開発/発売元 工画堂スタジオ
工画堂スタジオが3月25日に発売を予定しているリアルタイムストラテジー「羅刹 弐」のプロモーションムービー。プリレンダー仕様のオープニングムービーをダイジェストにしたもので、残念ながらプレイ映像は見ることができない。1年半ぶりの新作ということで、「羅刹」ファンはサウンドともども2分少々の映像を楽しむといいだろう。
「羅刹」シリーズは、50世紀末という遙かな未来の地球を舞台に、人類と異星人の戦いを描いたリアルタイムストラテジー。タイトルからはハードボイルド風のイメージを受けるが、実際は今回のムービーや店頭チラシを見ればわかるように、“女の子萌えの要素”を唐突な形で取り入れており、なんというか、このギャップがもの凄い。このギャップこそが一種の魅力になっているから不思議なゲームだ。
「羅刹 弐」では、そうした不思議な魅力の追求にさらに力が入れられているようで、プレスリリースにも「萌度(もえど)アップ!」というキャッチコピーが踊っている。要するに同作は、可愛い女の子を隊長に、萌え度たっぷりの女の子を傭兵として部隊に組み込み、総力を挙げて得体の知れない異星人を撃破していくという工画堂ならではのストラテジーゲームだ。
「羅刹 弐」は、「羅刹」、「羅刹 斬」のその後のストーリーを描いている。新たな侵略者ヴァダーとの戦いが中心になるという。新しい要素としては、選択したお頭(部隊長)によって個別のストーリーを用意し、傭兵も増員。お頭や傭兵たちとのスキンシップもあるなど、隊員とのコミュニケーションに力が入れられているようだ。
また、システム的には、フル3Dのグラフィックスを採用。生体装甲(隊員達が着衣する生物兵器)もフルポリゴンで描画し、好みの視点から自由に戦術を練ることができるという。今回のムービーでは、そのあたりの強化具合はまったく見ることができないのが残念。ぜひとも体験版の公開を期待したいところだ。
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