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本日到着! DEMO & PATCH~2004年12月13日~ |
「タントラ」は、中国産の武侠とも、国産の和風とも異なる、インド神話寄りのオリエンタル世界を題材にしたファンタジーMMORPG。スキルを“マントラ”、モンスターを“マーラ”といい、さらにカースト制、主神、カルマなどなど、宗教的な要素を数多く取り入れた世界観が非常に印象的である。
基本的なゲームデザインは、いわゆる“韓国系”の枠内にきっちり収まるオーソドックスな作り。インターフェイスなどは、韓国系MMORPGの代表作である「リネージュ 2」を意識しているようで、ほぼ同じといっても差し支えない。グラフィックスは、フル3Dだが、画面内のオブジェクトは比較的あっさり目で、ライティングやシャドウ効果はないため、32MBのビデオメモリが積まれたノートPCでも遊べるレベル。
ゲームの展開は、昨今の韓国系MMORPGがおしなべてそうであるように、お使い系クエストを主体としたチュートリアルを受けさせられる。チュートリアルで真っ先に教わるのはオートマクロの使い方で、1にターゲット、2に攻撃、3にアイテム回収を入れるように教わる。こうすることで123、123とテンポ良く押していくだけで、簡単にレベル上げができるというわけだ。
確かにこのオートマクロは便利なのだが、ゲームとしてはまったくおもしろくないし、外部ツールによるレベル上げを助長するようなこのシステムは感心しない。もっとも、マントラやアイテムを駆使して、ぎりぎりの敵を倒した方があらゆる点で効率がいいことは言うまでもない。
レベル10になると、一次職位への昇位が可能になる。昇位することで劇的に何かが変わると言うことはないが、4種8人のキャラクタカラーが徐々に鮮明になっていく。レベル30になると、主神を選択し、いわゆるギルドに相当するアシュラムへの加入が可能になる。そして主神戦へ、という流れになるようだ。つまり本格的なゲームはレベル30からスタートする、というわけだ。
すでにサーバーにはレベル30に達したユーザーも多数見受けられたが、レベル30はそれなりに高いハードルだ。延々敵を狩り続けるだけでは次第に飽きてくるので、定期的に街に戻り、各種クエストを進めながらじっくりプレイしていくといいだろう。
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画面はやや暗い雰囲気のものが多いがこれは夜のためで、昼になると明るくなる。キャラクタを一定時間操作しないと勝手に踊り出す。この遊び心がなかなかおもしろい |
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(2004年12月13日)
[Reported by 中村聖司]
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