インタビュー

Tegra 4対応の“フルスペック”FPSタイトル「DEAD TRIGGER 2」

MADFINGER Games CEOに聞くマルチプラットフォームの超本格派ゾンビFPS

10月23日 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 チェコMADFINGER Gamesは、マルチプラットフォームFPS「DEAD TRIGGER 2」を10月23日に全世界に向けて配信する。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。言語は日本語字幕に対応する。対応プラットフォームは、iOS、Android、Windows、Mac、そしてFacebook。今回はMADFINGER Games CEOのMarek Rabas氏とシニアプログラマーのPetr Benysek氏の2人にお話を伺いながら、デモを見せてもらう機会を得たので、この模様をお伝えする。

【プロモーションムービー】

Tegra 4の実力を見た! モバイルを超えたグラフィックスでモバイルFPSの概念が変わるか?

左から、MADFINGER Games CEOのMarek Rabas氏とシニアプログラマーのPetr Benysek氏
Benysek氏がSHIELDを使ってデモプレイを行なった
ヘリからマシンガンを撃ちまくるミッションもある
こちらがプレーヤーをカスタマイズする場所「HIDEOUT」

 Rabas氏は、プログラマー兼アナリストとしてキャリアをスタートさせた後、Illusion Softworks(2K チェコ)で「Mafia」に深く関わった後、Kuju EntertainmentやVATRA GAMESでシニア/リーダープログラマーを務めた経歴の持ち主。MADFINGER Gamesはモバイルゲームに未来を見たRabas氏らが集まり、モバイルゲームの開発メーカーとして2010年に共同設立された。

 MADFINGER Gamesとしては、アクション「Samurai ll: Vengeance」、TPS「SHADOWGUN」、FPS「DEAD TRIGGER」などをリリースしている。モバイルゲームながらコンシューマーゲームのノウハウをつぎ込んだしっかりとした作り込みが特徴で、「SHADOWGUN」は100万ダウンロード、「DEAD TRIGGER」は2千万ダウンロードを達成している。

 そして今回登場するのが、「DEAD TRIGGER 2」。ユーモラスなゾンビや武器による対戦、プレーヤーのカスタマイズが特徴のFPSとなっており、フルの光反射、ダイナミックライティングなどコンシューマタイトルで使われるグラフィックス技術を導入して「モバイル機でフルスペックのゲームが遊べる」ものに仕上がっている。

 内容は、世界に蔓延するゾンビと戦っていくというシンプルなもの。ただしゲームモードはストーリーミッションとグローバルミッションの2種類が用意されている。

 ストーリーミッションは1人でクリアしていくタイプのもので、ゾンビを一定数倒す、陣地を守る、生き延びるなど、様々な種類がある。ミッションを進むに従って世界を巡るようになっており、アメリカ、アフリカ、上海、ロンドン、日本と各地のロケーションで戦う。ゾンビも地域ごとに異なり様々な人種のゾンビが見られる。

 グローバルミッションは、全世界のプレーヤーと協力するもので、例えば「ワシントンD.C.に現われたゾンビを掃討せよ」などのミッションが毎週メッセージとして届けられ、これを達成すれば貢献度に応じて報酬を山分けできる。貢献度は画面で確認できるようになっており、ミッションの進行具合もチェックできる。

 グラフィックスの段階は複数あり、Tegra 4搭載のデバイスでのみ最高設定のグラフィックスでプレイできる。それ以外の場合は、スペックにあわせて変化するという。デモプレイではSHIELDを使用しており、HDMIケーブルで40インチほどのテレビに出力していたが、画質的にはコンソール機のFPSタイトルとなんら変わらないものになっていた。

 とはいえそれ以外の端末でも十分にきれいで、その場で触らせてもらったiOS版では、SHIELDで動く「DEAD TRIGGER 2」との落差はほとんど感じられなかった。最初はゲームパッドを使用しないとキツいのかもとも思ったが、敵に照準を合わせるだけで撃ってくれる自動モードもあるので、カジュアルに楽しむことも可能になっている。

 今回のデモで面白かったのは、中ボス級のゾンビがなかなか凝っているということ。こちらに近づいて自爆するゾンビ(名前はKAMIKAZE!)が登場すれば、自ら放射性物質を発して近づくとダメージを受ける放射能防護服を着たゾンビ、血の塊を吐いてきて視界を遮るゾンビなど、やっかいかつユーモラスなラインナップとなっている。またヘリコプターから弾丸をゾンビに向かってバラ撒くミッションもあり、爽快感の点でもなかなか優れたものとなっていた。

 プレーヤーは、ゲームを始めると入れる「HIDEOUT」と呼ばれるゾンビへのレジスタンス基地によって武器などをカスタマイズできるようになっている。「HIDEOUT」には、メディック、エンジニア、ガンスミスなどの仲間がおり、ゲームを進行させればそれぞれのレベルを上げられる。武器などの制作には設計図をミッション中に拾うことが必要で、担当の仲間が制作可能レベルに達していれば武器の制作が可能。

 本作はこのカスタマイズも特徴となっており、最初は暗い倉庫のような「HIDEOUT」も、レベルを上げて装飾を施すことで最終的には研究所のようになるという。またミッション地域によってスペシャルウェポンがあり、日本では刀といったように土地にちなんだ武器が登場する。無料で始められるタイトルなので、Tegra 4搭載のデバイスを持っているならばこの綺麗さをぜひ確認してほしい。

(安田俊亮)