開発/発売元 Spellbound Entertainment
ドイツのデベロッパーSpellbound Entertainmentのガンシューティングゲーム「Smoking Colts」のPlayable Demo。グラフィックは2Dで、オーソドックスな内容だが、ついつい何度もプレイしてしまう味のあるガンシューティングだ。
「Smoking Colts」は、西洋ホラーではお馴染みの存在であるミイラ男やバンパイア、ゾンビ、狼男、首無し男、ガイコツ男などを自慢のコルト(オートマチック拳銃)で撃ち抜いていくというガンシューティング。
プレイスタイルこそ「バーチャコップ」や「ハウス・オブ・ザ・デッド」のようなガンシューティングに似通っているが、プレイした印象は電動で標的が出し入れされるような豪華な射的に近く、システムの古くささが逆にプレイ欲を大いにそそらせてくれる。
ゲーム内容は制限時間内にいかに多くの得点を稼ぐかというもので、ピアノの陰や時計の裏、額縁の中、床の穴、隣家の窓などなど、至る所から顔を出すモンスターたちを矢継ぎ早に撃ち抜き、得点を稼いでいくことになる。途中一瞬だけ出現するキーモンスターを倒すことで空から各種アイテムが振ってくる。これらをうまく活用することが重要だ。
ポピュラーなアイテムとしてはショットガンがある。ショットガンは一定範囲を一度に狙える非常に便利なアイテムで、ボーナスモードに突入する条件である小さなモンスターを撃ち抜くのに最適。あらかじめステージに埋め込まれている隠されたモンスターを捜し出すのにも最適で、手当たり次第バシバシ撃つ感覚が楽しい。
プレイできるステージは幽霊屋敷風の家屋が建ち並ぶ「Spook House」。ボーナスモードに突入すると、通常は見えない左右に移動して得点を稼ぎまくることができる。1プレイ数分ほどの短い内容だが、繰り返しプレイすることでじわじわおもしろさが増してくる。マシンスペックを問わずにプレイできるガンシューティングだ。
(C) 2003 Spellbound Entertainment AG
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