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フジTVでショートアニメ「PJベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」放送開始決定

「パラッパラッパー」生誕20周年・アニメ化15周年を記念して新たに制作

8月12日 発表

 フジテレビジョンは、ショートアニメ「PJベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」のパイロット版となる第1話を、毎週木曜日深夜に放送している「#ハイ_ポール」の放送話内で8月18日に放映することを発表した。

 この「PJ ベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」の原作となるのが、1996年にリリースされたPS用のリズムアクションゲーム「パラッパラッパー」。“音ゲー”の草分けとして話題となり国内でもメガヒットとなった作品だ。

 ゲームでは、主人公のパラッパがラップの武者修行をしていくストーリーで、主人公のパラッパをはじめPJベリーやタマネギ先生など、個性溢れる魅力的なキャラクターが当時人気を集めていた。本作はテレビアニメにもなり、フジテレビ系列でアニメ「パラッパラッパー」として全30話が2001年4月より2002年1月まで放送されていた。

 今回、新シリーズのショートアニメ「PJベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」は、ゲーム「パラッパラッパー」のリリースから20周年、さらにアニメ「パラッパラッパー」の放送から15周年というダブルアニバーサリーイヤーを記念し制作されたもので、10月からの放送では「#ハイ_ポール」内で、レギュラーコーナーとして放送される予定になっている。

新シリーズのショートアニメ「PJ ベリーのもぐもぐむにゃむにゃ」

 本アニメは、「パラッパラッパー」の中でも人気のあるPJベリーが主人公となり、「チョップ・チョップ・フルーシ・カフェ」で寝ているPJベリーが、みんなの悩みを知らず知らずのうちに寝言で解決していくという、1話約96秒のショートアニメになっている。

 PJベリー、パラッパ、タマネギ先生をメインキャラクターとして、相談者には毎回奇想天外なキャラクターが登場する。「パラッパラッパー」を楽しんだ人には懐かしさを感じつつ、また新しさも加えた大人向けのかわいい作品。

 今回このPJベリー、パラッパ、タマネギ先生のボイスを担当した大須賀純さん、鈴木裕斗さん、上田燿司さんからコメントが届いているので紹介したい。

【コメント紹介】

【大須賀純さんのコメント(「PJベリー」キャラクターボイス)】
「第1回目のアフレコを終えての感想」
20年前にコントローラーを投げたくなるぐらいやり込んだ思い出深いゲームです。この子(PJベリー)がちゃんと目覚めてしゃべる日が来るのだろうか…というのが感想です(笑)

【意気込み、視聴者の方へのメッセージ】
いい意味で、これほど緩やかなお仕事というのも珍しいので、それすら楽しんでいければと思います。寝る前にこれを見て「バカだなぁ~」と思って寝てもらえるような作品になれたらいいと思っているので、緩い気持ちで見ていただきたいです。

【PJペリー】
食べること、寝ることと音楽が大好きでまったりした性格。ドーナツが特に大好き。本アニメでは、新たな才能が開花?!

【鈴木裕斗さんのコメント(「パラッパ」キャラクターボイス)】
【出演が決まっての感想】
小学生のころに「パラッパラッパー」のアニメを見ていたので、今回の話をいただいて本当に光栄です。このアニメは独 特のテンポや色がある作品なので、自分なりのパラッパを演じていければと思います。

【第1回目のアフレコを終えての感想】
内容もコンパクトで見やすくわかりやすい作品になっています。キャラクターも個性的で一目見てどんな性格の子なのか分かるようになっているので、多くの人に楽しんでいただける作品になりそうだと思いました。今後がとても楽しみです。

【意気込み、視聴者の方へのメッセージ】
認知度が高く、「パラッパラッパー」のゲームをやったことがない人でもキャラクターだけは知っているファンの多い作品だと思います。昔見ていた方も、新しいファンの方にも楽しんでもらえるように僕たち自身も楽しんで演じていきたいです。

【パラッパ】
PJベリーと大の親友。ラップが得意で、妄想好きで 前向きな性格。本アニメでは、「チョップ・チョップ・フルーシ・カフェ」でアルバイト

【上田燿司さんのコメント(「タマネギ先生」キャラクターボイス)】
【今作の話を聞いての感想】
ゲームをあまりやらない自分でも知っていた作品でタマネギ先生のことも知っていました。余計なことを考えずにフィーリングで演じていければと思います。

【<第1回目のアフレコを終えての感想】
あまり作り込みすぎない方が面白いと思うので、どれだけ遊びの部分を作れるかが勝負のような気がしています。ストーリーを作り込む作品とは集中するポイントが違いますが、逆の意味でいかにやりすぎないことに集中できるかが大 事だと感じたので、そこを楽しめるようにやっていきたいです。

【意気込み、視聴者の方へのメッセージ】
有名タイトルなので、昔から知っている人に「ああつまんねぇな」と言われないように、また新しいファンにも楽しいと思ってもらえる作品にできるように頑張って演じていけたらなと思います。

【たまねぎ先生】
もともとフルーシ道場を営む謎の東洋人のカラテ・マスター。フルーツをフルーシと読み間違えてしまっている。本アニメでは、「チョップ・チョップ・フルーシ・カフェ」のオーナーシェフ