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【バーチャロイド解説】
【10/80 adv】 テン・エイティ adv

RW武装名:CGS type b2/e

LW武装名:パワーボム Mk.2

CW武装名:CGS type b2/e

INFIGHT:7 SHOT(SHORT):5 SHOT(MIDDLE):3 SHOT(LONG):2 MOBILITY:6

装甲値:81

ダブルロックオン距離 CW:94 RW:69 LW:76

【10/80 adv】

支給条件:自機の走行距離が[3000]kmに達する

【VR概要】

 本作に登場するVRの中で、最も装甲の薄いVR。機動力や近接攻撃の性能はテムジン707Jと同等だが、射撃面では圧倒的に劣る。「オラトリオ・タングラム」登場時から比較すると、バーティカルターンは使用できるようになっている。しかし、他のVRとの性能差は依然として大きい。近接戦闘能力をどこまで発揮できるかが勝負の鍵となる。

【基本戦術】

・機動性の高さを生かして接近戦に持ち込む

牽制の動きはテムジン707Sとそれほど変わらないが、接近する意識をより強く持つこと

 本機はテムジン系の旧型機という位置づけであるため、性能を低く抑えられている部分が多い。装甲値は全VR中で最低で、ライデン系VRのターボCWでは80%近くのダメージを受けてしまうほどだ。また射撃武装はどれもダメージが低く、テムジン707Sのように前ダッシュ攻撃を主体とした攻撃スタイルは取りづらい。長所としては、機動力はテムジン707Jとほど同等で動きにはクセがない点、それと近接攻撃はテムジン707Sとほぼ同等の武装が揃っている点だ。

 歩き状態での射撃武装はテムジン707Sに近いが、RWが大きく変化している。歩きRWはマイザー系のような細かいバルカンになっており、単発のダメージは小さいものの、牽制には有効。これと歩きCWのソードウェーブでプレッシャーをかけつつ、近接戦闘へ持ち込むため接近していく。歩きLWのボムも多くの攻撃を打ち消すので、敵の攻撃が激しいときに混ぜておくと戦いやすい。

近接戦闘は本機の要。装甲の薄さは気になるが、ここで引いてはダメージを奪えない

 遠距離戦では、テムジン707S以上に戦いにくい。歩きRWやCWで牽制をするにしても、距離300程度までは接近しておかないとほとんど効果がない。ターボ系の射撃ならば射程の届くものもあるが、まずは得意な距離まで接近することを優先したい。いずれにしても射撃はダメージを稼ぐものではなく、あくまで近接攻撃への布石と考えておくべきだ。

 敵がスキを見せたときの対処だが、ダッシュ攻撃はどれもダメージが低い。前ダッシュRWは当てればダウンを奪えるものの、旋回角度が狭く、命中させたときのダメージもかなり低い。近距離の敵であれば無理に射撃せず、近接攻撃に持ち込むほうが得策だ。距離がある場合はターボCWやターボRWを狙ってみるのも手だが、いずれも硬直があるので余裕のある時に使うこと。装甲が薄い分、無理な攻めは控えるようにしたい。

 近接距離では、テムジン707Sと同様の近接攻撃を行なえる。全体的にダメージはやや低下しているが、攻撃力の発生が早くなっているので、戦いやすくなっている。装甲の薄さを考えると有利とは言いがたい局面も多いが、近接戦闘で押されているようでは勝機はない。近接LWを主軸として攻めつつ、ガードの固い相手にはターボ近接RWでダウンを奪うなどして、敵に主導権を握らせないように攻め続けたい。

【主要武装の紹介】

連続で射出されるので敵の回避を促しやすい。そのスキに接近して近接戦闘を仕掛けていく

・歩きRW
ダメージ2.4% RWゲージ6%消費

 バルカンを射出する。射程は約370。

 トリガーボタンを押したままにすると最大で12連射する。連続ヒットするのでダメージもその分上乗せされるものの、それほど誘導性も高くはないので回避されやすい。射出時のスキがほとんどなく、ゲージ消費量も小さいので、牽制に使いやすい。ちなみに立ち状態で使用すると連射力とダメージがアップする。


さまざまな攻撃を打ち消してくれるので、壁になるようにうまく使っていこう

・立ち/歩きLW
ダメージ0.6% LWゲージ70%消費

 ボムを前方に投げる。地面に落ちた時(距離約150)、または敵がボムに近づいた時(直撃する前に爆発する)に爆発して、球状の爆風を発生させる。

 性能はテムジン707Sのものとほぼ同等。ダメージはほとんどないので、敵の攻撃を防ぐために利用する。ボムの中を走るようにして接近するという手もある。

敵がスキを見せたら積極的に狙っていこう。ただし射出中の硬直には注意

・ターボCW
ダメージ21.0% CWゲージ100%消費

 ソードウェーブを射出する。射程は約500。

 本機の射撃武装の中では最大の攻撃力を持ち、相殺・打ち消し性能はテムジン707Sのものと同等とかなり強力。命中してもダウンさせることは少ないが、追加効果としてしびれ効果を発動させることが多い。ただし、しびれている時間は短く、敵が真正面にいる場合にターボRWで追撃しても回避されることが多い。

比較的スキが少なく、連射も可能なレーザー兵器。特性を理解して使おう

・ターボRW
ダメージ12.5% RWゲージ18%消費

 真正面にレーザーを射出する。射程は約1,580。

 射出時に左右への角度補正は行なわれないので、敵を正面に捉えていないと命中しない。この種類のレーザー兵器としては攻撃力はかなり低いが、代わりにゲージ消費量は非常に少ない。また射出までの時間が短く、弾速も速いため、角度が合っていれば狙える場面も多い。射撃武装の少ないVRなので、敵の背後を取ったときなどには積極的に使っていきたい。

 

ダメージは近接CWと同等。回り込みターボ近接が使えるならばこちらで攻めたい

・ターボ近接RW
ダメージ37.5% ゲージ不要

 低くしゃがみこむような姿勢で、右から左へソードを振る。射程69以内で使用可能。

 攻撃範囲が広く、発生もターボ攻撃の中では早め。命中したときのダメージも大きいが、ガードの固い敵を攻める際には特に優秀。通常の近接LWで敵の足を止めたところで、回り込みターボ近接で使用すると回避されにくい。

【特殊技】

歴代の「バーチャロン」でもおなじみの技。ダメージは大きいが、扱いは非常に難しい

・グライディング・ラム
ダメージ55.1% 全チャージ100%時のみ使用可能、全チャージ100%消費

 空中前ダッシュ両トリガーで発動。前方にソードを振り下ろし、その姿勢で一直線に突進する。近接攻撃判定なのでガードが可能。障害物や上り坂に接触すると止まる。

 誘導性能はなく、発動時の向きにまっすぐ進むため、遠距離では容易に回避されてしまう。テムジン707Sのブルースライダーと同様に、近距離で低空ダッシュから使用すればチャンスはある。ただしソードの振り下ろすモーションが終了するまでは攻撃力が発生しないため、距離150以内で発動すると敵の頭上を素通りしてしまう。

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
CHARACTERS (C) AUTOMUSS CHARACTER DESIGN KATOKI HAJIME

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
http://www.hitmaker.co.jp/
□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年8月8日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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