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「第25回次世代ワールドホビーフェア」開幕
DSタイトルに出展が集中。来場者層はさらに広範化

1月14日 大阪大会(京セラドーム大阪)
1月20日、21日 東京大会(幕張メッセ)
1月28日 名古屋大会(ナゴヤドーム)
2月4日 福岡大会(福岡Yahoo! JAPANドーム)

入場料:無料

最も人が集まっていたのは、女の子向けのコーナー「ガールズアーケード」付近。対面のブースはセガの「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」などがあり混雑を極めた
 キッズ向けのホビーイベント「第25回次世代ワールドホビーフェア」が1月14日より開幕した。年に2回開催されている本イベントは、冬季は大阪、東京、名古屋、福岡の4会場で開かれるのが恒例となっており、今年も4週間かけて開催される。

 京セラドーム大阪(旧大阪ドーム)で1月14日に開かれた大阪大会では、例年にも増して来場者が多かったように感じた。特に目に付いたのが、10代後半くらいの男性と、小学生までの女の子。特に女の子の数は急増といってもいいほどで、「たまごっち」など女児向けコンテンツの集まった一角は、通路を歩けないほど混雑していた。出展内容の広範化に合わせて、来場者の層も広がっているようだ。

 ゲーム関連の出展タイトルを見ていると、圧倒的にニンテンドーDS用ソフトが多く、次いでWiiがちらほらと見られた。トータルするとちょっとゲームのタイトル数が減ったのではないかと思ったが、ある出展社の担当者からは、「Wiiが1台で非常に広く場所を取ってしまうため、以前ほど数を並べられない」という声も聞かれた。実際、Wii1台を置くために、その他の機種の3〜4台分は場所を取ってしまう。しかし注目度は高く、ほとんどのタイトルで長い行列ができていた。出展社には悩ましい状況かもしれない。



■ Wiiタイトルのみに絞った任天堂

シンプルなゲーム内容だけに、やはり子供にうけがいい「マリオパーティ8」
 前回は「Touch! Generations」シリーズのコーナーを設けるなど、大人向けのコンテンツも展開した任天堂。今年はそれらを含むDSタイトルを1つも出展せず、Wiiタイトルのみの出展にまとめた。これは子供向けに戻ったというより、家族で楽しめるコンテンツの多いWiiをアピールする狙いがあるようだ。

 出展されている5タイトルのうち、発売前のソフトは、1月18日発売予定の「エキサイト トラック」と、2007年発売予定の「マリオパーティ8」の2本。

 「マリオパーティ8」は、対戦型ミニゲーム集のシリーズ最新作。何といってもWiiリモコンで操作するのが特徴で、リモコンをビンに見立てて握って振ったり、横に向けてハンドル代わりにしたりと、シンプルな操作で楽しめる。「はじめてのWii」をより本格的なゲームに仕上げたといった感触で、定番パーティゲームとしての面白さをきちんと備えている。



■ PS3を前面に押し出したSCEJ

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)ブースは、例年は「サルゲッチュ」と「ラチェット&クランク」の2本柱を中心に据えて展開してきたが、今年はプレイステーション 3専用のシアターコーナーを設置。真っ黒のボックスような形をしたコーナーで、シアターを見ていたのも、ほとんどが20代以降の大人ばかり。キッズ向けの本イベントの中ではひときわ異彩を放っていた。

 シアターでは、巨大スクリーンでPS3用ソフトの映像を次々と上映したほか、ピポサルも参加してのPS3紹介イベントも実施。ゲームだけでなく、写真の閲覧や加工などの機能も紹介し、幅広い用途で高画質な性能を生かせることをアピールした。

 もちろんゲームの試遊も可能で、2007年夏発売予定の「みんなのGOLF5」を始め、「グランツーリスモHDコンセプト」、「NBA 07」がプレイアブルで出展された。ディスプレイも1080p対応の液晶テレビで、美しい画面を存分に堪能できる。

 このほか、3月21日発売予定のPSP用「ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団」の試遊台も置かれていた。当初は体験版のデータ配布も予定されていたが、こちらは制作上の都合で配布中止となり、代わりにPSP用の壁紙データが配布されていた。

「みんなのGOLF5」などPS3タイトルが登場。子供よりも大人からの注目度が高い PS3の紹介にピポサルが登場し、色々な使い方があることをアピールした 残念ながらPSP「ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団」の体験版配布は中止。代わりに壁紙が配られている



■ 多彩なラインナップをそろえたバンダイナムコゲームス

 バンダイナムコゲームスのブースは、バンダイの玩具も合わせると、ダントツの広さで展開。ゲームソフトの種類も豊富で、DS用の新作がずらりと並べられた。

 まず今春発売予定のDS用「トレジャーガウスト ガウストダイバー」は、磁幽霊「ガウスト」を捕獲し、他のプレーヤーと対戦できる玩具「トレジャーガウスト」をもとにしたソフト。街中にいる「ガウスト」を探し出し、DSをカメラのようにして撮影してキャプチャー。そしてバトルモードで「ガウスト」に勝てば捕獲できる。会場ではこのバトルモードをプレイでき、味方の「ガウスト」を操って敵を倒すという3Dアクションになっている。2007年春発売予定で、価格は未定。

 DS用「結界師 烏森妖奇談」は、田辺イエロウ氏の漫画「結界師」を原作とした2Dアクション。タッチペンを使って結界を出せるのが特徴で、敵の周りに結界を出し、封じ込めて倒す。また自分の周囲に出せば盾として使えたり、空中に出して足場にしたりと、原作の設定を生かしたアクションが楽しめる。2007年春発売予定で、価格は未定。

 このほか、「ことばのパズル もじぴったんDS」、「右脳の達人 爽解! まちがいミュージアム2」、「たまごっちのアッパレ! にじべんちゃー」、「名探偵コナン 探偵力トレーナー」などが、いずれもプレイアブルで出展されている。

「ガウスト」を捕まえるというユニークな仕組みを盛り込んだ「トレジャーガウスト ガウストダイバー」 結界という仕組みをゲームにうまく取り込んだ「結界師 烏森妖奇談」。TVに繋げて遊ぶ体感ゲームやカードゲームも並べて出展されていた
このほかにも、DS用の新作ソフトをいくつも出展。おそらく今回の出展社の中では最多だろう



■ DS「聖剣伝説 Heroes of Mana」など新作が並んだスクウェア・エニックス

 スクウェア・エニックスブースでは、台数は少なめながら、3タイトルの新作を出展。3月8日発売予定のDS用「聖剣伝説 Heroes of Mana」、2007年発売予定のDS用「すばらしきこのせかい」、3月29日発売予定のプレイステーション 2用「キングダム ハーツII ファイナル ミックス+」がいずれもプレイアブルで置かれた。

 DS用「聖剣伝説 Heroes of Mana」は、PCゲームではメジャーなRTSに似た、ストラテジーRPGというジャンルの作品。マップ上の資源を集めてモンスターを召喚し、複数のユニットを操って敵と戦うという、RTSの基本となる仕組みをそのまま採用している。コンシューマではあまりなじみがないためか、試遊台では丁寧なチュートリアルが用意されている。

 RTSと異なるのは、シングルプレイに特化したチューニングがなされている点。複数ユニットを選択する際には、タッチペンで囲むようにして指定するが、この際は時間経過が停止する。またBボタンを押せば、戦闘中もイベント中も関係なく、時間が早く進んでいく。RTSのストレスとなる部分を省いて、うまくシングルプレイのRPGに落とし込んでいると感じられた。3月8日発売予定で、価格は5,040円。



■ Wii「ソニックと秘密のリング」の試遊が可能なセガ

 セガは相変わらずの人気を誇るキッズ向けカードゲームを、今回も大きく展開。ただ代表格の「甲虫王者ムシキング」は控えめで、「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」と、まもなくテレビアニメも始まる「古代王者 恐竜キング」を前面に出した。毎度おなじみとなっていた、巨大なカブトムシのステージセットがなくなったのは少々残念な気もする。

 コンシューマ向けでは、Wii用「ソニックと秘密のリング」を出展。Wiiリモコンを横にして両手で持ち、その傾きでソニックを操作する。ジャンプ操作はボタン入力になるが、そこでWiiリモコンを振ると、ホーミングアタックで敵に攻撃する。操作がシンプルになったことで、独特なスピードアクションを気軽に楽しめるようになったのが何より嬉しい。3月15日発売予定で、価格は7,329円。

 このほか、DS用「ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS」もプレイアブルで出展されている。こちらは前作「ドラえもん のび太の恐竜2006 DS」と同じくカードゲームになっている。また発売前なので会場では試せなかったが、ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応し、全国のプレーヤーと通信対戦できるのが特徴。3月8日発売予定で、価格は5,040円。

まだ珍しいWii用タイトルとあって、かなりの行列ができた「ソニックと秘密のリング」 Wi-Fi対応で遊びの幅が広がった「ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS」



■ ユニークなDS用新作を出展したKONAMI

 KONAMIは「ボクらの太陽 Django&Sabata」や「ウイニングイレブン」シリーズ、Wii用「Elebits」など、既に発売されているタイトルも含めて幅広いラインナップを展開。中でも発売前の2本は、DS用「NOVAうさぎのゲームde留学!? DS」と、DS用「サバイバルキッズ 〜Lost in Blue2〜」という、ちょっと周囲とは毛色の違ったラインナップ。

 「NOVAうさぎのゲームde留学!? DS」は、語学スクールで知られるNOVAが問題制作に携わっている英語学習ソフト。ヒアリングや表現、カルチャーなどジャンル別の問題があり、さらに難易度によってレベルが設定されている。問題自体はタッチペンを使ったシンプルなものが多いが、ネイティブスピーカーの発音を聞いて答えるものが多く、意外と本格的。またマスコットキャラクタの「NOVAうさぎ」が、色々な格好であちこちに登場し、緊張をやわらげてくれる。子供でも遊べる内容なので、英語学習の取っ掛かりになりそうだ。2月22日発売予定で、価格は4,179円。

 「サバイバルキッズ 〜Lost in Blue2〜」は、2005年に発売された「サバイバルキッズ 〜Lost in Blue〜」の続編。今回も無人島での生活を送ることになるようで、火起こしなどのミニゲームをプレイできた。3月15日発売予定で、価格は5,229円。

「NOVAうさぎのゲームde留学!? DS」はヘッドフォンを着けて試遊できる。AC版もプレイ可能 無人島生活を体験できる「サバイバルキッズ 〜Lost in Blue2〜」。火起こしがなかなか難しいのもリアリティがある?



■ Wii用ソフトを4本並べたハドソン

 ハドソンはWii用ソフト4本をブース内に設置。そのうち「ボンバーマンランドWii」と「めざせ! 釣りマスター」が新作となる。

 「ボンバーマンランドWii」は、「ボンバーマン」シリーズのキャラクタが登場する対戦型のミニゲーム集。画面の合図に合わせてリモコンを振り、相手より先にハリセンの一撃を決めるものなど、シンプルな操作で遊べる。なかなか演出が凝っていて、対戦を見ているだけでも結構盛り上がれそうだ。3月8日発売予定で、価格は6,090円。

 「めざせ! 釣りマスター」は、その名の通りの釣りゲーム。Wiiリモコンを竿に見立てて、投げたり引き上げたりするのは他のゲームでも見覚えがあるもの。本作ではさらにヌンチャクを持ち、リールに見立ててぐるぐる回す。たったそれだけでも、急に「本物の釣りっぽさ」が増していて、グラフィックスが綺麗というだけでないリアリティが感じられる。3月21日発売予定で、価格は5,040円。

 このほか、DS用アクションRPG「ボンバーマンストーリーDS」、PSP用ミニゲーム集「ボンバーマンランド ポータブル」もプレイアブルで出展。どちらも発売日は3月21日で、年度内に発売される「ボンバーマン」シリーズが勢ぞろいしている。

対戦型ミニゲーム集「ボンバーマンランドWii」。1人でもCPUを相手にプレイできる ヌンチャクをリールに見立てた操作が意外とリアルな「めざせ! 釣りマスター」 「ボンバーマンストーリーDS」や「ボンバーマンランド ポータブル」などWii以外のタイトルも出展



■ イベント中心ながら新作も置いたカプコン

 カプコンは、DS用「流星のロックマン」のゲーム大会など、イベントを中心としたブースを展開。とはいえ新作がないわけではなく、PS2用対戦格闘「史上最強の弟子ケンイチ 激闘! ラグナレク八拳豪」をプレイアブルで出展している。

 「打撃技」、「虚実技」、「返し技」の3つが三竦みを形成するというのが本作の特徴。最初の攻撃を当てるまではこの駆け引きが重要なのだが、1発攻撃が入ると、かなり凄い勢いでコンボが繋がる。しかも必殺技から真必殺技へと強力な攻撃が繰り出せる。1ボタンで出せる「返し技」が少々簡単過ぎる気もするが、強烈なコンボを探すのも、三竦みと同じくらい重要かつ楽しい要素になりそうだ。3月15日発売予定で、価格は7,140円。

「史上最強の弟子ケンイチ 激闘! ラグナレク八拳豪」は計6台の試遊台を設置。会場では既にPS2タイトルが希少になっている 「流星のロックマン」の大会などイベントも積極的に行なわれていた



■ 「名探偵コナン」、「牧場物語」など新作多数のマーベラスインタラクティブ

Wiiの新作を2タイトル展開。ちょっと想定年齢が高めの「牧場物語」もなかなかの人気を集めていた
 「次世代ワールドホビーフェア」にはおそらく初の出展となるマーベラスインタラクティブは、Wii用「名探偵コナン 追憶の幻想(ミラージュ)」や、DS用「とっとこハム太郎は〜い! ハムちゃんずの ハムハムチャレンジ! あつまれは〜い!」と小学館関連の作品を出展。さらに、DS用「牧場物語 キミと育つ島」、Wii用「牧場物語 やすらぎの樹」と、「牧場物語」シリーズ新作も出展している。

 Wii用「名探偵コナン 追憶の幻想」は、3Dフィールドを移動しながら事件の謎を解いていくアドベンチャーゲーム。ポインタで調べたい場所などを指したり、ミニゲームをプレイしたりと、Wiiリモコンを使った要素も盛り込まれている。ちなみに会場でプレイできる体験版では、殺人事件が起こるまでがプレイ可能。Wiiならではの推理方法などもあるのか、先が気になる。2007年春発売予定で、価格は未定。



【その他の出展社】
ポケモンはWii「ポケモンバトルレボリューション」の試遊台を設置。夏公開の映画の情報も出ていた アトラスはAC用カードゲーム「きらりんレボリューション ハッピー☆アイドルライフ」を出展
タカラトミーはAC「ゾイドカードコロシアム」の大会などのゲーム大会を実施 エポック社はテレビに接続する体感ゲーム「ドラえもん 体感タケコプター」を出展


□次世代ワールドホビーフェアのホームページ
http://www.whobby.com/
□関連情報
【2006年6月17日】「第24回次世代ワールドホビーフェア」開催
玩具やカード、女児向けコンテンツなど多様化の傾向
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060617/whf.htm

(2007年1月15日)

[Reported by 石田賀津男]



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