発売元 Disney Interactive
Disney Interactive久々の新作となる「TRON 2.0」のPlayable Demo。同作は、'82年に公開された同名のSFCG映画世界を、最新の3Dテクノロジーで甦らせた作品として、発表時点から高い注目を集めていたタイトルだが、8月26日に北米でいよいよ発売となる。グラフィックエンジンも「No One Lives Forever 2」で高い評価を受けたLithtech Jupiterエンジンの最新バージョンが使用されている。今月イチオシのアクションシューティングだ。
「TRON 2.0」は、ENCOMの若きコンピュータエンジニアのJet Bradleyとなり、さまざまな謎を解いていくアクションアドベンチャー。ユニークなのは、ゲームの舞台が、「Ma3a」なるコンピュータの内部、つまりデジタル世界になっているところ。しかもそれが'82年当時の表現になっているところがおもしろい。「アニマトリックス」を見た後だとなおさらスタイルに違いが感じられて興味深い。
ゲーム視点は一人称視点固定で、「ディスク」と呼ばれる円形の武器を使って、敵を倒していく。ディスクは投げるだけでなく、盾にしたり、直接殴りつけたりといった使い方も可能。投げたディスクは、壁を跳ね返って戻ってくるが、投げた位置によっては、戻ってくるまでにとてつもなく時間が掛かったりして、このあたりに戦術性が感じられる。
Demoでは、シングルプレイとマルチプレイが楽しめる。シングルプレイでは短いチュートリアルステージをクリアすると、Demoステージがスタートする。ステージの途中にはさまざな効果があるパワーアップカプセルが浮遊しており、これを逃さずアクセスすることでJetを強化することができる。
F1キーを押すと「Vaporware」画面に移行でき、ここでメモリの空きスロットにコードを組み込んで、機能強化を図ることができる。メモリスロットは拡張することも可能で、「ファイナルファンタジー X」的なパワーアップシステムといえる。武器は数字キーで着替え可能だ。
先述したようにグラフィックエンジンはLithtech Jupiterエンジンの最新バージョンが使用されているため、クオリティは抜群。また、サウンドやサウンドエフェクトも非常に凝っており、スムーズにゲーム世界に入っていける。なお、肝心のゲーム難易度は若干高め。というより主人公Jetが撃たれ弱すぎる。まずはEasy難易度から始めてみるといいだろう。
TRON(R) Owned by Cooper Industries, Inc. and used by permission. (C)Disney
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