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「ブレイドアンドソウル」、国内最強決定戦シーズン1の優勝者が決定

決勝は滅砕士同士の対決に! 8月最新アップデート情報も

7月31日 開催

場所:エヌシージャパン社内

今大会でMCなどを務めた主演陣。左から、アシスタントMCのみゃこさん、MC・実況のStanSmith氏、解説のQliphothX選手、インタビュアーなどを務めた九条美紗麗さん。QliphothX選手は前回「ジャパンチャンピオンシップ」の優勝者でもある

 エヌシージャパンは、「ブレイドアンドソウル ジャパンチャンピオンシップ 2016」シーズン1の決勝大会を7月31日に開催した。

 「ブレイドアンドソウル ジャパンチャンピオンシップ 2016」は、Windows用MMORPG「ブレイドアンドソウル」のPvPモード「比武」の日本国内最強を決める大会イベント。今回はシーズン1の決勝大会となり、上位3名が秋開催予定の本戦に進むことができる。なおシーズン2は8月6日より予選が行なわれ、8月27日に決勝大会が開催される予定。

 今回の決勝大会では、オンライン予選や大阪、福岡で開催されたネットカフェ予選を勝ち抜いた8名が集まった。中でも注目は2015年の世界大会「ワールドチャンピオンシップ」で見事4位入賞を果たしたヴィジュアル系選手。ほかにも2015年の「ジャパンチャンピオンシップ」に入賞したNicoJean選手やガチムチお兄さん選手(昨年は“隣の剣ちゃん”という名前で出場)も出場していて、シーズン1から実力プレーヤー揃いとなった。

 大会は8名参加のトーナメント形式で行なわれた。決勝に進出したのはヴィジュアル系選手とガチムチお兄さん選手で、滅砕士同士の対戦となった。

試合はエヌシージャパン社内の一室を使って行なわれた
本戦へは、シーズン1より3名、シーズン2より3名、さらにその他の枠も用意されている
ヴィジュアル系選手
ガチムチお兄さん選手

お互い接近しての殴り合いになる場面もあったが、防御の上手さが光ったガチムチお兄さん選手が終始優勢を保っていた

 ヴィジュアル系選手は昨年の「ワールドチャンピオンシップ」で圧倒的少数派だった滅砕士で見事4位まで上り詰めた滅砕士使い。一方のガチムチお兄さん選手は、昨年使用していたリン剣士から滅砕士に切り替えての出場となっている。

 この日両者が扱う滅砕士は絶好調で、相手の気絶を取ってからの圧倒的なダメージ量により、ここ1番で体力の大半を削っていくパワープレイぶりに、他の選手は手がつけられるような感じではなかった。その2人が決勝でぶつかり合うということで傍から見ていても楽しみな対戦となったのだが、この滅砕士対決を制したのはガチムチお兄さん選手だった。

 同じ滅砕士ということで扱うスキルやコンボは大体似通ってくるのだが、ガチムチお兄さん選手は相手の攻撃に対する捌きがより優れていたような印象だった。特にガチムチお兄さんが先に2連勝を飾り、次1勝すれば優勝が決まるという第3試合。ヴィジュアル系選手は決定打になりそうな攻撃を何回か当てており、実際ガチムチお兄さん選手をもう少しのところまで追い詰めたのだが、動きを読まれ、逆にコンボや投げ技を返されることも多々あった。ガチムチお兄さん選手のこの鉄壁とも言える防御が特に光った試合だった。

 なおガチムチお兄さん選手は自身のキャラクターも独特であり、試合後のインタビューで「勝因は?」と聞かれると「秘密です」、「本戦に向けての意気込み」については「またがんばります」と、本心を見せないシンプルすぎる受け答えも印象的だった。

 この試合結果により、ガチムチお兄さん選手、ヴィジュアル系選手、そして3位決定戦を制したinoly選手(剣術士)が、本戦へ出場することとなる。今回敗れた選手、そして未参加というプレーヤーも、シーズン2の上位入賞で本戦出場の道が残されているので、今後の大会も楽しみにしておきたい。

【今後の「B&S」アップデート情報】
「ブレイドアンドソウル」プロデューサーの三浦周氏より、8月のアップデート情報も話された
24人参加型ID「漆黒の楼閣」は、ギミックが盛り込まれ、24人でいかにして挑んでいくかが重要となる、ハードコア寄りの内容になるという
新エリア「天上盆地」は、クエストを楽しみながら報酬を受け取っていく、長時間楽しめるコンテンツになるそうだ