開発/発売元 スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏の「オープンβついに開始です。実は、密かな自信作です。全く新たな分野、突き抜けた世界観? 楽しんでください。夜露死苦。」という、異例の夜露死苦コメントと共にスタートした「疾走、ヤンキー魂。」オープンβテスト。さっそくプレイしてみたので、インプレッションをお届けしておきたい。
オープンβの最大の目玉は、学園ライフの充実ということで、サーバーにログインすると、まず最初に学校に行って学科を選んでくるようにせかされる。学校に入ると、広々とした廊下マップに移動し、普通科から順番に、デザイン科、商業科、工業科、体育会系科の教室が並んでいる。
選んだ学科によってキャラクタのパラメータやスキルなどに差が出てくるようだが、具体的な内容はある程度シナリオを進めなければわからないようだ。また、学科を決めてもすぐ授業が始まるわけでなく、どうやらここに定期的に通うことで学科別のクエストを受けることができるようだ。
なお、校内にあるプールにもいけるようになっている。水槽内は特攻服など通常着では入ることができず、いったん更衣所で水着に着替える必要がある。水着は、校内に売店がないため、街のショップで購入する必要がある。ちなみにヤンキー(男)で、女子更衣室に入ろうとすると先生に怒られる。
水着を買うには男気が必要というわけで、序盤は親友ゆうじの案内に従い、自転車をキコキコ漕いで総男気を稼ぐことになる。DEMO版に比べて、レベルアップに必要な距離は短くなっていて、各所に点在するNPCにひととおり話しかけていくだけでレベル2になれる。
なお、デフォルト設定ではフォーメンションバトルは「有り」の状態になっているが、オープンβではエンカウント率が上がっているようで、このままだとひっきりなしに戦闘になる。バトルに勝利すると総男気ポイントが一気に稼げるので、レベルアップの近道になるが、フォーメーションやバトル技が限られる序盤ではほとんど勝てない。序盤はバトルは「無し」にして素直にキコキコしたほうがいいだろう。
サーバー(ワールド)の数は15も用意されているため、初日にもかかわらずそれほど混み合っている印象はない。マップ切り替え時に若干もたつきが感じられるが、全体としては予想したほど重くもなく、比較的快適にプレイすることができた(今後どうなるかは補償の限りではないが)。細かいところでは、移動時の引っかかりが緩和されていて、移動しやすくなっている。今なら無料で試せるので、和田社長肝いりのMMOをぜひ一度体験してみよう。
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