・マニュアルにはちゃんと目を通しておこう
まず、このゲームのマニュアルにひと通り目を通しておくこと。これは非常に重要なポイントだ。場面によって操作方法が多少異なる本作においては、操作がわからない=敗北ということにつながることが非常に多い。マニュアルを読んでおくだけで、操作に関する知識は十分、といってもいいほどなので、ぜひ読んでおこう。
・コントローラの設定選択は精密射撃モードで!
ゲームを始めると、まず最初にコントローラの設定を選択しなくてはいけない。ここでは絶対に“精密射撃モード”を選択しておくこと。ビギナーの人は操作がシンプルと書かれた“簡易モード”を選びたくなるかもしれないが、どちらにしてもアナログスティックは両方使うので、実際は簡易モードと言ってもそれほどシンプルでもない。基本的にこのゲームにおいて“慣れ”てしまうことは大切な要素なので、最初から扱いやすい“精密射撃モード”を選んでおくに越したことはない。精密射撃モードとは、左のアナログスティックで前後、左右平行移動といった移動系の操作、右のアナログスティックで、上下、旋回といった照準系の操作を行なうもの。これはPCの3Dシューティングで王道的操作法でもある、キーボード+マウス操作とほとんど同じ形態だ。
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PCでFPSに慣れているプレーヤーなら、最初から“シールズ”に調整しておいてもいいだろう。自分好みにカスタムもできるので、シングルプレイを2~3面クリアするくらいまでに最適な設定を探しておこう
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・コントローラの照準移動速度について
タイトル画面から「OPTION→コントローラーオプション」を選択すると、照準の移動速度などを設定できる。最初は精密射撃モードのデフォルト値、“ルーキー”設定でも問題ないが、ある程度ゲームに慣れてくると、最初の設定では照準の移動速度が遅く感じられるようになる。マルチプレイで、後方からの攻撃に、とっさに振り向けないと感じるようになったら、この設定を変更しておきたい。デフォルトの設定モード“ルーキー”は遠目の敵に照準をあわせやすい反面、後方に振り向く速度がとても遅い。逆に照準速度が速い“シールズ”は微調整が難しくなっており、これで素早く正確に狙えるようになれれば、上級者の仲間入りと言えるだろう。
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障害物がまるでない丘の上や、広場、十字路の中央などはかなり危険だ。敵に見つかって狙われる範囲をできるだけ狭めるように、ゴキブリのように壁や障害物の間をへばりつくように移動したい
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・見通しの良い広い場所でボーッとしない 敵に狙われたら止まらずに動き続ける
こういったゲームでもっとも大切なのが、“敵よりも早く敵を発見する”ことだ。いかに敵に見つからずに行動して、イニシアチブを取るか? そのために覚えておきたいのは、見通しの良い広い場所や、障害物の少ない場所で留まる時間を極力減らすこと。丘の上へ出れば敵を探しやすいかもしれないが、逆に敵からも見つかりやすくなってしまう。広場の中央で敵を迎え撃とうとすれば、左右や背後から挟み撃ちを食らう危険も多くなる。こういった地形的不利な状況へ追い込まれないために、背中や側面は常に壁に接するようにしつつ、身を隠せる障害物を最大限活用するように。
また、いったん敵に発見され銃撃戦になったら、できるだけ動き回りながら攻撃したい。シングルプレイ序盤では、敵の射撃能力が低く、ヘタに動き回るよりもしゃがんだまま止まって反撃したほうが安全だったりするが、マルチプレイではしゃがんで狙っている人間と、動き回っている人間が同じ腕前通しで撃ち合いをすれば、しゃがんで動かない方が圧倒的に不利。シングルである程度射撃に慣れたら、動きながら敵を捕らえる練習をしていくといい。
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まずは照準の上下を目標の高さに合わせる。そして、左アナログスティックの平行移動で、目標に照準を合わせるように動けばいい。これを知っているだけで、だいぶ命中率がアップする。特にマルチプレイでは、これを知っているのと知らないのでは雲泥の差になる
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・銃撃戦時の基礎知識! とにかくあわてないこと
近距離~中距離で敵に発見されて、銃撃戦になった際、ビギナーは大慌てでトリガーを引き、銃をぶっぱなしながら照準を激しく動かしまくってしまいがちだ。ここで覚えておいてほしいのだが、敵を狙う際に命中率を高めるコツは、右のアナログスティックで照準をできるだけ“動かさない”ことなのだ。右アナログスティックでいくら敵を狙っても、特に動いている目標に着弾させるのは至難の業だ。それよりも、照準の上下をだいたい目標の高さに合わせ、後は左アナログスティックの左右平行移動で、目標の軸に合わせるように動く。つまり、左アナログスティックで敵を捕らえるように動くと俄然命中率がアップする。これを覚えると、特にマルチプレイで双方動き回りながらの銃撃戦で勝ち残りやすくなる。
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