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本日到着! DEMO & PATCH

~2004年1月8日~


    【スニークアクション】
    「Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow」Rolling Demo [58.5MB]
  • 開発元 Ubi Soft Montreal
  • 発売元 Ubi Soft Entertainment

     2002年度を代表するスニークアクション「Tom Clancy's Splinter Cell」待望の続編「Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow」のRolling Demo。実行ファイル形式で、ファイルサイズも大きいため、当然リアルタイムレンダリングだろうと思ったら、全編プリレンダーでやや腰砕けだったが、抜群の内容で何度も繰り返し見てしまった。北米での発売時期は2004年3月。前作にも増して高い評価を受けそうな印象だ。

     「Tom Clancy's Splinter Cell: Pandora Tomorrow」は、映画やゲームですっかりお馴染みのジャック・ライアン/ジョン・クラークシリーズの著作で知られるTom Clancyを監修に迎え、彼独特のテクノスリラー路線をゲームとして再現したスニークアクションゲーム。

     前作が評価されたのは、彼が監修したからというよりむしろ、2002年当時の先端技術を惜しみなく投入した確かなゲームテクノロジーにあったが、Ubi Softは「Rainbow Six」の制作元Redstorm Entertainmentの買収以来、Tom Clancyシリーズに莫大な人材と予算を注ぎ込んでおり、その意味ではUbiが育てたブランド力の勝利と言い換えてもいい。

     前作はXboxで先行発売され、世界中で激賞されるに及んで、急遽PC版の発売を決めたという経緯があるが、今回はXbox、PS2、GC、PCの4プラットフォーム同時発売が予定されている。今回は日本法人も総力を挙げて日本語版を早期発売してくるものと見られるが、英語版がそのまま楽しめる環境にあるPCプラットフォームも同発リストに含まれたのは、純粋にPCゲーマーにとっては嬉しいニュースだ。

     さて、「Pandora Tomorrow」は、2の冠が付いていないことからもわかるように、グラフィックやゲームデザインは、前作をそのまま流用(エフェクト等は強化)しており、続編というより単体起動可能なアドオンといったほうが近い。中でも今回非常に楽しみなのはサム・フィッシャー並のステルス能力を備えたキャラクタたちによるマルチプレイモードの実装にある。

     その模様はムービーの最後のほうで見ることができるが、排水管をよじ登り、壁を利用して2階に飛び乗り、水道管にぶら下がり銃を構えて敵を待ち受ける、といった3次元アクションを駆使してのトリッキーなステルス戦の雰囲気がよく伝わってきて、なかなか興奮する。映像では画面映えするようにサーチライトを付けているが、実際は真っ暗な中で全員暗視スコープあるいはサーモスコープによるステルス戦になるのではないだろうか。

     キャンペーンモードの映像も緊張感たっぷりで、パリ、ロサンゼルス、ジャカルタ、エルサレム、ディリ(東ティモール)でのストイックなヒロイン サム・フィッシャーのスーパーアクションをダイジェストで見ることができる。ムービーでこれほどワクワクさせられるのは久しぶり。発売が楽しみな作品だ。

    (C) 2004 Ubi Soft、 Inc. All rights reserved. Ubi Soft Entertainment and the Ubi Soft logo are registered trademarks of Ubi Soft、 Inc. Splinter Cell is a trademark of Ubi Soft Entertainment、 Inc. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners Xbox is a trademark of Microsoft Corporation in the United States and/or other countries. Unreal Engine is a trademark of Epic Games Inc

    ダウンロードはこちら(3D Gamers)

圧巻なのは列車シーン。走行中ドアを開け、列車の側面を伝ったり、車輪の横の配管を伝ったりしている。このあたりのシチュエーション作りのうまさが同作最大の魅力と言っていい

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(2004年1月8日)

[Reported by 中村聖司]



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