発売元 Ubi Soft Entertainment
いよいよ北米で3月23日(日本では3月26日)に発売されるスニークアクションの大本命「Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow」のSinglePlay Demo。Rolling Demoなどで、今回もいいゲームに仕上がっていることは知っていたつもりだが、ダイナミックな演出と緻密な謎解きの数々にたちまち魅了され、ゲーム世界にぐいぐい引き込まれた。迷わず今月イチオシだ。
「Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow」は、一昨年世界中で激賞されたスニークアクション「Tom Clancy's Splinter Cell」の続編に当たるタイトル。一見アドオン風だが、前作とは完全に独立した単体起動が可能で、まったく新しいキャンペーンと、今回新しく実装された最大4人までのマルチプレイが堪能できる。
SinglePlayでは、Rolling Demoでも見られた、高速列車ミッションと、森林地帯のミッションの2ステージがプレイできる。高速列車ミッションは、政府のヘリからパリ、ニース間を走る高速列車に飛び乗ったところからスタートし、列車の天上に配置してある鉄の扉を空けて内部へと侵入していく。ターゲットは、列車に乗っているとある人物を捜し出すことで、車内に武装した複数の護衛のほか、多くの一般客が乗車している。誰かに見つかった瞬間にアウトという完全ステルスミッションだ。
見つかったらアウトということは銃器は使えず、乗客から姿を隠しつつ行動していくことになる。しかし、列車は当然一本道で、奥に行くためには、客席を通らざるを得ない。そこでどうするかというと、客席の下の配管部分や、側面のわずかな縁を使って奥へ奥へと進んでいくことになる。これがどうしようもないぐらいカッコイイ。側面を移動するシーンでは、複数の客席が窓側を向いており、うまくタイミングを見計らった上で移動しなければ見つかってしまう。こまめなセーブが欠かせないミッションだ。
列車の前方車両で目的の人物に会うと、その後、彼に掛かってきた電話の盗聴を行なうことになる。見つからないように彼を追跡し、護衛に見つからないように極限まで近づいて、集音マイクをあてる。まさに手に汗握るシーンだ。ラストは最前列の運転車両から列車上部に脱出し、待機しているヘリに飛び乗る。が、ここでも一波乱あり、実に劇的なシーンとなっている。相変わらず、抜群の演出といっていい。
2ステージ目のジャングルステージも、基本的にステルスミッションだが、ある程度銃器は使えるようになっていて、内容もそれほど難しくない。高速列車ステージで使えなかった銃器をふんだんに使ってうさをはらすといいだろう。ともあれ、相変わらずいいゲームだ。
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