「FFXIV」、パッチ3.55aが2月28日に実装決定

　スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のファンイベント「FFXIV FANFESTIVAL 2017 FRANKFURT」において、「FFXIV: 蒼天のイシュガルド」の最新アップデートパッチ3.55aを2月28日に実装することを明らかにした。

パッチ3.55aについて語る吉田氏

アニマウェポンストーリー

お得様取引“シロ・アリアポー編”

プロトアルテマ戦

ザ・フィースト関連

その他

　パッチ3.55aについては、メンテナンスの告知から実装日は以前から明らかになっていたが、内容がようやく明らかになった。パッチ3.55aで実装されるコンテンツは以下の通り。

・アニマウェポンストーリー
・お得様取引“シロ・アリアポー編”
・プロトアルテマ戦
・ザ・フィースト関連
・その他

　パッチ3.55のメインコンテンツと目されていたディアデム諸島のアップデートについてはバグが見つかったということで今回実装見送りを決定した上で、パッチ3.55を2回に分け、3.55aでひとまずディアデム諸島以外を実装し、別途パッチ3.55bでディアデム諸島を実装する。パッチ3.55bの実装時期は3月7日、9日、あるいは14日ということで、まだバグ潰しの真っ最中であるようだ。

　今回、完全新規コンテンツとなる「お得様取引“シロ・アリアポー編”」は、ギャザラー/クラフター向けのコンテンツとなっており、シロ・アリアポーの依頼を受けて、彼女が欲しいものをクラフトしてプレゼントすると、彼女自身のストーリーが展開され、彼女と仲良くなれるというコンテンツになっている。

　“シロ・アリアポー編”と付いていることからもわかるように、対象となるNPCは順次追加される予定で、NPCの数だけストーリーが用意される。このアップデートは4.0以降も継続していくという。

　最終的には自分のお気に入りのNPCに、自分のお好みのクラフトアイテムを着せて着飾ってみたり、自分のお洒落度をチェックして貰ったりといった、オシャレを楽しむコンテンツとして拡張していく方針だという。クロ・アリアポーとの関連性など、既存キャラクターとの絡みもあるということで、「気長に付き合って下さい（吉田氏）」ということだ。

　プロトアルテマ戦は、10月のラスベガスのファンフェスで初お披露目され、東京、フランクフルトと、ファンフェス限定コンテンツとして、イベント会場で公開されていたコンテンツだが、いよいよ本サーバーに実装される。ファンフェス向けプロトアルテマ戦はかなり緩い難易度だが、本サーバーに実装されるプロトアルテマ戦はかなり難しくなるようで、アイテムレベル270のアクセサリーが報酬として手に入る。なお、どこでどうやって戦うかについては、パッチノートも含めて伏せられており、「ご自分で探してみて欲しい」（吉田氏）ということだ。

　フィーストについては、新たな対戦マップ、引き分け時のサドンデスルールの追加、新たなフィールドアイテムの追加・調整、シーズン3閉幕＆プレシーズン開始が主な内容となる。

　もっとも大きな変化はサドンデスルールの追加だ。これまで同じメダル数で終了した場合、引き分けで終了となっていたが、今後はそのままサドンデスへと移行し、必ず勝ち負けが付くようになる。また、バトルをさらにエキサイトメントさせるためのフィールドアイテムも追加される。

　その他の項目については、良いニュースが、「ゴッデスラナーホイッスル」、「デモンラナ―ホイッスル」のドロップ率の緩和と、牙狼コラボ装備の遺失物管理人からの再入手が可能になること、ファンフェス特典の交換開始。悪いニュースが、牙狼装備のMGPによる交換がパッチ3.56に延期される。

　ちなみに今後のパッチスケジュールは、2月28日にパッチ3.55a、3月7/9/14日にパッチ3.55b、その後にパッチ3.56、そのほかにも4.0までに別のパッチを挟むという。パッチ3.56は、待望のメインストーリーパート2が実装され、「紅蓮のリベレーター」に繋がるストーリーが展開される。吉田氏は「4.0までにパッチがたくさんあるので、気がついたらあっという間に4.0が来ているということになると思います」とコメント。6月の4.0スタートまでに、3.xシリーズはまだまだ続きそうだ。