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相手の目をみつめてプレイする「1-2-Switch」

Nintedo Switchならではの新しい遊びの提案が詰まったミニゲーム集

1月13日 発表

【Nintendo Switch】

3月3日 発表

価格:29,980円(税別)

 Nintendo Switchと同時に発売されるローンチタイトルとなる「1-2-Switch」。本日開催された「Nintendo Switchプレゼンテーション&体験会」では、本作の試遊コーナーが設けられていたので、その様子についてご紹介していこう。

 「1-2-Switch」は、新しいJoy-Conの多彩な機能を生かしたミニゲームが集まったもの。見つめ合って早撃ちをする「ガンマン」、同じように白刃取りをする「真剣白刃取り」、お互いのダンスの真似をする「コピーダンス」、ボールの数当てをする「カウントボール」、牛の乳を搾り合う「ミルク」、卓球ができる「ピンポン」、モーションIRカメラを使う「大食いコンテスト」、Joy-Conの微細な振動をヒントにする「金庫破り」の8個が用意されている。

 これらのソフトのタイトルから見てもなんとなく想像できると思うが、Wiiのローンチタイトルでもあった「Wii Sports」や、一瞬の反応を競う「メイド イン ワリオ」シリーズのようなテイストを持った感じだ。テレビに映し出す「TVモード」と、Nintendo Switchをドックから取り出して机に置く「テーブルモード」の2通りで遊ぶことができる。

 今回の体験会では「ガンマン」、「真剣白刃取り」、「大食いコンテスト」、「コピーダンス」、「カウントボール」、「ミルク」の中から3タイトル試遊することができた。筆者が選んだのは「ガンマン」、「真剣白刃取り」、「ミルク」の3つだ。

「1-2-Switch」のパッケージ
当日配られた体験チケット。お1人様3枚まで使えた

早撃ちで相手を倒せ!――「ガンマン」

 「ガンマン」はその名の通り、左右のJoy-Conをそれぞれで持ち、ZRあるいはZLボタンを押して早撃ちを競うゲーム。「Ready」、「Steady」、「Fire!」のかけ声で相手に向かってJoy-Conを向け、ZR(あるいはZL)ボタンを押すことでプレイするスタイルだ。体験コーナーでは外国人のガンマンを相手に勝負することができた。

 最初の1回目は練習。テーブルモードで置かれているNintendo Switchからのかけ声に合わせるのだが、相手の目を見ながらプレイするのはなんとなく不思議な感じだ。いち、にい、さん、のようなタイミングで「Ready」、「Steady」、「Fire!」。本当に決闘をしているような気分になってくる。Joy-Conを持ち、手を下げた状態でナイトゲームはスタートしない。また、Fireの音よりも早く撃ってしまうとフライングとなってやり直しになる。焦らずにタイミングよく、相手を撃つのがポイントだ。

 1回目の練習では接待プレイなのか勝利することができたものの、2回目の本番では完全に負け。さすが、慣れている。撃った後は勝ち負けの判定のほか、何秒で反応できたのか表示されるのだが、撃つまでの一瞬の緊張感がなかなか楽しかった。パーティーなどでやると絶対に盛り上がるだろう。

「なりきりアイテム」が置かれていた
タイミングを見計らって「Fire!」
負けた側はがっくり、といったところ
反応した秒数が表示される

相手を切れ! 白刃取りで防げ!――「真剣白刃取り」

 「真剣白刃取り」もその名前の通り、相手を切ったり、切られるのを白刃取りで防ぐゲーム。切る側と防ぐ側をそれぞれ1回ずつ、交代にプレイすることができた。

 プレイルームに入ると、なぜかここにも外国人の道場主が。日本刀の白刃取りなんだけどなぁと思いながらもプレイ開始。先攻、後攻はランダムで選ばれるようだ。Nintendo Switchに表示されるので、どちらが攻撃側かがわかるようになっている。筆者の場合は後攻からとなった。

 まずは両手を頭の上に上げて、Joy-Conを手で挟むように「パン!」と叩くところからゲームスタート。「真剣白刃取り」場合は「ガンマン」と違って、自分のタイミングでしかけることができる。攻撃する側はJoy-Conを水平に持って上から下に切り下げる。受け手は手のひらにJoy-Conを挟む形で防御する。切り下げられる!そこをなんとか白刃取り!――しかし失敗してしまった……。うまいこと受けるんだこれが。

 そして今度は攻撃側へ。フェイントをかけながら切りつける! しかしこちらも取られてしまった……。2連敗である。「参りました」と頭を下げる様子がNintendo Switchに表示される。負けだ。

 「真剣白刃取り」の場合は本当にタイミングが命。相手の目を見て、相手の殺気を感じて、うまいこと受ける必要があるようだ。これこそ「目と目を合わせて1-2-Switch」といったところだろう。

ここにもありましたなりきりアイテム。ちょんまげのかぶり物って……
えい!っと振り下ろす
負けました

SL、SRボタンを使って上手に絞ろう!――「ミルク」

 「ミルク」はNintendo Switchに表示されている牛の乳を搾り合うゲーム。どちらが多く絞ったかで勝ち負けが決まる。

 実際に牛の乳を搾った経験がある方ならわかると思うが、親指と人差し指で牛の乳首を持ち、そこから中指、薬指、小指の順番で絞っていくことになる。「ミルク」の場合はJoy-Conを縦持ちにしてSLボタンを押してからSRボタンを押す(あるいはSRボタンを押しながらSLボタンを押す)という動作に加えて、Joy-Conを上から下に動かして乳を搾る仕組みだ。

 これのタイミングがまた微妙で、うまいことSR/SLボタンを押してJoy-Conを下げていかないと、たくさんミルクが絞れない。絞れないからと焦ると、余計に絞れなくなる……。多分慣れればうまいこと行くんだと思うのだが、体験会の短い時間ではとてもとても。ここにもまた外国人の農場主がいたが、これまたやりこんでるもんだから上手い。1本差で負けてしまった。「Don't worry!」なんて言われたけどほっといてください!

「ミルク」のなりきりアイテムは麦わら帽子がポイントか
外国人の農場主と対決
焦らずしっかりと絞ろう
しかし負けました

 以上、3つのゲームについて紹介してきたが、収録されるのはどれも、短時間で楽しめるのがポイントのゲーム。友達同士や親戚が集まったりしたときに遊ぶと楽しいに違いない。ローンチタイトルでもあることだし、Nintendo Switchと一緒に買うことをオススメしたいソフトだ。