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「イケメン戦国◆時をかける恋」の信長さまにVR壁ドンされる!
ライター和久井香菜子のTGS2016イケメンブース体験記・その4
2016年9月17日 14:41
女子の萌えとして「タイムスリップして歴史上の人物とラブラブ」ってのは、鉄板の設定です。少女マンガでも「王家の紋章」、「天は赤い河のほとり」など名作がたくさんあります。
サイバードの「イケメン戦国◆時をかける恋」も王道のタイムスリップもの。戦国時代にタイムスリップした主人公が、イケメンに変身した武将たちと恋愛するゲームです。
その体験VRがサイバードブースにあったので、トライしてきました。
私がいるのは、天守閣らしきところのようです。
部屋の反対側に、こちらに背を向けて誰かが立っています。彼をじっと見つめていると、こちらにやってきました。信長さまです。
信長さまはたいていオレ様キャラです。
「貴様、天下人の女になる気はないか?」
などと言ってきました。とここで、「はい」、「いいえ」の選択肢が登場します。
「はい、なれるもんならなりまーす!」と思いましたが、この手のオレ様キャラには、否定的な返事をした方が正解ルートの場合が多いんです。「いいえ」を選びました。
すると、「ほう……面白いな」とかなんとか言われて、やっぱり気に入られたようでした。
しばらくすると、信長さまが突然、気持ちが悪くなった酔っ払いのようにえづき始めます。
「? 吐くの?」
と思っていると、こちらにガバッと倒れかかってきました。
「……?(なにが起こったんだ?)」
あっ……! そうか、今、私、壁ドンされたのか……!
ロマンスゲームの体験をしているという意識が薄かったのか、一瞬わかりませんでした、すみません。とはいうものの「自分は壁の前に立っている」と認識していないと、状況が理解しづらいのかもしれないです。
フラフラこっちに寄ってきて突然えづき出すから、二日酔いでも煩ってるのかと思っちゃったよ。VRゴーグルをつけたら、とりあえず自分の位置確認をするために周囲を見回しておくことにしましょう。
一方、選択肢で「はい」を選ぶと違うサービスをしてくれるようなので、信長さまファンは2回トライしてみるといいでしょう。
正直に言ってしまうと、この体験は、歩きとか壁ドンに至る動きとか、若干動作がぎこちないのが気になりました。VRは「夢」の世界ですから、もう少しこのあたりが洗練されてくるといいなと思います。