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SIEJA、ゲーム好きの著名人などによるVR体験を紹介するサイト「VRラボ」を公開
第1弾は、稲川淳二さんによる「バイオハザード7 & KITCHEN」の実況プレイ体験
2017年1月24日 19:33
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)は、ゲーム好きの著名人や文化人、 クリエイターたちがPlayStation VRの様々なニュースを紹介するスペシャルサイト“PlayStation VR presents 「VRラボ」(以下VRラボ)”を1月24日に公開した。
「VRラボ」は、「PS VR」の楽しみ方を発信することを目的にオープンしたスペシャルサイト。第1弾コンテンツとして、ストーリーテラー稲川淳二さんによる実況プレイ体験の一部始終を納めた動画「『バイオハザード7&KITCHEN』 vs 稲川淳二 VRモード プレイムービー」を公開した。
稲川さんは、体験する前、大抵のことでは怖がらないと言っていたが、実際にVRヘッドセットを装着してプレイを始めると、「やだなぁ~、なんか怖いなぁ~」とポロリ。ゲームが進むにつれ、VRモードならではの没入感に終始絶叫し、プレイ後には興奮した面持ちで「バーチャルとかそんな生易しいものじゃない!」との言葉も出るほどの様子だった。
動画には、1月26日に発売を目前に控えたカプコンのサバイバルホラー「バイオハザード7 レジデント イービル」の体験版と、同作の序章ともいえる作品「KITCHEN」をVRモードで体験する稲川さんの様子が映し出されており、「恐怖の帝王」とも称される稲川さんが、本気で驚く様子を確認することができる。
稲川さんへのインタビューも一部紹介
「VRラボ」では、動画公開に合わせて、稲川淳二さんへのインタビューも公開された。
インタビューでは、プレイの時とは違う同氏の“怪談の帝王”らしい博識かつ冷静な視点で、「バイオハザード7 レジデント イービル」の怖さの秘密が分析され、語られている。
インタビューの全文などは、稲川淳二さんのインタビューページを確認してほしい。
「私ね、『非常識』って言葉が一番好きなんですよ」
「怪談は『許せる範囲の非常識』だと思っているんだけど、それはつまり『日常の中に潜んでいる非日常』なんです。本当に怖い場所に行くと、自分が幽体離脱して、意識が身体とは別のところに存在している状態で、自分の身体を遠隔操作しているような感覚になるんですよ。
ゲームも仮想空間の中の自分を外から操縦するわけだけど、このPS VRはゲームの中に入っちゃう感覚だからね。だから、まさに恐怖スポットを探訪している時と同じ状態に自分がなっていましたよ。部屋の中で、いきなり『非常識』を体験できちゃうんだ。」
「私も自分の怪談をVRにしてみたい」
「『緑の館』という題名がついているんですがね、親子3代に渡る話なんだけど、ロマンがあって、徐々に謎が解けていくような話でね、絵にもなる。物語の筋がしっかりあって、謎があって、絵にもなるような話は、VRにしてみたいし、向いていると思いますねえ。」