アイレム、PS3「みんなでスペランカー」
発売記念イベントをEIZOガレリア銀座で開催


3月13日 開催

会場:EIZOガレリア銀座


 アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社は、プレイステーション 3用洞窟探検アクション「みんなでスペランカー」発売を記念したプレミアムパーティー「SPELUNKER LOUNGE」を、EIZOガレリア銀座にて開催した。

 「SPELUNKER LOUNGE」は、ゲーム業界関係者限定のクローズドイベント。PS3「みんなでスペランカー」試遊台を多数設置し、プレイしつつ「スペランカー」を話のタネに盛り上がってもらおうという趣向。 一風変わっているのは、案内状に「悪口などもOK。スペランカーに関する苦い思い出はすべてアイレムがうけたまわります」と明記されていること。

 これは、少しの段差で自機がすぐ死ぬ脆弱性など、シビアなゲーム性ゆえに悪態をつかれることも少なくなかった「スペランカー」の逸話を逆手にとった洒落のようなもの。当然ながら、本当の意味で悪態をつかれることはなく、来場者は皆一様に笑顔で本作を楽しんでおり、その様子は懐かしさとリメイク部分の新鮮さを少しずつ確かめているかのようでもあった。

    【ゲストリスト(五十音順・敬称略)】

  • 麻野一哉、杏野はるな、飯田和敏、上田文人、江南匡晃、遠藤雅伸、倉島一幸、鈴木英夫、西健一、結城昌弘、米光一成、ローリング内沢

     


会場として使用された、同じグループ企業「EIZO(ナナオ)」の直営ショップ「EIZOガレリア銀座」。ゲーム用途に適した液晶モニターやTVが常時展示されており、製品を直接チェックしたい人にオススメ

 会場では、懇親会や体験会のほか、オフライン画面分割の対戦モード「みんなで競争」を使ったゲーム大会が開催された。ルールは、同一ステージで一斉にスタートし、早くゴールした人が勝ちというシンプルなもの。皆一斉にゴール目指して走り出す……のだが、競争からくる焦りが普段以上にミスを誘発。ロープをつかみそこねたり、動く足場から落ちたり、設置した爆弾の爆風に巻き込まれたりと、絶え間ないミスの連発に“おなじみのBGM”が鳴りっぱなし。

 途中、全プレーヤーに対し司会進行氏が「爆弾を使うと、その真下にいるライバルを妨害できます!」と秘策(?)が伝授される。爆弾を設置すると、その階下に石つぶてならぬ“岩つぶて”が降りそそぐ。対戦モードは、画面左上から右下にかけて大きく蛇行するステージ構成になっており、先行する直下のライバルをコレで妨害するというわけだ。

 岩つぶてがヒットしたら、もちろんミス。岩つぶては約6~7個ほどがバラけて落ちてくるため、足場が悪いときは効果テキメン。全体マップを見てタイミングよく仕掛けることができればより効果的だが、筆者は妨害に集中しすぎたため、むしろリードを広げてしまう結果になり思わずしょんぼり。優勝者には、アイレム本社がある石川県産の特製ワインがプレゼントされた。

ゴールを目指す焦りから、わりと何でもないところでさえミスが続出。絶え間なくなり続けるおなじみのBGMがギャラリーの笑いを誘う

 本作は3月配信予定だが、それにあわせてPlayStation Home内に「みんなでスペランカー」タイトル専用ラウンジ「洞窟探険家が集う場所」が設立される。ラウンジ内はスペランカーの世界観が反映された出来になっており、アイテム展示、ムービー視聴のほか、コウモリや偶像、トロッコなどおなじみのオブジェが勢ぞろい。「みんなでスペランカー」のマッチング機能を備えており、ファンにはたまらない空間となりそうだ。こちらも3月開始を予定している。

【洞窟探険家が集う場所】

これ以上ないくらい見事な雰囲気。マッチング機能も備えており、ここにリアル頭身のスペランカーたちが殺到するかと思うと、色々な意味で背筋がゾクゾクする

【オマケ:スペランカーギャルズ】

これ以上ないくらい見事な雰囲気。マッチング機能も備えており、ここにリアル頭身のスペランカーたちが殺到するかと思うと、色々な意味で背筋がゾクゾクする

(C)Tim Martin
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(2009年 3月 14日)

[Reported by 豊臣和孝]