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【バーチャロイド解説】
【APHARMD the HATTER】 アファームド・ザ・ハッター

RW武装名:ドラマティック・トンファー ver.SSS(近接のみ)

LW武装名:スーパー・ボム typeM

CW武装名:スーパーソニック・テンガロン

INFIGHT:10 SHOT(SHORT):2 SHOT(MIDDLE):1 SHOT(LONG):1 MOBILITY:7

装甲値:150

ダブルロックオン距離 CW:109 RW:79 LW:84

【APHARMD the HATTER】

支給条件:ドラマチックモードを難易度「VERY HARD」でクリアする

【VR概要】

 ドラマチックモードでは敵に捕らわれており、彼を助け出すところから物語が始まる。その彼が操るVRはアファームドJCをベースにしているが、頭部がテンガロンハットのようなパーツに換装され、見た目にも特殊なカスタマイズVRであることがうかがえる。また基本性能は格段に上昇しているものの、右手の射撃武装は取り除かれており、極度に近接戦闘に偏った設計がなされている。

【基本戦術】

・近接戦闘で押しつつ、スキがあればダッシュ近接攻撃を狙う

相殺・打ち消し性能の高い武装が多い。これを使ってうまく距離を詰めたい

 本機はアファームドJCをベースにしているものの、武装が大きく変更されている。まずRWの射撃武装を持っておらず、元々低い射撃能力はさらに削られている。ターボCWもテンガロンハットを射出する攻撃に変わっており、ソニックウェーブとは特性も大きく異なる。ここではアファームドJCとの関連は考えず、別のVRとして攻略していく。

 まず射撃についてだが、冒頭でも述べている通り、RWの射撃武装がない。使用できる武装はLWとCWになるが、LWはナパーム、CWはソニックウェーブなので、いずれも大ダメージを取れるような武装ではない。本機を使う上では、射撃武装は接近するための布石だと割り切って考えるべきだ。相殺・打ち消しのための武装としては非常に優秀で、特に立ちCWのソニックウェーブは、エンジェランの立ちLWと同等の高い相殺・打ち消し性能を持っている。またターボCWはテンガロンハットを射出するが、こちらはさらに相殺・打ち消し性能が高い。ターボ攻撃にしてはスキが小さく、ダメージも本機の射撃武装では例外的に高い。もし遠距離で敵がスキを見せたときには、これで追撃してみてもよい。

 ダッシュ攻撃には大ダメージになるものはないが、ダッシュ攻撃の旋回が非常に早い。手動で旋回入力をしていなくても、真後ろの敵を攻撃することも可能だ。敵に接近する際にも細かいダメージを与えておくならば、前ダッシュLWや前ダッシュCWも有効だ。

AIのハッターも多用していたダッシュ近接攻撃。使えばその強さは一目瞭然

 本機の主なダメージ源となるのは、やはり近接戦闘だ。近接攻撃時はトンファーがかなり伸びるため、攻撃範囲も意外に広い。その恩恵を特に強く受ける攻撃がダッシュ近接攻撃だ。敵機として登場したハッターを見れば一目瞭然だが、ダッシュ近接攻撃の攻撃力の発生が非常に早く、また範囲もかなり広い。ダッシュ近接攻撃はそれ自体に慣れが必要だが、敵のダッシュする方向に合わせて移動していれば、狙えるタイミングは見えてくる。あとは敵の攻撃を避けつつ、うまく横を通り過ぎるようなダッシュをしながら、敵のいる方向にダッシュ近接攻撃を出すだけでよい。こちらの移動速度が速いので、敵の射撃のスキなどに斬り込めれば、ガード姿勢をとられることもない。

 もちろん通常の近接戦闘も非常に強力だ。こちらもトンファーの長さを生かして戦うために、近接LWと近接CWを中心に使っていきたい。またターボ近接攻撃の中でははLWがお勧め。攻撃力の発生が比較的早く、ダメージも大きい。ただし攻撃範囲は狭いので、敵がガードを固めている時などに絞って使用したほうがよい。もし敵が近接攻撃を嫌って距離を取ろうとするならば、追いかけてダッシュ近接攻撃を狙うか、ターボCWで追撃していく。接近したら逃がさないつもりで戦いたいので、無理に追撃せずダブルロックオン距離まで再接近することを優先してもよい。状況にあわせて柔軟に対処していきたい。

【主要武装の紹介】

ターゲットを変えて遠距離の敵に投げつければ、手軽に援護ができる

・前ダッシュLW
ダメージ0.1% LWゲージ70%消費

 ターゲットに向けてボムを投げつける。射程は約900。

 VRの旋回性能が高いため、真後ろの敵にも投げられる。近距離ではほとんどダメージを与えられないが、距離が約100以上離れた位置から射出された場合、ダメージは10.0%に上昇する。

 

相殺・打ち消しを期待しながらも、意外にダメージも狙える攻撃だ

・立ち/歩きCW
ダメージ7.2% CWゲージ70%(2発分)消費

 ソニックウェーブを2発射出する。射程は約500。

 相殺・打ち消し能力が非常に高く、テムジン707SのターボCWすら打ち消してしまう。2発射出されるので命中すればダメージも2倍になる。牽制としてはかなり優秀な武装なので、敵に接近する際には惜しまず使っていきたい。

 

見た目は帽子でもダメージはかなり大きい。攻めのアクセントとして使いたい

・ターボCW
ダメージ40.1% CWゲージ100%消費

 テンガロンハットを前方に射出する。射程は約450。

 本機の射撃武器の中では、飛びぬけて攻撃力が高い。また相殺・打ち消し能力にも非常に優れており、エンジェランの立ちLWですら打ち消してしまう。射出時の硬直はそれほど長くないので、距離が離れたときには狙ってみる価値はある。

 

ガードの固い敵をダウンさせるならこの攻撃。回り込みターボ近接で使えば安全だ

・ダッシュ近接RW
ダメージ34.4% ゲージ不要

 ダッシュしたまま右手のトンファーで斬りつける。

 攻撃力の発生が早く、攻撃範囲も広いため、ダッシュ近接攻撃としては非常に使いやすい。前方まで攻撃判定が発生するので、タイミングを合わせれば正面の敵にも攻撃できる。

 反対側の敵を狙うダッシュ近接LWはダメージ33.8%。性能もほぼ左右対称と見て問題ない。

ガードの固い敵をダウンさせるならこの攻撃。回り込みターボ近接で使えば安全だ

・ターボ近接LW
ダメージ40.7% ゲージ不要

 鋭いキックを何発も繰り出す。距離84以内で使用可能。

 ターボ近接攻撃の中では攻撃力の発生が早い。ガードの固い敵をダウンさせたり、少しでも大きなダメージを狙いたい時に重宝する。攻撃範囲が狭く、回り込みターボ近接攻撃にしていないと硬直が長いので、ダッシュなどで避けられた場合の反撃が怖い。

 

【特殊技】

距離150程度まで接近した時がチャンス。不意打ちを食らわせてやろう

・キック・ザ・ドラマティック
ダメージ50.0% CWゲージ100%時のみ使用可能、全ゲージ100%消費

 空中前ダッシュCWで発動。射程は約180。

 正面に向かって、回転しながらキックを放つ。近接攻撃判定なのでガードが可能。障害物だけでなく、上り坂でも停止する。

 名称は変わっているが、アファームドJCのキック・ザ・ダイナミックと同様の攻撃だ。全ゲージを消費してしまうというリスクがあるものの、近接攻撃に特化した本機ならば、積極的に狙っていく価値はある。外した時には素早く近接攻撃へ移行するようにしたい。

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年8月8日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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