クエスト」をタップするとクエストが、「バトル」をタップするとバトルを選ぶことができる。
クエストは、用意されているエリアを1つひとつクリアしていく形。先ほどもあったように、お気に入りのキャラクターを使って戦い、最後に登場するボスを倒せばクリアとなる。
中でも楽しかったのは、やはりバトルだ。2回行なったのだが、最初はどのようにして戦ったらよいのかわからず、うろうろしているうちにやられたり、攻め込まれたりして負けてしまった。リベンジマッチではプレイに馴れてきたのか、一進一退の攻防に。しかしまだおぼつかない操作のため、なかなかレベルを上げることができない。ちょこちょことスキルを発動させながら戦う。でもこのバトルは、要は敵が守っている物を壊せばいいことに気づき、みんなで押し寄せた結果、今度は勝利することができた。確かにサクサクとプレイでき、移動もスキル発動も簡単なので、MOBA初心者であっても十分に楽しむことができそうだ。
なお飯野氏はどのキャラクターが好きかというと「姫ゾンビ」とのこと。「グラフィックスもかわいいし、ストーリーもいい。自分が眠っている間に殺されてしまい、死んだことに気づいてないという。ゲーム内ではHP高めで壁になれる存在なので、キャラの性能とストーリーが合っていることがお気に入り」なのだという。
ストーリーもしっかりと構成しつつ、ゲームプレイも楽しいものにした、と飯野氏。キャラクターは、クエストを進めていくともらえるものと、ガチャで引く2種類を用意。「クエストを進めていくだけで一通りのキャラクターはもらえるようになっているので、課金しなくても楽しめる作りにした」(飯野氏)。なお、レアの最高はSSで★5となっている。
ガチャの仕組みとしては、武器が引けるようになっていて、そこにキャラクターが付いてくるといった感じだ。なお、同じ武器が出てくることもあるわけだが、これは強化などには使えず、売ってゴールドにすることになる。
本日6日からクローズドβテスターを募集開始
本作ではリリースに先駆けて、本日3月6日12時半から事前登録キャンペーンを実施することとなっており、達成人数に応じて「レインボージュエル」を最大2,500個(ガチャ11回分)がプレゼントされる。さらにゴールドも最大1万ゴールドがプレゼントされる予定だ。本作をプレイしたい人は是非とも登録してみてほしい。
また本作ではクローズドβテストを予定している。募集期間は3月6日午前12時半~3月13日午後2時までを予定しており、募集人数はiOS版で1,000名、Android版で2,000名となっている。クローズドβテストは3月17日午後3時~3月24日午後3時までが予定されている。こちらも、是非とも応募したいところだ。
© GameJeans, Inc.