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任天堂とユニバーサル、テーマパーク事業で業務提携

大阪を含む世界3カ所のユニバーサルスタジオで「Nintendo」エリアを展開

11月29日発表

 グローバルでユニバーサルスタジオなどを展開する米ユニバーサル・パークス&リゾーツは11月29日、任天堂との業務提携を発表し、任天堂タイトルの世界観を活かしたテーマパークを日本の大阪と米国オーランド、ハリウッドの3カ所のユニバーサル・スタジオにおいて展開することを明らかにした。詳細及び展開時期については、各地域より後日発表予定で、その発表は「近い将来」の予定としている。

 ゲームファンの宿願である「任天堂ランド」がついに現実のものとなる。

 本プロジェクトには、任天堂のゲーム開発者と、ユニバーサルのテーマパークを手がけるクリエイティブチームが一丸となって取り組んでおり、任天堂のゲームキャラクターたちに新たな息吹を与え、そのアクションや冒険をユニバーサルのテーマパークで現実の体験にすることが目指す目標としている。一例としては、「マリオやその仲間たちとの出会い、ハテナブロックやパワーアップアイテムを目の当たりにし、巨大なパックフラワーが急に動き出すような、任天堂ゲームならではの楽しい独特な世界を実体験していただく予定」としている。

 今回発表されたコミットメントは、ユニバーサルスタジオにおいて、「Nintendo」をテーマにしたエリアが誕生すること。そのエリアはインタラクティブで、複数のアトラクション、ショップ、レストランを有した高いテーマ性を備えたエリアとなる。来場者は、そのエリアで、自分の好きなゲームの中に入り込んだと実感することができ、そのエリアは年齢やゲームの熟練度にかかわらず誰でも楽しめるものとなるという。エリアの企画と制作は順調に進行しており、“今後数年の間”にしかるべきタイミングでオープンするということだ。